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公開番号2024082869
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-20
出願番号2022197041
出願日2022-12-09
発明の名称連結装置付き牽引台車
出願人大日本印刷株式会社
代理人個人,個人
主分類B62B 5/00 20060101AFI20240613BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】搬送車と牽引台車との間に人が挟まれた場合に、容易に連結を解除できる連結装置付き牽引台車を提供する。
【解決手段】搬送車により牽引される牽引台車と、上記搬送車と上記牽引台車とを連結する連結装置と、を有する連結装置付き牽引台車であって、上記連結装置は、上記搬送車に固定して配置される搬送部と、上記牽引台車に固定して配置され、第1磁石を有する牽引部と、上記牽引部と上記搬送部とを接続し、第2磁石を有する接続部と、を有し、上記搬送部および上記接続部が、上記搬送車から伝達される左右方向の力を緩衝可能に接続されており、上記接続部および上記牽引部が、上記搬送車から伝達される前後方向の力を緩衝可能に、かつ、上記第1磁石および上記第2磁石の磁力により接続されている連結装置付き牽引台車。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
搬送車により牽引される牽引台車と、前記搬送車と前記牽引台車とを連結する連結装置と、を有する連結装置付き牽引台車であって、
前記連結装置は、
前記搬送車に固定して配置される搬送部と、
前記牽引台車に固定して配置され、第1磁石を有する牽引部と、
前記牽引部と前記搬送部とを接続し、第2磁石を有する接続部と、を有し、
前記搬送部および前記接続部が、前記搬送車から伝達される左右方向の力を緩衝可能に接続されており、
前記接続部および前記牽引部が、前記搬送車から伝達される前後方向の力を緩衝可能に、かつ、前記第1磁石および前記第2磁石の磁力により接続されている、連結装置付き牽引台車。
続きを表示(約 690 文字)【請求項2】
前記搬送部は、前記左右方向の力を緩衝可能な第1圧縮ばねを有し、
前記接続部は、前記前後方向の力を緩衝可能な第2圧縮ばねを有する、請求項1に記載の連結装置付き牽引台車。
【請求項3】
前記搬送部が、前記搬送車に固定して配置され、前記左右方向に延在する第1支持部と、前記第1支持部に外挿する複数の第1圧縮ばねと、を有し、
前記牽引部が、前記牽引台車に固定して配置され、前記前後方向に延在する第2支持部と、前記第2支持部に固定して配置され、前記第1磁石が内蔵された第1磁石内蔵部と、を有し、
前記接続部が、前記複数の第1圧縮ばね間で前記第1支持部を移動可能に把持する第1移動部と、前記第1移動部に連結し、前後方向に延在する第2支持部と、前記第2支持部に外挿する複数の第2圧縮ばねと、前記複数の第2圧縮ばね間で前記第2支持部を移動可能に把持する第2移動部と、前記第2移動部に固定して配置され、前記第2磁石が内蔵された第2磁石内蔵部と、を有する、請求項1に記載の連結装置付き牽引台車。
【請求項4】
前記牽引台車は、前後に配置された2つのターンテーブルと、前方の前記ターンテーブルに取り付けられた2つの前輪と、後方の前記ターンテーブルに取り付けられた2つの後輪と、を有し、前記前輪および前記後輪が前記牽引台車に対して回転自在である、請求項1に記載の連結装置付き牽引台車。
【請求項5】
前記牽引台車は、前記前輪および前記後輪がリンク機構により接続されている、請求項4に記載の連結装置付き牽引台車。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、連結装置付き牽引台車に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
工場等において、搬送車に牽引されて荷物の搬送作業に用いられる台車が使用される場合ある(例えば、特許文献1~5)。工場などの内部には、製品の生産に使用する部品などを、工場内の各所へ自動的に搬送できるようにするために、工場の床面を自走可能な無人搬送車(AGV:Automatic Guided Vehicle)に、製品の生産に使用する部品などを搭載した牽引台車を牽引させる搬送車両が使用されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平9-315335号公報
特開2007-22514号公報
特開2004-74997号公報
特開2014-51246号公報
特開2009-269478号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
通路が狭い工場では、例えば、無人搬送車で資材を搬送する場合、4輪操舵(4WS)機構付きの台車を連結することで無人搬送車の走行に追従できるが、走行中に連結部に人が挟まれる場合がある。
【0005】
一方で、連結部の解除を容易とすると、搬送車の発車時等の加速および停止時等の減速、旋回時の遠心力等によって、連結部が意図せずに解除される場合がある。
【0006】
本開示は、上記問題に鑑みてなされた発明であり、意図せずに搬送車との連結が解除されることを抑制しつつ、搬送車と牽引台車との間に人が挟まれた場合には連結を容易に解除できる連結装置付き牽引台車を提供することを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示は、搬送車により牽引される牽引台車と、上記搬送車と上記牽引台車とを連結する連結装置と、を有する連結装置付き牽引台車であって、上記連結装置は、上記搬送車に固定して配置される搬送部と、上記牽引台車に固定して配置され、第1磁石を有する牽引部と、上記牽引部と上記搬送部とを接続し、第2磁石を有する接続部と、を有し、上記搬送部および上記接続部が、上記搬送車から伝達される左右方向の力を緩衝可能に接続されており、上記接続部および上記牽引部が、上記搬送車から伝達される前後方向の力を緩衝可能に、かつ、上記第1磁石および上記第2磁石の磁力により接続されている、連結装置付き牽引台車を提供する。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、意図せずに搬送車との連結が解除されることを抑制しつつ、搬送車と牽引台車との間に人が挟まれた場合には連結を容易に解除できる連結装置付き牽引台を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の連結装置付き牽引台車を含む搬送車両の一例を示す概略側面図である。
本開示における連結装置の一例を示す概略上面図である。
本開示における連結装置の一例を示す概略側面図である。
第1磁石と第2磁石との連結力の測定方法を説明する模式図である
本開示における牽引台車の下面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
下記に、図面等を参照しながら本開示の実施の形態を説明する。ただし、本開示は多くの異なる態様で実施することが可能であり、下記に例示する実施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。また、図面は説明をより明確にするため、実際の形態に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表わされる場合があるが、あくまで一例であって、本開示の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して、詳細な説明を適宜省略することがある。
(【0011】以降は省略されています)

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