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公開番号2024070656
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-23
出願番号2022181280
出願日2022-11-11
発明の名称車両制御装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B60T 7/12 20060101AFI20240516BHJP(車両一般)
要約【課題】パーキングロック機構のロックピンへの負荷を低減できる車両制御装置を提供する。
【解決手段】車両制御装置1において、受付部40は、パーキングロック操作を受け付ける。パーキングロック機構42は、車両の変速機の出力軸を回転不可能に固定する。油圧ブレーキ10は、車両の車輪に制動力を付与する。電動パーキングブレーキ20は、車両の車輪に制動力を付与する。制御部34は、パーキングロック機構42、油圧ブレーキ10、および電動パーキングブレーキ20を制御する。制御部34は、受付部40がパーキングロック操作を受け付けた場合、油圧ブレーキ10の油圧を保持すると共に電動パーキングブレーキ20を作動させてから、パーキングロック機構42を作動させ、その後、電動パーキングブレーキ20の作動が完了した場合、油圧ブレーキ10の油圧を低下させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
パーキングロック操作を受け付ける受付部と、
車両の変速機の出力軸を回転不可能に固定するパーキングロック機構と、
前記車両の車輪に制動力を付与する油圧ブレーキと、
前記車両の車輪に制動力を付与する電動パーキングブレーキと、
前記パーキングロック機構、前記油圧ブレーキ、および前記電動パーキングブレーキを制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記受付部がパーキングロック操作を受け付けた場合、前記油圧ブレーキの油圧を保持すると共に前記電動パーキングブレーキを作動させてから、前記パーキングロック機構を作動させ、その後、前記電動パーキングブレーキの作動が完了した場合、前記油圧ブレーキの油圧を低下させる、
ことを特徴とする車両制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両制御装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
車両に搭載される自動変速機のレンジとして、自動変速機をロックするための駐車レンジがある。駐車レンジでは、自動変速機の出力軸がロックピン等により機械的にロックされる。特許文献1は、駐車レンジへの切替要求を受け付けた場合、切替要求を受け付けた時点から検出部が駐車レンジへの切替確定を検出するまでの間、ブレーキ液圧による制動力を発生させる制動装置を開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第05881251号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の技術では、駐車レンジへの切替確定に応じて、ブレーキ液圧による車輪の制動を終了する。そのため、車両が傾斜路に位置する状況などでは、車輪の制動を終了したとき、ロックピンに大きな負荷が加わる可能性がある。
【0005】
本発明の目的は、パーキングロック機構のロックピンへの負荷を低減できる車両制御装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明のある態様の車両制御装置は、パーキングロック操作を受け付ける受付部と、車両の変速機の出力軸を回転不可能に固定するパーキングロック機構と、前記車両の車輪に制動力を付与する油圧ブレーキと、前記車両の車輪に制動力を付与する電動パーキングブレーキと、前記パーキングロック機構、前記油圧ブレーキ、および前記電動パーキングブレーキを制御する制御部と、を備える。前記制御部は、前記受付部がパーキングロック操作を受け付けた場合、前記油圧ブレーキの油圧を保持すると共に前記電動パーキングブレーキを作動させてから、前記パーキングロック機構を作動させ、その後、前記電動パーキングブレーキの作動が完了した場合、前記油圧ブレーキの油圧を低下させる。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、パーキングロック機構のロックピンへの負荷を低減できる車両制御装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態の車両制御装置の構成を概略的に示す図である。
図1のECUの処理を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
図1は、実施の形態の車両制御装置1の構成を概略的に示す。車両制御装置1は、図示しない車両に搭載される。車両制御装置1は、油圧ブレーキ10、電動パーキングブレーキ(EPB:Electric Parking Brake)20、ECU(Electronic Control Unit:電子制御ユニット)30、受付部40、およびパーキングロック機構42を備える。
【0010】
油圧ブレーキ10は、車両の各車輪に油圧制動力を付与する。油圧ブレーキ10は、左前輪用のキャリパ12FL、右前輪用のキャリパ12FR、左後輪用のキャリパ12RL、右後輪用のキャリパ12RR、ブレーキペダル14、および油圧アクチュエータ16を有する。以下、適宜、キャリパ12FL、キャリパ12FR、キャリパ12RL、およびキャリパ12RRを総称して「キャリパ12」と呼ぶ。
(【0011】以降は省略されています)

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