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公開番号2024079424
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-11
出願番号2022192364
出願日2022-11-30
発明の名称液体吐出装置
出願人ブラザー工業株式会社
代理人個人,個人
主分類B41J 2/165 20060101AFI20240604BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】前述された事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ワイパの取付部材の取付の適否を識別可能な液体吐出装置を提供する。
【解決手段】 液体吐出装置100は、ノズル面50に位置するノズル38Aから液体を吐出可能なヘッド38と、ワイパと、ワイパを支持するワイパホルダ61Cと、ワイパホルダ61Cを着脱可能に保持する保持部材と、保持部材に位置するセンサと、を備えており、センサは、保持部材に装着された装着状態のワイパホルダ61Cを検知したことに応じて第1信号を出力し、ワイパホルダ61Cを検知しないことに応じて第2信号を出力する。
【選択図】図14
特許請求の範囲【請求項1】
ノズル面に位置するノズルから液体を吐出可能なヘッドと、
ワイパと、
上記ワイパを支持するワイパホルダと、
上記ワイパホルダを着脱可能に保持する保持部材と、
上記保持部材に位置するセンサと、
を備えており、
上記センサは、上記保持部材に装着された装着状態の上記ワイパホルダを検知したことに応じて第1信号を出力し、上記ワイパホルダを検知しないことに応じて第2信号を出力する液体吐出装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
上記センサは、第1位置と第2位置に移動可能なアームを有しており、
上記アームは、外力が加わらない状態において上記第1位置に保持されており、
上記装着状態の上記ワイパホルダは、上記アームに当接することにより、上記アームを上記第2位置に保持する
請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項3】
上記ワイパホルダは、フックを有しており、
上記保持部材は、上記フックに係合する係合穴を有しており、
上記フックが上記係合穴に係合することにより、上記ワイパホルダが上記装着状態となる請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項4】
上記フックは弾性変形可能であって、係合片を有しており、
上記係合穴は、上記ワイパホルダが上記保持部材に取り付けられる向きに沿って延びる壁材に位置しており、
上記係合片が上記壁材と当接することにより上記フックが弾性変形し、上記係合片が上記係合穴に位置することにより上記フックの弾性変形が復元して上記係合穴に係合する請求項3に記載の液体吐出装置。
【請求項5】
上記フックは、持ち手をさらに備える請求項4に記載の液体吐出装置。
【請求項6】
上記保持部材は、洗浄液が流通する流路をさらに備えており、
上記流路は、一部が外部に開口する第1流路と、当該第1流路との接続口を有する第2流路と、を有しており、
上記ワイパホルダは、突片をさらに有しており、
上記装着状態において、上記突片は、上記接続口付近の上記第1流路に進入する請求項4に記載の液体吐出装置。
【請求項7】
上記接続口付近の上記第1流路は、凹部を備えており、
上記接続口は、上記凹部の底面よりも開口側に位置しており、
上記突片は、上記装着状態において、その先端が上記接続口よりも上記底面側に位置する請求項6に記載の液体吐出装置。
【請求項8】
上記保持部材は、側壁を有する箱形状であり、
上記側壁は、貫通孔を有する請求項6に記載の液体吐出装置。
【請求項9】
上記保持部材は、上記貫通孔の位置する上記側壁の外面側に位置する吸水部材をさらに備えている請求項8に記載の液体吐出装置。
【請求項10】
上記係合穴は、上記側壁に位置しており、
上記貫通孔は、上記係合穴と連続している請求項8に記載の液体吐出装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ノズル面のメンテナンスに用いられるワイパを備える液体吐出装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
液体吐出装置の一例として、ヘッド面(ノズル面)に付着している付着物を払拭するワイパを備える液体噴射装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。ワイパ支持部材は、ノズル面まで移動される。ワイパ支持部材は、ワイパがノズルに接触することにより、ノズル面の汚れが払拭される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-104979号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ワイパは、ワイパ取付部材によって、ワイパ支持部材に着脱可能に取り付けられている。ワイパが交換されることにより、ワイパの払拭能力が維持される。ワイパの交換において、ユーザがワイパ取付部材をワイパ支持部材の適切な位置に取り付けないと、ワイパ取付部材がノズル面に接触するおそれがある。
【0005】
本発明は、前述された事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ワイパの取付部材の取付の適否を識別可能な液体吐出装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1) 本発明に係る液体吐出装置はノズル面に位置するノズルから液体を吐出可能なヘッドと、ワイパと、上記ワイパを支持するワイパホルダと、上記ワイパホルダを着脱可能に保持する保持部材と、上記保持部材に位置するセンサと、を備えており、上記センサは、上記保持部材に装着された装着状態の上記ワイパホルダを検知したことに応じて第1信号を出力し、上記ワイパホルダを検知しないことに応じて第2信号を出力する液体吐出装置である。
【0007】
センサが保持部材に装着されたワイパホルダを検知する。センサから出力される信号が第1信号であるか、第2信号であるかによってワイパホルダが取り付けられているか否かを識別できる。したがって、保持部材へのワイパホルダの取付の適否を識別できる。
【0008】
(2) 上記センサは、第1位置と第2位置に移動可能なアームを有しており、上記アームは、外力が加わらない状態において上記第1位置に保持されており、上記装着状態の上記ワイパホルダは、上記アームに当接することにより、上記アームを上記第2位置に保持するのが好ましい。
【0009】
上記構成によれば、アームの位置によって、保持部材へのワイパホルダの取付の適否を識別できる。
【0010】
(3) 上記ワイパホルダは、フックを有しており、上記保持部材は、上記フックに係合する係合穴を有しており、上記フックが上記係合穴に係合することにより、上記ワイパホルダが上記装着状態となるのが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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