TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024059421
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-01
出願番号2022167084
出願日2022-10-18
発明の名称車両の制御装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類B60W 10/08 20060101AFI20240423BHJP(車両一般)
要約【課題】内燃機関の始動性を高めることが可能な車両の制御装置を提供することを課題とする。
【解決手段】内燃機関と、第1電動機と、第2電動機と、を備える車両の制御装置であって、前記第1電動機および前記第2電動機のうち少なくとも1つが出力するトルクを用いて前記内燃機関の始動処理を行う始動制御部と、前記第1電動機および前記第2電動機を用いた振動の制御である制振制御を実行する制振制御部と、を具備し、前記内燃機関の始動処理が所定の時間以上である場合、前記制振制御部は前記制振制御を停止する車両の制御装置。
【選択図】図2

特許請求の範囲【請求項1】
内燃機関と、第1電動機と、第2電動機と、を備える車両の制御装置であって、
前記第1電動機および前記第2電動機のうち少なくとも1つが出力するトルクを用いて前記内燃機関の始動処理を行う始動制御部と、
前記第1電動機および前記第2電動機を用いた振動の制御である制振制御を実行する制振制御部と、を具備し、
前記内燃機関の始動処理の継続時間が所定の時間以上である場合、前記制振制御部は前記制振制御を停止する車両の制御装置。
続きを表示(約 290 文字)【請求項2】
前記始動制御部は、前記第1電動機が出力するトルクのみを用いて前記内燃機関の始動処理を行う請求項1に記載の車両の制御装置。
【請求項3】
前記制振制御において前記第1電動機および前記第2電動機は、前記内燃機関の回転方向とは反対方向のトルクを出力し、
前記始動処理において前記第1電動機は前記回転方向と同じ方向のトルクを出力し、
前記始動制御部は、前記制振制御の停止後、前記第1電動機が出力する前記内燃機関の回転方向とは反対方向のトルクを減少させ、前記回転方向と同じ方向のトルクを増加させる請求項2に記載の車両の制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は車両の制御装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
内燃機関と2つの電動機とを備える車両が知られている(例えば特許文献1など)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-093602号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電動機が発生させるトルクによって、内燃機関を回転させ、内燃機関を始動させる。電動機が発生させるトルクにより、車両の振動を抑制する(制振制御)。内燃機関の始動が続く間は、制振制御も継続される。制振制御の時間が長くなることで、内燃機関の始動性が悪化する恐れがある。そこで、内燃機関の始動性を高めることが可能な車両の制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的は、内燃機関と、第1電動機と、第2電動機と、を備える車両の制御装置であって、前記第1電動機および前記第2電動機のうち少なくとも1つが出力するトルクを用いて前記内燃機関の始動処理を行う始動制御部と、前記第1電動機および前記第2電動機を用いた振動の制御である制振制御を実行する制振制御部と、を具備し、前記内燃機関の始動処理の継続時間が所定の時間以上である場合、前記制振制御部は前記制振制御を停止する車両の制御装置によって達成することができる。
【0006】
前記始動制御部は、前記第1電動機が出力するトルクのみを用いて前記内燃機関の始動処理を行ってもよい。
【0007】
前記制振制御において前記第1電動機および前記第2電動機は、前記内燃機関の回転方向とは反対方向のトルクを出力し、前記始動処理において前記第1電動機は前記回転方向と同じ方向のトルクを出力し、前記始動制御部は、前記制振制御の停止後、前記第1電動機が出力する前記内燃機関の回転方向とは反対方向のトルクを減少させ、前記回転方向と同じ方向のトルクを増加させてもよい。
【発明の効果】
【0008】
内燃機関の始動性を高めることが可能な車両の制御装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は本実施形態に係る車両の概略構成図である。
図2はECUが実行する処理を例示するフローチャートである。
図3はタイムチャートを例示する図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図1は本実施形態に係る車両1の概略構成図である。車両1は、ハイブリッド車両であり、ECU(Electronic Control Unit)50、エンジン10(内燃機関)、第1モータジェネレータ(以下「第1MG(Motor Generator)」と称する)14(第1電動機)、第2モータジェネレータ(以下「第2MG」と称する)15(第2電動機)、PCU(Power Control Unit)17、バッテリ18、トーショナルダンパ19、動力分割機構20、減速機構22、ディファレンシャルギヤ24、および駆動輪26を含む。エンジン10はガソリンエンジンでもよいし、ディーゼルエンジンでもよい。エンジン10、第1MG14、および第2MG15は、車両1の走行用動力源である。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
スーパーEV
2か月前
個人
設置部材
12日前
個人
骨組み型熱交換器
27日前
個人
揺動照射照明装置
4か月前
株式会社コーワ
清掃装置
3か月前
個人
車内雨傘載置収納具
7日前
個人
自動車暴走抑制装置
1か月前
日本精機株式会社
表示装置
3か月前
日本精機株式会社
表示装置
12日前
日本精機株式会社
表示装置
4か月前
井関農機株式会社
作業車両
20日前
株式会社タイヨー産業
補助枕
8日前
東レ株式会社
フロントグリル
1か月前
個人
断熱構造体とその製造方法
3か月前
日本精機株式会社
表示システム
今日
井関農機株式会社
作業車両
2か月前
株式会社SUBARU
車両
3か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
2日前
井関農機株式会社
作業車両
3か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
1か月前
オクト産業株式会社
自動車
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
株式会社SUBARU
車両
1か月前
株式会社SUBARU
車両
3か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
2か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
井関農機株式会社
作業車両
2か月前
井関農機株式会社
作業車両
3か月前
井関農機株式会社
作業車両
2か月前
株式会社SUBARU
車両
1か月前
株式会社SUBARU
車両
1か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
3か月前
株式会社ニフコ
カップホルダ
8日前
日本化薬株式会社
ガス発生器
2か月前
続きを見る