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公開番号
2024137778
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-07
出願番号
2024033222
出願日
2024-03-05
発明の名称
印刷装置
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
主分類
B41J
11/06 20060101AFI20240927BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】印刷範囲にある印刷対象の高さを簡単に調整可能な印刷装置を提供する。
【解決手段】印刷対象を支持可能な第1平面を有する第1支持体であって、第1支持体の第1平面の所定複数個所に位置決め部(溝部40a)を有する第1支持体(第1プラテン40)と、印刷対象を支持可能な第2平面を有する第2支持体であって、第2平面を第1平面よりも高い位置に保持した状態で、所定複数個所の位置決め部に対して選択的に位置決め可能な被位置決め部(突起部46a)を有する第2支持体と(第2プラテン46)、を有することを特徴とする印刷装置1である。
【選択図】図2D-B
特許請求の範囲
【請求項1】
印刷対象を支持可能な第1平面を有する第1支持体であって、当該第1支持体の前記第1平面の所定複数個所に位置決め部を有する第1支持体と、
印刷対象を支持可能な第2平面を有する第2支持体であって、前記第2平面を前記第1平面よりも高い位置に保持した状態で、前記所定複数個所の位置決め部に対して選択的に位置決め可能な被位置決め部を有する第2支持体と、
を有することを特徴とする印刷装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記第1支持体の前記位置決め部が、前記第1平面にマトリックス状に形成されていることを特徴とする請求項1の印刷装置。
【請求項3】
前記位置決め部がマトリックス状の溝部によって形成され、当該マトリックス状の溝部によって前記第1平面がマトリックス状に並んだ複数の矩形板状部に形成されていることを特徴とする請求項2の印刷装置。
【請求項4】
前記位置決め部がマトリックス状に並んだ複数の円柱状の凸部によって形成され、当該凸部の上面に前記第1平面が円形に形成されていることを特徴とすることを特徴とする請求項2の印刷装置。
【請求項5】
前記第2支持体が、前記所定複数個所の位置決め部の少なくとも2つに対して位置決め可能な2つの前記被位置決め部を有することを特徴とする請求項1の印刷装置。
【請求項6】
前記第2支持体が、前記第1支持体の矩形板状部に対応した大きさの矩形板状に形成されると共に、当該矩形板状の第2支持体の四辺の下部に、前記矩形板状部の周囲の前記マトリックス状の溝部に嵌合可能であって前記被位置決め部となる突起部が形成されていることを特徴とする請求項3の印刷装置。
【請求項7】
前記第2支持体が、前記第1支持体の前記円柱状の凸部に嵌合可能な円筒状の前記被位置決め部を有することを特徴とする請求項4の印刷装置。
【請求項8】
前記第1支持体の前記円柱状の凸部の外周面に雄ネジが形成されていると共に、前記第2支持体の前記円筒状の被位置決め部の内周面に雌ネジが形成され、前記第2支持体の前記円筒状の被位置決め部を回転させて前記雄ネジと前記雌ネジを螺合させることで、前記円筒状の被位置決め部を前記位置決め部である円柱状の凸部に位置決め可能とされていることを特徴とする請求項7の印刷装置。
【請求項9】
前記第2平面の一端部が柱部を介して前記第2支持体の本体に連結されていることを特徴とする請求項1の印刷装置。
【請求項10】
液体を吐出する吐出部を備え、前記第1支持体の上方において水平方向に移動可能なキャリッジと、
前記第1支持体を水平移動及び上下移動する移動手段と、
前記第1支持体にセットされた印刷対象の高さを検知する高さセンサと、
前記高さセンサの検知結果に基づいて前記移動手段によって前記第1支持体を上下移動することで前記キャリッジと前記印刷対象との間隔を調整可能にしたことを特徴とする請求項1の印刷装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、印刷対象を支持可能な第1支持体と第2支持体を有する印刷装置に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)
【背景技術】
【0002】
印刷装置として、例えばTシャツなどの布地に印刷を行う捺染装置がある。印刷対象としてのTシャツ、靴下、ハンカチなどは、形状やサイズが必ずしも一定ではない。そのため、印刷対象を保持部材(プラテン)にセットするときに皺が発生し易くなるという課題がある。
【0003】
そこで、この種の捺染装置として、従来、特許文献1(特開2021‐138042号公報)のように、印刷対象を支持する複数の支持体を備え、複数の支持体は、第1方向及び当該第1方向と交差する第2方向に並べて配置され、支持体は、少なくとも、第1位置と、当該第1位置とは異なる第2位置とに移動可能であることを特徴とする印刷装置が知られている。
【0004】
また、特許文献2(特開2003-311938号公報)のように、被印刷体の印刷面がセットされる平板状のプラテンが、印刷面に印刷をする印字ヘッドに対して所定の間隙を保持して、第1の位置と第2の位置の間を水平に移動して印刷が行われるインクジェットプリンタの印字ヘッド干渉物検出方法において、プラテン移動時に移動方向に直交する前記印刷面上の干渉物をセンサで検出することを特徴とする印字ヘッド干渉物検出方法が知られている。
【0005】
また、特許文献3(特開2004-291399号公報)のように、布帛の表面に対しインクを吐出するインクジェットヘッドと、布帛をセット可能で、セットしたときにインクが吐出される第1の表面を形成する第1のプラテンとを備え、インクジェットヘッドと第1のプラテンとが所定の距離を維持しながら相対的に移動することにより、第1のプラテンにセットされた第1の表面に所望の画像を印刷するインクジェット式布帛印刷装置において、第1のプラテンには、布帛(Tシャツ)に形成されたポケット部をセット可能であって、ポケット部をセットしたときにインクが吐出される第2の表面を形成される第2のプラテンを、着脱可能に備えた印刷装置が知られている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、印刷対象における印刷範囲がポケットや釦のような隆起部すなわち干渉物の近くに設定されていると、当該隆起部(干渉物)をセンサが検知する結果、印刷範囲の上方に位置するキャリッジと印刷対象との間隔が大き過ぎて印刷不良となることがあった。
【0007】
そこで本発明は前記の課題に鑑みてなされたものであり、印刷範囲にある印刷対象の高さを簡単に調整可能な印刷装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記の課題を解決するため、本発明における印刷装置は、印刷対象を支持可能な第1平面を有する第1支持体であって、当該第1支持体の前記第1平面の所定複数個所に位置決め部を有する第1支持体と、印刷対象を支持可能な第2平面を有する第2支持体であって、前記第2平面を前記第1平面よりも高い位置に保持した状態で、前記所定複数個所の位置決め部に対して選択的に位置決め可能な被位置決め部を有する第2支持体と、を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、印刷範囲にある印刷対象の高さを、第2支持体の第2平面によって簡単に調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態に係る印刷装置の斜視図である。
本発明の実施形態に係る印刷装置の平面図である。
本発明の実施形態に係る印刷装置の正面図である。
第1プラテンの平面図である。
第1プラテンの平面略図である。
第1プラテンの平面略図である。
第2プラテンの斜視図である。
第2プラテンの断面図である。
Tシャツの平面図である。
プラテンにTシャツをセットした状態を示す平面図である。
印刷装置の操作画面を示す図である。
印刷装置の制御部のハードウェア構成を示すブロック図である。
第1プラテン上に第2プラテンを配置した状態の平面図である。
印刷用ジョブに書き込むデータを説明する図である。
印刷用ジョブに書き込むデータを説明する図である。
第2プラテンの高さを高さセンサで検知する状態を示す平面図である。
第2プラテンの高さを高さセンサで検知する状態を示す平面図である。
第2プラテンの高さを高さセンサで検知する状態を示す平面図である。
第2プラテンの高さを高さセンサで検知する状態を示す平面図である。
印刷工程を説明するためのフローチャートである。
第2実施形態に係る印刷装置の第1プラテンの正面図である。
第2実施形態に係る印刷装置の第2プラテンの斜視図である。
第2実施形態に係る印刷装置の第2プラテンの側面図である。
第2実施形態に係る印刷装置の第1プラテンに第2プラテンを嵌合する状態を示す正面図である。
第1プラテンと第2プラテンを装着した第2実施形態に係る印刷装置の平面図である。
第2プラテンに靴下をセットした状態の平面図である。
第3実施形態に係る印刷装置の第1プラテンの平面図である。
第1プラテンに第2プラテンを装着した状態の正面図である。
第4実施形態に係る印刷装置の第1プラテンの平面図である。
第2プラテンの斜視図である。
第5実施形態に係る印刷装置の第1プラテンの平面図である。
第2プラテンの斜め上方から見た斜視図である。
第1プラテンに第2プラテンを装着する状態を示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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