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公開番号2024083404
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-21
出願番号2024057614,2023120177
出願日2024-03-29,2019-03-29
発明の名称記録装置、インクジェット記録装置
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類B41J 29/42 20060101AFI20240614BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】記録装置の状態をユーザがより容易に認識可能な技術を提供する。
【解決手段】インクジェット記録装置は、少なくとも、第1の位置に第1インクタンクと、第2の位置に第2インクタンクを備える。インクジェット記録装置は、記録装置の筐体に備えられた複数の発光手段の発光状態を制御する発光制御手段を備える。発光制御手段は、前記記録装置の筐体に備えられた複数の発光手段の発光状態を制御する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
収容部に収容されたインクにより印刷を実行する記録装置であって、
前記インクを用いて記録を行うための記録媒体を収容するカセットと、
前記カセットを引き出す方向の外装面に設けられた、前記記録装置に関する情報を表示する表示パネルと、
前記表示パネルと異なる発光部であり、かつ前記カセットを引き出す方向の外装面に設けられた発光可能な発光体を含む発光部の態様を制御する発光制御手段と、
を備え、
前記収容部に収容された前記インクの残量に関する状態が第1の状態から第2の状態に遷移したことに基づいて、前記発光制御手段が、前記発光部の態様を、前記第1の状態に対応する点灯から前記第2の状態に対応する点滅に遷移させ、
前記表示パネルには、前記第2の状態に遷移した前記収容部の前記インクの色に関する情報が表示され、
前記インクの残量に関する状態が前記第2の状態である前記記録装置に対して所定のユーザ操作が行われたことに基づいて、前記発光制御手段が、前記発光部の態様を、前記点滅から前記点滅と異なる態様に遷移させ、
前記所定のユーザ操作は、前記インクの残量に関する状態を前記第2の状態から前記第1の状態に遷移させることに関するユーザ操作であり、かつ前記インクの残量に関する状態が前記第2の状態から前記第1の状態に遷移する前に行われるユーザ操作である、
ことを特徴とする記録装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、記録装置、インクジェット記録装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、記録ヘッドからインクを吐出して記録媒体への記録を行うインクジェット方式の記録装置がある。このような記録装置の場合、ユーザは、記録装置の近傍にいるときは記録ヘッドの駆動音や記録媒体が搬送される様子によって記録装置が記録中であることを確認できる。しかし、近年、スマートフォン等の携帯端末より設定や記録開始の指示ができるようになっており、ユーザが記録装置を視認可能な程度の距離内にはいても、記録装置の近傍にはいない場合もある。そこで、特許文献1では、印字ヘッド等を備えた機構部を覆う外筐に記録中であることを表示する複数のLEDを備え、記録中であることを外部から明確に視認し得るようにする技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-67454号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
記録装置の状態をユーザが確認する際の利便性向上の要望がさらに高まっている。この要望に対して上記従来技術よりも、記録装置の状態をユーザが容易に認識できる技術が求められている。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、記録装置の状態をユーザがより容易に認識可能な技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するため、本発明に係る記録装置は、収容部に収容されたインクにより印刷を実行する記録装置であって、前記インクを用いて記録を行うための記録媒体を収容するカセットと、前記カセットを引き出す方向の外装面に設けられた、前記記録装置に関する情報を表示する表示パネルと、前記表示パネルと異なる発光部であり、かつ前記カセットを引き出す方向の外装面に設けられた発光可能な発光体を含む発光部の態様を制御する発光制御手段と、を備え、前記収容部に収容された前記インクの残量に関する状態が第1の状態から第2の状態に遷移したことに基づいて、前記発光制御手段が、前記発光部の態様を、前記第1の状態に対応する点灯から前記第2の状態に対応する点滅に遷移させ、前記表示パネルには、前記第2の状態に遷移した前記収容部の前記インクの色に関する情報が表示され、前記インクの残量に関する状態が前記第2の状態である前記記録装置に対して所定のユーザ操作が行われたことに基づいて、前記発光制御手段が、前記発光部の態様を、前記点滅から前記点滅と異なる態様に遷移させ、前記所定のユーザ操作は、前記インクの残量に関する状態を前記第2の状態から前記第1の状態に遷移させることに関するユーザ操作であり、かつ前記インクの残量に関する状態が前記第2の状態から前記第1の状態に遷移する前に行われるユーザ操作であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、記録装置の状態をユーザがより容易に認識することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第一実施形態に係るプリンタの概略構成を説明する図。
図1のプリンタのハードウェア構成の一例を示す図。
第一実施形態に係るプリンタの発光制御の処理の一例を示すフローチャート。
第一実施形態に係るインクカートリッジの概略構成を示す図。
第二実施形態に係るプリンタの発光制御の処理の一例を示すフローチャート。
発光体の発光態様を説明する図。
図1のプリンタのソフトウェア構成の一例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではない。実施形態には複数の特徴が記載されているが、これらの複数の特徴の全てが発明に必須のものとは限らず、また、複数の特徴は任意に組み合わせられてもよい。さらに、添付図面においては、同一若しくは同様の構成に同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する場合がある。
【0010】
本明細書において、「記録」(「印字」、「印刷」という場合もある)とは、文字、図形等有意の情報を形成する場合に限らない。有意無意を問わず、また人間が視覚で知覚し得るように顕在化したものであるか否かを問わず、広く記録媒体上に画像、模様、パターン等を形成する、または媒体の加工を行う場合も表すものとする。
(【0011】以降は省略されています)

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