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公開番号2024013559
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-02-01
出願番号2022115728
出願日2022-07-20
発明の名称構造物搭載構造
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人
主分類B60R 7/06 20060101AFI20240125BHJP(車両一般)
要約【課題】本発明は車室の前方側に設けられる構造物の構造物搭載構造に関し、特にエアバッグ展開時に好適に構造物を移動させることで、エアバッグが展開するスペースを確保することで乗員への入力を低減することを目的とする。
【解決手段】
本発明の構造物搭載構造は、車両の助手席側のインパネ上に構造物を搭載するための構造物搭載構造であって、膨張展開した助手席用エアバッグ装置のエアバッグの展開を妨げないよう前記構造物を移動させる移動機構を含むことを特徴とする。
【選択図】図7

特許請求の範囲【請求項1】
車両の助手席側のインパネ上に構造物を搭載するための構造物搭載構造であって、
前記構造物の後端は前記エアバッグの展開領域に重なって位置し、
助手席用エアバッグ装置のエアバッグの展開を妨げないよう前記構造物を移動させる移動機構を含む構造物搭載構造。
続きを表示(約 880 文字)【請求項2】
請求項1に記載の構造物搭載構造であって、
前記移動機構は、膨張展開した前記エアバッグの展開荷重により前記構造物を移動させるように構成されていること
を特徴とした構造物搭載構造。
【請求項3】
請求項2に記載の構造物搭載構造であって、
前記移動機構は、
前記構造物と接合している上接合部と、
前記インパネと接合している下接合部と、を有し、
前記下接合部は、前記エアバッグの展開領域に重ならないように位置していること
を特徴とした構造物搭載構造。
【請求項4】
請求項2又は3に記載の構造物搭載構造であって、
前記移動機構は、
前記構造物を移動させるように構成される可動部と、
前記可動部を固定する固定部と、を有し、
前記固定部は、前記エアバッグの展開荷重により固定が解除されるように構成されていること
を特徴とした構造物搭載構造。
【請求項5】
請求項4に記載の構造物搭載構造であって、
前記可動部は、車両幅方向を軸線として回動可能なように構成され、
前記固定部は、前記可動部よりも車両後方側に備えられ、前記可動部が回動しないように固定するよう構成され、
前記可動部は、前記構造物及び前記上接合部の少なくとも一方が前記エアバッグの展開荷重を受けることで、前記構造物を車両上方に回動するよう構成されていること
を特徴とした構造物搭載構造。
【請求項6】
請求項4に記載の構造物搭載構造であって、
前記可動部は、車両前後方向にスライド可能となるよう構成され、
前記固定部は、前記可動部がスライドしないように固定するよう構成され、
前記可動部は、前記構造物及び前記上接合部の少なくとも一方が前記エアバッグの展開荷重を受けることで、前記構造物を車両前方に移動するよう構成されていること
を特徴とした構造物搭載構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の助手席側のインストルメントパネル上に搭載される構造物の下部に備えられた構造物搭載構造に関し、特にエアバッグ展開時に好適に移動することで、エアバッグが展開するスペースを確保することで乗員への入力を低減することを目的とする。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、自動車に搭載されるエアバッグ装置として、エアバッグ及びインフレータからなるエアバッグモジュールが助手席前方のインストルメントパネル(以下、「インパネ」と称する。)の内側に配設されて構成され、エアバッグが後ろ斜め上方に乗員に向かって膨張するミッドマウント方式の助手席エアバッグ装置において、エアバッグの展開時にエアバッグの下半部の展開を規制する展開規制体を設けたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
この構成によって、エアバッグの下半部の展開を規制する展開規制体をミッドマウント方式のエアバッグモジュールに設けたため、エアバッグが車両上方に向かって膨張しウインドシールドに沿って展開されるハイマウント方式に比べてエアバッグの容量が小さくて済むのは勿論のこと、展開規制体の規制によってアウトオブポジションの乗員に向かってまともにエアバッグが膨張することはなく、従来のようなアウトオブポジションの乗員への衝撃が防止できるとされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平6-127325号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
昨今の自動車において、インパネ上に棚やモニターなどの構造物を搭載している自動車が増えている。特許文献1の構成において、インパネ上に構造物が存在する場合を想定すると、リッド17aが十分に開かないままエアバッグが展開することとなる。その場合、エアバッグは乗員に向かって展開することになり、エアバッグから乗員への入力が増加する恐れがある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の構造物搭載構造は、車両の助手席側のインパネ上に構造物を搭載するためのものであって、膨張展開した助手席用エアバッグ装置のエアバッグの展開を妨げないよう構造物を移動させる移動機構を含む構造物搭載構造である。
【発明の効果】
【0007】
本発明におけるインパネ上に構造物を搭載するための構造物搭載構造によれば、エアバッグ展開時に構造物を好適に移動させることで、エアバッグが展開するスペースを確保することで乗員への入力を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の第1の実施形態に係る構造物搭載構造を備えた構造物を有する車両の車室内を示す概略構成である。
本発明の第1の実施形態に係る構造物搭載構造を示す概略構成である。
本発明の第1の実施形態に係る構造物搭載構造を示す概略構成である。
本発明の第1の実施形態に係る構造物搭載構造を示す概略構成である。
本発明の構造物搭載構造を有さない構造物がインパネ上に設置されている車両のエアバッグ装置の展開時の概略図を示す。
本発明の第1の実施形態に係る構造物搭載構造を備えた構造物を有する車両のエアバッグ装置の展開時の概略図を示す。
本発明の第2の実施形態に係る構造物搭載構造を備えた構造物を有する車両の車室内を示す概略構成である。
本発明の第2の実施形態に係る構造物搭載構造を示す概略構成である。
本発明の第2の実施形態に係る構造物搭載構造を示す概略構成である。
本発明の第2の実施形態に係る構造物搭載構造を備えた構造物を有する車両のエアバッグ装置の展開時の概略図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の構造物搭載構造の各実施形態について、図1~図10を参照して説明する。なお、各図において示される矢印Rrは車両前後方向後側、矢印UPは車両上下方向上側、矢印OUT(RH)は車両幅方向右側をそれぞれ示す。
【0010】
(第1の実施形態)
まず、第1の実施形態について、図1~図4を参照して説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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