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公開番号2024058001
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2022165074
出願日2022-10-13
発明の名称ブラケット
出願人ダイハツ工業株式会社
代理人個人
主分類B60R 11/02 20060101AFI20240418BHJP(車両一般)
要約【課題】ベース部材の車両のガラスからの脱落を防止できるブラケットを提供する。
【解決手段】車両のガラスに車載機器を取り付けるベース部材からはみ出して前記ガラスに向き合う第一部と、前記ベース部材に重なるように配置されて前記第一部につながっている第二部と、を備え、前記第一部は、前記ガラスに接着される接着部を有し、前記第二部は、前記ベース部材に係合される係合部を有する、ブラケット。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両のガラスに車載機器を取り付けるベース部材からはみ出して前記ガラスに向き合う第一部と、
前記ベース部材に重なるように配置されて前記第一部につながっている第二部と、を備え、
前記第一部は、前記ガラスに接着される接着部を有し、
前記第二部は、前記ベース部材に係合される係合部を有する、
ブラケット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ブラケットに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には車載機器の取付装置が開示されている。車載機器の取付装置は、ベース部材と車載機器と保持ブラケットとカバーとを備える。ベース部材は、フロントガラスとも呼ばれるウインドシールドの内面の上部の中央に接着剤および両面テープによって接着されている。車載機器は、前方の先行車両などの障害物との距離などを測定するカメラである。保持ブラケットは、カメラを保持する。カメラは保持ブラケットに着脱自在に取り付けられている。保持ブラケットは、ベース部材に着脱自在に取り付けられている。保持ブラケットがベース部材へ取り付けられていることによって、保持ブラケットに保持されたカメラもベース部材に取り付けられている。カバーは、ベース部材とカメラと保持ブラケットとのアセンブリを車内から覆っている。カバーは、ベース部材に着脱自在に取り付けられている。特許文献2には、特許文献1と同様の技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-187988号公報
特開2016-203772号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
何かの拍子に乗員によってカバーが押された際、或いは、カメラの補修のためにカバーがベース部材から取り外されたり保持ブラケットとカメラとのサブアセンブリがベース部材から取り外されたりした際などに、ベース部材には予期せぬ大きな荷重が作用するおそれがある。ベース部材に予期せぬ大きな荷重が作用すると、ベース部材をウインドシールドに接着している接着剤または両面テープが剥がれるおそれも想定される。仮に接着剤および両面テープが剥がれれば、ベース部材がウインドシールドから脱落する。
【0005】
本発明の目的の一つは、ベース部材の車両のガラスからの脱落を防止できるブラケットを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係るブラケットは、
車両のガラスに車載機器を取り付けるベース部材からはみ出して前記ガラスに向き合う第一部と、
前記ベース部材に重なるように配置されて前記第一部につながっている第二部と、を備え、
前記第一部は、前記ガラスに接着される接着部を有し、
前記第二部は、前記ベース部材に係合される係合部を有する。
【発明の効果】
【0007】
上記ブラケットは、例えば車両の製造時に車載機器の取付構造に組み込まれたり、既存車両の車載機器の取付構造に別途付加されたりすれば、ベース部材のガラスからの脱落を防止する効果を高められる。そのため、上記ブラケットは、上述したようにベース部材に予期せぬ大きな荷重が作用しても、ベース部材の脱落を防止できる車載機器の取付構造を構築できる。また、例えば既存車両の車載機器の取付構造に上記ブラケットが備わっておらず、上述したようにベース部材に予期せぬ大きな荷重が作用してベース部材がガラスから脱落したとしても、ベース部材のガラスへの再接着時に上記ブラケットを追加すれば、上記ブラケットによってベース部材の再脱落を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態のブラケットが設けられる車載機器を覆うカバーを示す概略正面図である。
図2は、実施形態のブラケットが設けられる車載機器を示す概略正面図である。
図3は、実施形態のブラケットがベース部材に装着された状態を示す概略斜視図である。
図4は、実施形態のブラケットが装着されるベース部材を示す概略斜視図である。
図5は、実施形態のブラケットが装着されるベース部材を示す概略側面図である。
図6は、実施形態のブラケットに備わる第一ブラケット片を示す概略斜視図である。
図7は、実施形態のブラケットに備わる第二ブラケット片を示す概略斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明のブラケットの実施形態を図1から図7を参照しつつ以下に説明する。図中の同一符号は同一名称物を示す。図中の「UP」は車両の上方、「LWR」は下方、「LH」は左方、「RH」は右方を示す。以下の説明の「上」、「下」、「左」、および「右」のそれぞれは、車両の「上方」、「下方」、「左方」、および「右方」のそれぞれに対応している。
【0010】
実施形態のブラケット1は、詳しくは後述するものの、ベース部材5が車両のガラス110から脱落することを防止する。ブラケット1とベース部材5とは、車載機器の取付構造を構成する。車載機器の取付構造は、ブラケット1とベース部材5とに加えて、例えば後述する車載機器6、保持部材7、およびカバー8を備える。車載機器の取付構造は、更に、後述する補強ブラケット9を備えていてもよい。以下の説明は、ベース部材5、車載機器6、保持部材7、カバー8、実施形態のブラケット1、補強ブラケット9の順に行う。
(【0011】以降は省略されています)

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