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公開番号2023103834
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-07-27
出願番号2022004594
出願日2022-01-14
発明の名称感熱記録材料
出願人三菱製紙株式会社
代理人
主分類B41M 5/42 20060101AFI20230720BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】画像部を形成した際に、該画像部に隣接する非画像部に発生するカブリが抑制された感熱記録材料を提供する。
【解決手段】光透過性支持体上に、該光透過性支持体に近い側から赤外線吸収色素を含有する赤外線吸収層、非感光性の有機銀塩および還元剤を含有する感熱記録層、および微粒子を含有する保護層をこの順に有し、該微粒子が、熱伝導率が6.5W/(m・K)以下である物質を主に含有する球状微粒子である感熱記録材料。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
光透過性支持体上に、該光透過性支持体に近い側から赤外線吸収色素を含有する赤外線吸収層、非感光性の有機銀塩および還元剤を含有する感熱記録層、および微粒子を含有する保護層をこの順に有し、該微粒子が、熱伝導率が6.5W/(m・K)以下である物質を主に含有する球状微粒子である感熱記録材料。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、赤外線レーザーの照射により画像を形成することができる感熱記録材料に関し、特に版下材料の作製に好適な感熱記録材料に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
版下材料の作製に用いられる高画質な画像記録方法として、ハロゲン化銀感光材料を用いた湿式処理の画像形成方法が長く一般的に用いられてきた。しかしながら、湿式処理を伴う画像形成方法では現像液や定着液等の廃液処理が必要で環境負荷が大きい事から、湿式処理を必要としない乾式の画像形成方法が種々検討されている。ハロゲン化銀感光材料を用いた湿式処理の画像形成方法と同等の、高いコントラストを得ることができる乾式の画像形成方法としては、支持体上に感熱記録層を有する感熱記録材料にサーマルヘッドあるいは赤外線レーザーを用いて画像形成する方法が挙げられる。その中でも、高密度記録、高画質記録ができる観点から、赤外線レーザーを用いた感熱記録方式が優位である。
【0003】
赤外線レーザーの照射により画像を形成する感熱記録材料としては、例えば特開平6-194781号公報(特許文献1)に高濃度の画像を記録できる、熱的に還元可能な銀源、銀イオン用還元剤、約500~1100nmの波長範囲のレーザーを吸収する染料、及び重合性結合剤を含有する感熱記録材料が開示されている。
【0004】
このような感熱記録材料を版下材料として使用する場合、画像記録層側の表面が粗面化された感熱記録材料を用いることで、感光材料との真空密着を容易にする(バキューム性を向上させる)効果が得られることが知られている。粗面化された感熱記録材料としては、画像記録層側の最外層に微粒子を含有する感熱記録材料が一般的であり、例えば上述した特許文献1には、画像形成層上にワックスやシリカ粒子を含有する付着防止層を利用できることが記載されている。特開1998-29377号公報(特許文献2)には、支持体上に、有機銀塩、有機銀塩の現像剤、赤外線吸収色素、および水溶性バインダーを含有する感熱層を有する赤外レーザー用感熱記録材料が記載され、感熱層上に顔料を含有する保護層を利用できることが記載されている。また特開2002-311535号公報(特許文献3)には、艶消剤として不定形シリカ微粒子を含有するバリヤー層を利用できることが記載されている。
【0005】
しかし、最外層に微粒子を含有する、熱的に還元可能な銀源を利用した感熱記録材料に赤外線レーザーを照射して画像を形成すると、画像部に隣接する非画像部に意図しない黒点(斑点)、いわゆるカブリが生じる場合があった。また最外層に微粒子を含有し、かつ画像記録層中に赤外線吸収色素や熱変換色素を含有する感熱記録材料では、上述したカブリが更に顕著になる場合があった。版下材料においては画像の再現性は最重要であり、改善が求められていた。
【0006】
他方、特開昭59-174389号公報(特許文献4)には、サーマルヘッドを用いて画像形成する、動的発色感度が高い感熱記録材料として、特定の熱伝達率を有するフィラーと水溶性高分子結合剤を含有する保護層を有する感熱記録材料が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開平6-194781号公報
特開1998-29377号公報
特開2002-311535号公報
特開昭59-174389号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明の目的は、画像部を形成した際に、該画像部に隣接する非画像部に発生するカブリが抑制された感熱記録材料を提供する事である。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上述した課題は、以下の発明により解決される。
光透過性支持体上に、該光透過性支持体に近い側から赤外線吸収色素を含有する赤外線吸収層、非感光性の有機銀塩と還元剤を含有する感熱記録層、および微粒子を含有する保護層をこの順に有し、該微粒子が、熱伝導率が6.5W/(m・K)以下の物質を主に含有する球状微粒子である感熱記録材料。
【発明の効果】
【0010】
本発明により、画像部を形成した際に、該画像部に隣接する非画像部に発生するカブリが抑制された感熱記録材料を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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