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公開番号2024066610
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-16
出願番号2022176095
出願日2022-11-02
発明の名称印刷装置
出願人株式会社イシダ
代理人フェリシテ弁理士法人
主分類B41J 21/00 20060101AFI20240509BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】作業ミスを減らしつつ、作業効率の悪化を回避すること。
【解決手段】一実施形態に係る印刷装置1は、レジマークR1/R2が等間隔に付与されたフィルム100を搬送する搬送部11と、フィルム100に対して印字する印字部13と、レジマークRを検出するセンサ12と、隣接するレジマークR間の距離に関する第1情報とフィルム100に印字する際に必要な第2情報とを対応付けて記憶する記憶部16と、センサ12が隣接するレジマークR1/R2を検出する間のフィルム100の搬送距離或いは搬送時間に基づいて第1情報を特定し、特定された第1情報に対応する第2情報を記憶部16から抽出して設定する制御部15と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
レジマークが等間隔に付与されたフィルムを搬送する搬送部と、
前記フィルムに対して印字する印字部と、
前記レジマークを検出するセンサと、
隣接する前記レジマーク間の距離に関する第1情報と、前記フィルムに印字する際に必要な第2情報とを対応付けて記憶する記憶部と、
前記センサが前記隣接するレジマークを検出する間の前記フィルムの搬送距離或いは搬送時間に基づいて前記第1情報を特定し、特定された前記第1情報に対応する前記第2情報を前記記憶部から抽出して設定する制御部と、を備える印刷装置。
続きを表示(約 510 文字)【請求項2】
前記フィルムの搬送距離に関する情報を出力するロータリエンコーダを更に備え、
前記制御部は、前記センサが、前記フィルムにおいて、あるレジマークを検出してから次のレジマークを検出するまでに前記ロータリエンコーダが出力する前記フィルムの搬送距離に関する情報に基づいて、前記第1情報を特定する、請求項1に記載の印刷装置。
【請求項3】
前記フィルムに一定ピッチの模様が印刷されており、
前記制御部は、前記隣接するレジマーク間に印刷されている前記模様のビッチ数に基づいて、前記第1情報を特定する、請求項1に記載の印刷装置。
【請求項4】
前記印字部は、前記フィルムの幅方向に沿って配列された複数の発熱素子によって前記フィルムに対して印字し、
前記模様は、前記発熱素子の断線を検査するためのパターンである、請求項3に記載の印刷装置。
【請求項5】
表示部を更に備え、
前記制御部は、抽出した前記第2情報が複数ある場合には、前記複数の第2情報を前記表示部に表示させ、いずれか1つの前記第2情報を選択させる、請求項1に記載の印刷装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、印刷装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、印刷装置が、包装機に装着されるフィルムに対して、商品(非包装物)に対応する商品情報を印字していく場合、作業者が、かかるフィルムの種類や商品の種類を見て、かかるフィルムに合致する印字情報(例えば、印字速度や印字濃度等の印字条件、印字項目のサイズや座標位置や書体等の印字フォーマット、商品名や原材料や栄養素等の商品情報)を商品マスタから呼び出して、印刷装置に設定していた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2013-515654号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来は、作業者が、フィルムの種類(例えば、レジマークの間隔)や商品の種類を見誤ることがあるため、テスト印字を行うことによって、印刷装置に設定された印字情報に間違いがないか、レジマーク間に正しい印字がなされているか等を確認していたため、作業性が悪いという問題点があった。
【0005】
そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、作業ミスを減らしつつ、作業効率の悪化を回避することができる印刷装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一実施形態に係る印刷装置は、レジマークが等間隔に付与されたフィルムを搬送する搬送部と、前記フィルムに対して印字する印字部と、前記レジマークを検出するセンサと、隣接する前記レジマーク間の距離に関する第1情報と、前記フィルムに印字する際に必要な第2情報とを対応付けて記憶する記憶部と、前記センサが前記隣接するレジマークを検出する間の前記フィルムの搬送距離或いは搬送時間に基づいて前記第1情報を特定し、特定された前記第1情報に対応する前記第2情報を前記記憶部から抽出して設定する制御部と、を備えることを要旨とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、レジマークの間隔に対応する印字情報を適切に抽出することで、作業ミスを減らしつつ、作業効率の悪化を回避することができる印刷装置とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、一実施形態に係る印刷装置1の全体構成の一例を説明する図である。
図2Aは、一実施形態に係る印刷装置1で用いられるフィルム100の一例を示す図である。
図2Bは、一実施形態に係る印刷装置1で用いられるフィルム100の一例を示す図である。
図3は、一実施形態に係る印刷装置1の動作の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な寸法等は、以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれ得る。本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
【0010】
(第1実施形態)
以下、図1~図3を参照して、本発明の第1実施形態に係る印刷装置1について説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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