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公開番号
2024075227
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-06-03
出願番号
2022186508
出願日
2022-11-22
発明の名称
液体を吐出する装置
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
主分類
B41J
2/165 20060101AFI20240527BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】印字動作を中断することなくキャップの洗浄を行うことができ、かつ洗浄機構を独立して容易に着脱することができる液体を吐出する装置を提供する。
【解決手段】被吐出媒体に液体を吐出する液体吐出ヘッド34と、液体吐出ヘッド34が搭載され、主走査方向に往復移動可能なキャリッジ33と、キャリッジ33を移動可能に支持するガイド部材31と、液体吐出ヘッド34の吐出面に当接して吐出面を密閉するキャップ部材81と、キャップ部材81に接続された吸引手段82と、キャップ部材81に洗浄液を滴下するキャップ洗浄手段10と、を備え、キャップ洗浄手段10は、洗浄液80を供給する流路13と、洗浄液80を滴下させる滴下部12と、流路13及び滴下部12を保持するホルダ部材11と、を有し、ホルダ部材11がガイド部材31に対して着脱可能に装着される液体を吐出する装置。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
被吐出媒体に液体を吐出する液体吐出ヘッドと、
前記液体吐出ヘッドが搭載され、主走査方向に往復移動可能なキャリッジと、
前記キャリッジを移動可能に支持するガイド部材と、
前記液体吐出ヘッドの吐出面に当接して前記吐出面を密閉するキャップ部材と、
前記キャップ部材に接続された吸引手段と、
前記キャップ部材に洗浄液を滴下するキャップ洗浄手段と、を備え、
前記キャップ洗浄手段は、前記洗浄液を供給する流路と、前記洗浄液を滴下させる滴下部と、前記流路及び前記滴下部を保持するホルダ部材と、を有し、前記ホルダ部材が前記ガイド部材に対して着脱可能に装着されることを特徴とする液体を吐出する装置。
続きを表示(約 500 文字)
【請求項2】
前記キャップ洗浄手段を前記キャップ部材と対向する位置へ弾性的に付勢する付勢部材を備えることを特徴とする請求項1に記載の液体を吐出する装置。
【請求項3】
前記付勢部材は、一方端側が前記ホルダ部材に接続され、他端側が筐体に固定された状態で主走査方向に伸縮可能な部材であることを特徴とする請求項2に記載の液体を吐出する装置。
【請求項4】
前記キャップ洗浄手段は、前記キャリッジが前記キャップ部材と前記吐出面とが接触する位置に移動したとき、前記キャリッジの押圧により前記キャップ部材と対向する位置から退避することを特徴とする請求項1または2に記載の液体を吐出する装置。
【請求項5】
前記キャップ洗浄手段のみを着脱可能であることを特徴とする請求項1または2に記載の液体を吐出する装置。
【請求項6】
前記キャップ洗浄手段は、前記洗浄液を送液するポンプを備え、
前記ポンプは、前記洗浄液の滴下を停止するとき、駆動モーターが停止後に逆転動作を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の液体を吐出する装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、液体を吐出する装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
液体を吐出する装置として、例えば、用紙等の被吐出媒体にインク等の液滴を吐出する液体吐出ヘッドを備えたインクジェット記録装置が知られている。
このような液体を吐出する装置において、液体吐出ヘッドの吐出面(ノズル面)を被覆するキャップ部材を備え、印字(記録、画像形成等ともいう)の動作を行わないときにキャップ部材により吐出面を被覆し、インクの乾燥を防止したり、キャップ部材に接続されたポンプにより吸引を行うことで目詰まりを防止したりする技術が知られている。
【0003】
近年、インクジェット技術の広がりとともに多様なインクが使用されるようになっている。インク種によっては、粘度が高い、溶解性が低い、速乾性に優れる等の特性を有するものや、キャップ部材に付着しやすいものがあり、キャップ部材に付着したインクが経時で固着・堆積してしまう場合がある。これに対し、キャップ部材に固着・堆積したインクを洗浄する機構が提案されている(例えば、特許文献1~4参照)。
【0004】
特許文献1では、キャリッジをキャップの上を往復走査させ、装着したローラによってキャップを清掃し、キャップに付着した異物の除去を行うことが記載されている。また、特許文献2では、着色料を含む液滴を吐出するノズルを密閉して吸引する吸引キャップを備え、吸引キャップが着色料を含まない液滴を吸引することにより洗浄されることが記載されている。
【0005】
特許文献3では、クリーニング処理において、空吸引処理の後にキャップ部材下流側インク経路に液体を充填する技術が記載されている。また、特許文献4では、キャップを、ノズル面を覆う位置と洗浄液槽に収容された洗浄液に浸かる洗浄位置との間で移動させる駆動機構を備える構成が記載されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、キャップに付着したインクは、印字中にキャップが開放状態で長時間放置されることで乾燥が進行して固着しやすくなるため、印字中の任意のタイミングで洗浄できることが望ましい。
【0007】
しかし、特許文献1及び2の装置では、キャップを洗浄するための洗浄液注入機構を備えたキャリッジをキャップ上に移動し、洗浄液を注入してキャップを清掃する構成のため、洗浄のために印字動作を中断しなければならないという課題がある。
【0008】
一方、特許文献3及び4の装置では、液体吐出ヘッドを搭載したキャリッジとは独立したキャップ洗浄機構を備えているため、印字動作を中断することなくキャップの洗浄を行うことが可能である。
【0009】
しかしながら、キャップ側に予め洗浄液供給機構を実装しておくことは、インク種によってキャップ洗浄が不要となる場合には余計なコストとなる。また、キャップ側の交換が必要となった際に、洗浄液注入機構も併せて交換する必要が生じてしまう。さらに、キャップ吸引機構と洗浄液注入機構が合体した構成は機構が複雑となり、交換時の操作が困難となるという課題がある。
【0010】
そこで本発明は、印字動作を中断することなくキャップの洗浄を行うことができ、かつ洗浄機構を独立して容易に着脱することができる液体を吐出する装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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