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公開番号2024061488
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-07
出願番号2022169464
出願日2022-10-21
発明の名称タイヤ
出願人株式会社ブリヂストン
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B60C 11/12 20060101AFI20240425BHJP(車両一般)
要約【課題】サイプが閉じることによる吸水性能の低下を十分抑制することができるタイヤを、提供する。
【解決手段】本発明のタイヤは、トレッド踏面10に、周溝及びラグ溝により区画されたブロックが形成されたタイヤであって、ブロックは、タイヤ幅方向に延びる複数のサイプを有し、複数のサイプは、第1サイプ18aを含み、第1サイプ18aは、第1サイプ18aの片側のサイプ壁から突出しサイプ深さ方向に延びる突起18apを有する、突起付きサイプであり、第1サイプ18aにおける突起18apは、サイプ深さ方向においてサイプ深さDsの1/2以上の長さDpを有し、トレッド踏面10からサイプ深さ方向に延びている。
【選択図】図3B
特許請求の範囲【請求項1】
トレッド踏面に、周溝及びラグ溝により区画されたブロックが形成されたタイヤであって、
前記ブロックは、タイヤ幅方向に延びる複数のサイプを有し、
前記複数のサイプは、第1サイプを含み、
前記第1サイプは、当該第1サイプの片側のサイプ壁から突出しサイプ深さ方向に延びる突起を有する、突起付きサイプであり、
前記第1サイプにおける前記突起は、サイプ深さ方向においてサイプ深さの1/2以上の長さを有し、トレッド踏面からサイプ深さ方向に延びていることを特徴とする、タイヤ。
続きを表示(約 570 文字)【請求項2】
前記第1サイプは、サイプ深さ方向断面視においてサイプ底側に拡幅部を有するフラスコ状を呈する、フラスコサイプである、請求項1に記載のタイヤ。
【請求項3】
前記第1サイプにおける前記突起は、サイプ深さ方向において前記拡幅部を除いたサイプ深さの3/4以上の長さを有する、請求項2に記載のタイヤ。
【請求項4】
前記第1サイプにおける前記突起は、トレッド踏面視における当該第1サイプのサイプ長手方向に間隔をあけて、当該第1サイプに複数設けられている、請求項1~3のいずれか1項に記載のタイヤ。
【請求項5】
前記第1サイプにおける前記突起は、トレッド踏面視における当該第1サイプのサイプ長手方向端には、設けられていない、請求項1~3のいずれか1項に記載のタイヤ。
【請求項6】
前記第1サイプにおける前記突起は、トレッド踏面視におけるサイプ幅方向においてサイプ幅の3/5以上の長さを有する、請求項1~3のいずれか1項に記載のタイヤ。
【請求項7】
前記第1サイプにおける前記突起は、トレッド踏面視においてサイプ長手方向における長さが当該突起の先端側に向かうに従い短くなる、テーパー状を呈している、請求項1~3のいずれか1項に記載のタイヤ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、タイヤに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、タイヤのトレッド踏面における吸水性能の維持又は向上を図る技術が多く検討されている。例えば、特許文献1には、トレッド踏面におけるサイプにサイプ壁から延びる突起を設けることで、吸水性能の低下、ひいては氷雪性能の低下を抑制したタイヤが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-286204号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特に重荷重用のタイヤにおいては、上記特許文献1に示されるような突起を設けてなお、サイプを設けたにもかかわらずサイプが閉じることによる吸水性能の低下が十分抑制されない場合があった。
【0005】
そこで、本発明は、サイプが閉じることによる吸水性能の低下を十分抑制することができるタイヤを、提供することを、目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題は、以下の手段により、解決される。
【0007】
(1)本発明のタイヤは、
トレッド踏面に、周溝及びラグ溝により区画されたブロックが形成されたタイヤであって、
前記ブロックは、タイヤ幅方向に延びる複数のサイプを有し、
前記複数のサイプは、第1サイプを含み、
前記第1サイプは、当該第1サイプの片側のサイプ壁から突出しサイプ深さ方向に延びる突起を有する、突起付きサイプであり、
前記第1サイプにおける前記突起は、サイプ深さ方向においてサイプ深さの1/2以上の長さを有し、トレッド踏面からサイプ深さ方向に延びていることを特徴とする。
本発明に係るタイヤによれば、サイプが閉じることによる吸水性能の低下を十分抑制することができる。
【0008】
(2)上記(1)のタイヤにおいて、
前記第1サイプは、サイプ深さ方向断面視においてサイプ底側に拡幅部を有するフラスコ状を呈する、フラスコサイプであることが好ましい。
この場合、吸水性能の低下をより抑制することができる。
【0009】
(3)上記(2)のタイヤにおいて、
前記第1サイプにおける前記突起は、サイプ深さ方向において前記拡幅部を除いたサイプ深さの3/4以上の長さを有することが好ましい。
この場合、吸水性能の低下をさらに抑制することができる。
【0010】
(4)上記(1)~(3)のいずれかのタイヤにおいて、
前記第1サイプにおける前記突起は、トレッド踏面視における当該第1サイプのサイプ長手方向に間隔をあけて、当該第1サイプに複数設けられていることが好ましい。
この場合、吸水性能の低下をより効果的に抑制することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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