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公開番号2024059946
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-01
出願番号2024031914,2023032536
出願日2024-03-04,2019-10-18
発明の名称変更操作支援装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人プロスペック特許事務所
主分類B60W 50/10 20120101AFI20240423BHJP(車両一般)
要約【課題】運転者が運転支援制御の設定状態を変更するための発話を行った場合において、運転支援制御の設定状態が誤って設定されることを回避することができる変更操作支援装置を提供する。
【解決手段】変更操作支援装置10は、運転者による発話を音声認識し、当該発話を通じて運転支援制御の設定状態の変更を要求する設定変更要求が行われたか否かを判定する。変更操作支援装置は、設定変更要求が行われたと判定した場合、設定変更要求の内容に関する情報と、設定変更要求に対して予め定められた承認操作に関する情報とを報知装置42、43を用いて運転者に対して報知する。変更操作支援装置は、運転者が承認操作を行った場合、運転支援制御の設定状態を設定変更要求に従って変更する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両の運転支援制御を当該運転支援制御が提供する支援の制御パラメータの値に応じて実行するように構成された制御装置を含む変更操作支援装置において、
前記制御装置は、
操作装置から情報を取得し、
乗員による発話を認識する音声認識処理を実行し、
前記音声認識処理を介して、前記乗員の発話を通じて前記乗員が前記制御パラメータの値を変更させることを要求する変更要求が行われたか判定し、
前記変更要求が行われたと判定された場合に前記操作装置に対する操作を承認操作として決定し、前記操作装置に対する前記承認操作が行われたとき前記変更要求に従って前記制御パラメータの値を変更させる、
ように構成された変更操作支援装置。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
請求項1に記載の変更操作支援装置において、
前記制御装置は、
前記決定した承認操作に関する情報を前記乗員に報知する、
ように構成された変更操作支援装置。
【請求項3】
請求項2に記載の変更操作支援装置において、
前記制御装置は、
前記承認操作に関する情報を前記乗員に報知してから前記承認操作が実行されることなく時間閾値が経過した場合、前記乗員に通知を行う、
ように構成された変更操作支援装置。
【請求項4】
請求項3に記載の変更操作支援装置において、
前記通知は、前記乗員に前記承認操作が実行されなかった旨の通知である、
変更操作支援装置。
【請求項5】
請求項3に記載の変更操作支援装置において、
前記制御装置は、
前記承認操作に関する情報を前記乗員に報知してから前記承認操作が実行されることなく前記時間閾値が経過した場合、前記制御パラメータの値を変更しない、
ように構成された変更操作支援装置。
【請求項6】
請求項1に記載の変更操作支援装置において、
前記制御装置は、
前記承認操作を決定したとき、前記決定した承認操作に使用される操作装置の機能以外の機能を無効化し、
前記決定した承認操作が行われたとき前記無効化を解除する、
ように構成された変更操作支援装置。
【請求項7】
請求項6に記載の変更操作支援装置において、
前記制御装置は、
前記承認操作を決定してから前記承認操作が実行されることなく所定時間が経過した場合、前記乗員に通知を行い、前記無効化を解除する、
ように構成された変更操作支援装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、運転支援制御の設定状態を運転者が変更することを支援する変更操作支援装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
運転者の運転を支援するための運転支援制御を実行するように構成された車両が知られている。運転支援制御は、例えば、定速走行制御、先行車追従制御、車線維持制御(LTA:Lane Tracing Assist Control)、及び、自動運転制御等である。
【0003】
更に、運転支援制御の設定状態(例えば、定速走行制御における目標速度)を運転者が変更することを支援する変更操作支援装置が知られている。例えば、従来の変更操作支援装置の一つ(以降、「従来装置」と称呼する。)は、速度に関する運転者の発話を音声認識し、当該音声認識された速度を定速走行制御の目標速度として設定する(例えば、特許文献1を参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-000882号公報
【発明の概要】
【0005】
しかし、従来装置は、音声の誤認識に起因して、運転支援制御の設定状態を、運転者の意図とは異なる設定状態に変更する虞がある。
【0006】
本発明は、上記課題を解決するためになされた。即ち、本発明の目的の一つは、運転者が運転支援制御の設定状態を変更するための発話を行った場合において、運転支援制御の設定状態が誤って設定されることを回避することができる変更操作支援装置を提供することである。
【0007】
本発明の一態様に係る変更操作支援装置(以下、「本態様装置」と称呼される場合がある。)は、
車両(VA)の運転支援制御(ACC、LTA)に係る設定状態に応じて前記運転支援制御を実行するように構成された制御装置(10)と、
前記車両の運転者によって操作される操作装置であって、前記運転支援制御の前記設定状態を変更するための操作に用いられる操作装置(50)と、
前記運転者に対して情報を報知するように構成された報知装置(42、43)と
を備える。
前記制御装置は、
前記運転者による発話を認識する音声認識処理を実行し(ステップ802)、
前記発話を通じて前記運転支援制御の前記設定状態の変更を要求する設定変更要求が行われたか否かを判定し(ステップ803)、
前記音声認識処理を介して前記設定変更要求が行われたと判定した場合(ステップ803:Yes)、前記設定変更要求の内容に関する情報と、前記設定変更要求に対して予め定められた承認操作に関する情報とを含む確認情報を前記報知装置に報知させ(ステップ904)、
前記運転者が、前記承認操作に関する前記情報に応じた操作を前記操作装置を用いて行った場合(ステップ905:Yes)、前記運転支援制御の前記設定状態を前記設定変更要求に従って変更する(ステップ906)
ように構成されている。
【0008】
例えば、運転者の発話の誤認識に起因して、運転者の意図とは異なる設定変更要求が行われる場合がある。このような場合、本態様装置によれば、確認情報が、運転者自身が発話した内容と一致していないので、運転者は、発話が誤認識されたことを認識することができる。従って、運転者は、承認操作を行わない。運転者が承認操作を行わない場合、本態様装置は、設定変更要求に従って運転支援制御の設定状態を変更しない。従って、運転者の発話の誤認識に起因して運転者の意図とは異なる設定変更要求が行われた場合において、運転支援制御の設定状態が誤って設定されるのを回避することができる。
【0009】
本態様装置の一の形態において、前記操作装置は、複数の操作部(51、52、53、54、55、56、57)を含む。前記設定変更要求は、複数の種類の要求を含む。前記承認操作は、前記複数の操作部のうちの一つに対する操作である。更に、前記制御装置は、前記設定変更要求の種類に応じて、前記運転者が前記承認操作を行う際に操作すべき操作部を変更するように構成されている。
【0010】
本態様によれば、設定変更要求の種類に応じて運転者が承認操作を行う際に操作すべき操作部が異なるので、運転者の意志をより正確に確認することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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