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公開番号2024057626
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2022164379
出願日2022-10-13
発明の名称ワイパーウォッシャ制御装置
出願人株式会社SUBARU
代理人個人
主分類B60S 1/46 20060101AFI20240418BHJP(車両一般)
要約【課題】運転者が行う操作を容易にし、短時間で解凍可能とする。
【解決手段】ワイパーウォッシャ制御装置1は、イグニッションセンサ10と、シフトポジションセンサ20と、ワイパーレバー検出部130と、ワイパー駆動部140と、ウォッシャ噴霧部150と、ワイパーウォッシャ制御部160と、を備え、走行駆動部が始動状態であり、シフトポジションがパーキングレンジである状態において、遅延モードDMを開始させる旨の情報を受信した場合には、ワイパー駆動部140を遅延モードDMに遷移させ、遅延モードDM中に、噴霧モードMMを開始させる旨の情報を受信した場合には、ワイパー駆動部140の制御を、噴霧モードMMに遷移させる。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
走行駆動部が始動状態であるか停止状態であるかの情報を受信するイグニッションセンサと、
シフトレバーにおいて選択されているポジションの情報を受信するシフトポジションセンサと、
フロントウインドシールドを払拭するワイパーを動作させるワイパー駆動部と、
前記フロントウインドシールドに洗浄液を噴霧させるウォッシャ噴霧部と、
ワイパーおよびウォッシャ噴霧の操作を行うワイパーレバーの操作情報を受信するワイパーレバー検出部と、
前記ワイパーレバー検出部のワイパーレバー操作情報に基づいて、前記ワイパー駆動部および前記ウォッシャ噴霧部を制御するワイパーウォッシャ制御部と、
を備え、
前記ワイパーウォッシャ制御部が、前記イグニッションセンサから、走行駆動部が始動状態である旨の情報を受信し、前記シフトポジションセンサからシフトポジションがパーキングレンジである旨の情報を受信し、前記ワイパーレバー検出部から、ウォッシャ噴霧開始からワイパー動作開始までの時間を通常モードよりも遅延させる遅延モードを開始させる旨の情報を受信した場合には、前記ワイパー駆動部の制御を前記遅延モードに遷移させ、
前記ワイパーウォッシャ制御部が、前記遅延モード中に、前記ワイパーレバー検出部から、前記ウォッシャ噴霧部のみ動作させる噴霧モードを開始させる旨の情報を受信した場合には、前記ワイパー駆動部の制御を、前記噴霧モードに遷移させることを特徴とするワイパーウォッシャ制御装置。
続きを表示(約 400 文字)【請求項2】
前記ワイパーウォッシャ制御部が、前記遅延モード中に、前記イグニッションセンサから前記走行駆動部の停止情報を受信した場合、あるいは前記シフトポジションセンサからシフトポジションがパーキングレンジ以外である情報を受信した場合には、前記ワイパー駆動部の制御を前記通常モードに遷移させることを特徴とする請求項1に記載のワイパーウォッシャ制御装置。
【請求項3】
前記ワイパーウォッシャ制御部が、前記遅延モード中に、前記ワイパーレバー検出部から前記噴霧モードの解除情報を受信した場合には、前記ワイパー駆動部の制御を前記通常モードへ遷移させることを特徴とする請求項1または2に記載のワイパーウォッシャ制御装置。
【請求項4】
前記ワイパーウォッシャ制御部の制御状態を示す表示制御部を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載のワイパーウォッシャ制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ワイパーウォッシャ制御装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
近年、フロントウインドシールドの良好な前方視界は、車両における運転者の前方視界だけでなく、車両の動作を制御する可視光カメラ等の各種センサの安定作動にも重要となっている。特に冬季において、フロントウインドシールドが霜等で凍結している場合には、良好な前方視界を得るにはフロントウインドシールドを解凍する必要があり、デフロスタ―を活用しても5分間程度の時間が必要となる。
【0003】
一方、フロントウインドシールドが霜等によって凍結している状態において、洗浄液を噴霧し、さらにワイパーを動作させることによって、霜等を払拭させる場合がある。このとき、外気温が非常に低い場合には、窓ガラス表面上の温度が洗浄液の凍結温度を下回り、洗浄液がフロントウインドシールドに広げられた状態で凍結することによって視界をさらに妨げる場合がある。
【0004】
また、フロントウインドシールドが凍結することによって、ワイパーがフロントウインドシールドに貼り付いている状態においてワイパーを動作させる場合には、ワイパーが劣化あるいは破損してしまう虞がある。
【0005】
そのため、フロントウインドシールドの凍結状況に応じて、ワイパーおよび洗浄液噴射(ウォッシャ噴霧)の動作を切換えることによって、フロントウインドシールドを短時間で解凍可能とする制御が求められている。
【0006】
このような要求に応じて、例えば、特許文献1においては、イグニッションスイッチと、洗浄液噴射部による洗浄液噴射をオン・オフする洗浄液噴射スイッチと、洗浄液噴射部とワイパー駆動部とイグニッションスイッチと洗浄液噴射スイッチとに接続され、洗浄液噴射部とワイパーとが連動する連動モードと、洗浄液噴射部とワイパーと、が連動しない非連動モードとをイグニッションスイッチおよび洗浄液噴射スイッチの作動に起因する「該洗浄液噴射スイッチをオンに保持した状態で該イグニッションスイッチをオフからオンにした」という条件が成立したか否かによって切換える制御部とを有する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2004-155318号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
しかしながら、特許文献1に記載の技術においては、連動モードと非連動モードとの切換えにイグニッションスイッチをオフからオンに切換える必要がある。そのため、運転者が行う切換え操作に時間がかかってしまう虞があるという課題があった。
【0009】
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであって、運転者が行う操作を簡易化し、短時間でフロントウインドシールドの凍結を解凍するワイパーウォッシャ制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
形態1;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、走行駆動部が始動状態であるか停止状態であるかの情報を受信するイグニッションセンサと、シフトレバーにおいて選択されているポジションの情報を受信するシフトポジションセンサと、フロントウインドシールドを払拭するワイパーを動作させるワイパー駆動部と、前記フロントウインドシールドに洗浄液を噴霧させるウォッシャ噴霧部と、ワイパーおよびウォッシャ噴霧の操作を行うワイパーレバーの操作情報を受信するワイパーレバー検出部と、前記ワイパーレバー検出部のワイパーレバー操作情報に基づいて、前記ワイパー駆動部および前記ウォッシャ噴霧部を制御するワイパーウォッシャ制御部と、を備え、前記ワイパーウォッシャ制御部が、前記イグニッションセンサから、走行駆動部が始動状態である旨の情報を受信し、前記シフトポジションセンサからシフトポジションがパーキングレンジである旨の情報を受信し、前記ワイパーレバー検出部から、ウォッシャ噴霧開始からワイパー動作開始までの時間を通常モードよりも遅延させる遅延モードを開始させる旨の情報を受信した場合には、前記ワイパー駆動部の制御を前記遅延モードに遷移させ、前記ワイパーウォッシャ制御部が、前記遅延モード中に、前記ワイパーレバー検出部から、前記ウォッシャ噴霧部のみ動作させる噴霧モードを開始させる旨の情報を受信した場合には、前記ワイパー駆動部の制御を、前記噴霧モードに遷移させるワイパーウォッシャ制御装置を提案している。
(【0011】以降は省略されています)

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