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公開番号2024085476
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-27
出願番号2022199970
出願日2022-12-15
発明の名称記録装置
出願人キヤノンファインテックニスカ株式会社
代理人
主分類B41J 29/38 20060101AFI20240620BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】RFIDアンテナを備え、RFIDタグを内蔵するラベルのRFIDタグに対して情報の読み書きを行うとともにラベルに対して記録を行うことが可能な記録装置において、装置の大型化を招くことなくシート排出口付近で発生したジャムを検出可能とすること。
【解決手段】記録装置において、シート排出口付近のRFIDアンテナが配置される領域と、センサフラグとシートが接触可能な領域と、がシート搬送方向で少なくとも一部が重なるように、RFIDアンテナとセンサフラグを配置する。
【選択図】図5


特許請求の範囲【請求項1】
RFIDタグを有するラベルが張り付けられたシート状の記録媒体に記録を行い、記録を行ったシート状の記録媒体をシート排出口から排出する記録装置であって、
前記シート状の記録媒体をシート搬送方向に搬送する搬送手段と、
前記ラベルに記録を行う記録手段と、
前記RFIDタグへの情報の書き込みと前記RFIDからの情報の読み取りを行うRFIDアンテナと、
前記シート状の記録媒体との接触により移動するセンサフラグと、
前記センサフラグの移動を検出するセンサと、
を備え、
前記RFIDアンテナと、前記センサフラグの前記シート状記録媒体と接触可能な部分と、は前記シート搬送方向において前記シート排出口よりも下流側に位置し、
前記RFIDアンテナと、前記センサフラグと前記シート状記録媒体とが接触可能な範囲とは、前記搬送方向に沿った方向において、少なくとも一部が重なっている
ことを特徴とする記録装置。
続きを表示(約 170 文字)【請求項2】
前記搬送方向と直交する幅方向における前記シート状記録媒体の位置の基準を規定する規定部材をさらに有し、
前記幅方向における前記基準部材から前記センサフラグまでの最短距離は、前記幅方向における前記基準部材から前記RFIDアンテナまでの最短距離よりも短い
ことを特徴とする請求項1に記載の記録装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シート状の記録媒体に記録を行う記録装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
無線通信により情報の書き込みと読み取りが可能なRFIDタグを内蔵したラベルを用いて、ラベルを張り付けた物品の位置や数量を管理する技術が知られている。このようなRFIDタグを内蔵したラベルに記録を行う記録装置として、搬送路内にRFIDアンテナを配置する技術(特許文献1)が知られている。
また、記録装置内での記録媒体の詰まり(ジャム)を検知するものとして、搬送路内の搬送ローラよりもシート排出口側においてジャムの発生を検知する技術(特許文献2)が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-288960
特開2013-184764
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、RFIDアンテナを備える記録装置において、シート排出口付近でシートのジャムを検出する場合に、RFIDアンテナとジャム検出用フラグの配置の仕方によっては、記録装置の大型化を招くという課題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するための、本発明に係る一実施形態は、RFIDタグを有するラベルが張り付けられたシート状の記録媒体に記録を行い、記録を行ったシート状の記録媒体をシート排出口から排出する記録装置であって、前記シート状の記録媒体をシート搬送方向に搬送する搬送手段と、前記ラベルに記録を行う記録手段と、前記RFIDタグへの情報の書き込みと前記RFIDからの情報の読み取りを行うRFIDアンテナと、前記シート状の記録媒体との接触により移動するセンサフラグと、前記センサフラグの移動を検出するセンサと、 を備え、前記RFIDアンテナと、前記センサフラグの前記シート状記録媒体と接触可能な部分と、は前記シート搬送方向において前記シート排出口よりも下流側に位置し、前記RFIDアンテナと、前記センサフラグと前記シート状記録媒体とが接触可能な範囲とは、前記搬送方向に沿った方向において、少なくとも一部が重なっていることを特徴とする記録装置である。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、RFIDアンテナを備える記録装置において、記録装置の大型化を招くことなく、シート排出口付近でのシートのジャムを検出することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
記録装置の外観を示す図である。
記録装置の概略構成を示す断面図である。
記録装置の制御ブロック図である。
搬送ユニットの斜視図である。
RFIDアンテナと排出センサフラグの構成を説明図する図である。
RFIDアンテナと排出センサフラグの構成を説明図する図である。
ロールシートを説明する図である。
RFIDタグ付きラベルを説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
<記録装置の全体構成>
図1は、本実施形態の記録装置を示した斜視図である。記録装置100は、LCD及びタッチパネルからなる操作部102が設けられた装置本体101と、記録媒体がロール状に巻き取られたロールシートを装填するロールシートホルダ103と、を備えている。記録装置100は、ロールシートを搬送手段によって搬送しつつ、そのロールシートに付されたラベルに合わせて、ホストコンピュータ104から受信したデータに基づいて記録する。記録装置100とホストコンピュータ104とは、プリンタケーブル105によってつながれている。
【0009】
図2は、本実施形態の記録装置100の模式断面図である。記録装置100は、ロールシートホルダ103に装填している記録媒体としてのロールシート200を、搬送手段としての搬送ユニット201で搬送するよう構成されている。ロールシート200は、搬送ユニット201の搬送ローラ202と搬送ベルト207とで搬送される。また、ガイドユニット211は、ロールシート200の搬送方向と直行する幅方向について、ロールシート200の位置が所定の範囲を超えないように規制する。搬送ユニット201の内部にはファン208が設けられ、搬送ユニット201は、ファン208によって負圧を発生させてロールシート200を搬送ベルト207に吸いつけながらロールシート200の搬送を行う。
【0010】
本実施形態の記録装置はインクを吐出して記録を行う記録手段を有するインクジェット記録装置であり、インクを吐出する多数のノズルを有する記録ヘッド210が搬送ベルト207の記録媒体を搬送する面と対向するように保持されている。この記録ヘッド210には不図示のインクタンクが接続されている。そして、記録に際しては搬送ユニット201によって搬送されるロールシート200に対して、信号に応じて記録ヘッド210からインクを吐出することにより記録を行う。また、記録装置には記録ヘッド210のノズルを覆うことが可能な不図示のキャップが設けられている。キャップには不図示のポンプユニットが接続され、キャップ内を負圧とすることによりノズル内のインクを吸引することができる。吸引や吐出によりノズル内部のインクをキャップに排出することで、ノズルの目詰まりを防止することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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