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公開番号2024055554
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-18
出願番号2022162588
出願日2022-10-07
発明の名称印刷装置及び印刷方法
出願人株式会社ミマキエンジニアリング
代理人個人,個人,個人
主分類B41J 2/01 20060101AFI20240411BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】記録媒体に着弾したインクの硬化に影響を与えることを抑えつつ、光の照射に要する電流又は電圧のピーク値を小さくできる、印刷装置及び印刷方法を提供する。
【解決手段】印刷装置は、メディアに対して主走査方向Yに相対移動しながらメディアへ光硬化型のインクを吐出するインク吐出ヘッド40と、インク吐出ヘッド40と共に相対移動しながらメディアへ光を照射する照射部32と、を有する印刷装置であって、照射部32は、主走査方向Yに対して交差する副走査方向Xに複数のLED34が配列され、主走査方向Yへインク吐出ヘッド40及び照射部32が相対移動する1周期の間に、所定の順番で複数のLED34の照射のオン及びオフを繰り返し行うように照射部32を制御する照射制御部と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
記録媒体に対して第1方向に相対移動しながら前記記録媒体へ光硬化型のインクを吐出するインク吐出手段と、前記インク吐出手段と共に相対移動しながら前記記録媒体へ光を照射する照射手段と、を有する印刷装置であって、
前記照射手段は、前記第1方向に対して交差する第2方向に複数の光照射素子が配列され、
前記第1方向へ前記インク吐出手段及び前記照射手段が相対移動する1周期の間に、所定の順番で前記複数の光照射素子の照射のオン及びオフを繰り返し行うように前記照射手段を制御する照射制御手段と、
を備える印刷装置。
続きを表示(約 910 文字)【請求項2】
前記照射制御手段は、前記第2方向に対して所定の順番で前記複数の光照射素子の照射のオン及びオフを繰り返し行うように前記照射手段を制御する、請求項1に記載の印刷装置。
【請求項3】
前記照射制御手段は、
所定の前記光照射素子の照射をオンとしてから第1時間経過後に他の前記光照射素子の照射をオンとし、
前記光照射素子の照射をオンとしてから第2時間経過後に前記光照射素子の照射をオフとし、オフとしてから第3時間経過後に前記光照射素子の照射をオンとする、
請求項1又は請求項2に記載の印刷装置。
【請求項4】
前記第1時間は前記第2時間及び前記第3時間より短く、
前記第2時間は前記第3時間より長い、
請求項3に記載の印刷装置。
【請求項5】
前記照射制御手段は、複数の前記光照射素子が全て消灯する時間帯を生じさせない、請求項1又は請求項2に記載の印刷装置。
【請求項6】
前記複数の光照射素子は、複数のグループに分けられ、
前記照射制御手段は、前記グループ毎に前記光照射素子の照射を制御する、請求項1又は請求項2に記載の印刷装置。
【請求項7】
前記照射制御手段は、所定の前記グループに含まれる前記光照射素子の照射をオンとしてから所定時間経過後に、隣接する他の前記グループに含まれる前記光照射素子の照射をオンとする、請求項6に記載の印刷装置。
【請求項8】
記録媒体に対して第1方向に相対移動しながら前記記録媒体へ光硬化型のインクをインク吐出手段が吐出し、
前記インク吐出手段と共に相対移動しながら前記記録媒体へ照射手段が光を照射する、
印刷方法であって、
前記照射手段は、前記第1方向に対して交差する第2方向に複数の光照射素子が配列され、
前記第1方向へ前記インク吐出手段及び前記照射手段が相対移動する1周期の間に、所定の順番で前記複数の光照射素子の照射のオン及びオフを繰り返し行うように前記照射手段を制御する、印刷方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、印刷装置及び印刷方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、記録媒体に光硬化型のインクを吐出し、記録媒体に着弾したインクを紫外線等を照射することで硬化させて画像を形成する印刷装置が開発されている。
【0003】
このような光硬化型のインクを用いた印刷装置は、特許文献1に記載のように、インクを硬化させるための紫外線を照射する照射部を備える。この照射部は、インクを吐出するノズルヘッドを搭載したキャリッジユニットに設けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許2015-74161号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
照射部は、記録媒体に着弾したインクを十分に硬化させるための光を照射ことにより、印刷装置に対して負荷を与えることとなる。照射部による印刷装置への負荷を低減させるためには、光の照射に要する電流又は電圧のピーク値を小さくすることが求められている。
【0006】
そこで本発明は、記録媒体に着弾したインクの硬化に影響を与えることを抑えつつ、光の照射に要する電流又は電圧のピーク値を小さくできる、印刷装置及び印刷方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の第1態様の印刷装置は、記録媒体に対して第1方向に相対移動しながら前記記録媒体へ光硬化型のインクを吐出するインク吐出手段と、前記インク吐出手段と共に相対移動しながら前記記録媒体へ光を照射する照射手段と、を有する印刷装置であって、前記照射手段は、前記第1方向に対して交差する第2方向に複数の光照射素子が配列され、前記第1方向へ前記インク吐出手段及び前記照射手段が相対移動する1周期の間に、所定の順番で前記複数の光照射素子の照射のオン及びオフを繰り返し行うように前記照射手段を制御する照射制御手段と、を備える。
【0008】
本構成によれば、記録媒体に対して第1方向に相対移動しながら記録媒体へ光硬化型のインクが吐出される。照射手段にはインクを硬化させる光を照射する複数の光照射素子が第1方向に交差する第2方向に配列され、照射手段はインク吐出手段と共に第1方向へ記録媒体に対して相対移動する。
【0009】
そして、本構成は、第1方向へインク吐出手段及び照射手段が相対移動する1周期の間に、所定の順番で複数の光照射素子の照射のオン及びオフを繰り返し行う。すなわち、複数の光照射素子のオン・オフのタイミングをずらして、記録媒体に着弾したインクを硬化させるための光の照射が行われる。これにより、本構成は、記録媒体に着弾したインクの硬化に影響を与えることを抑えつつ、光の照射に要する電流又は電圧のピーク値を小さくできる。
【0010】
第2態様の印刷装置は第1態様の印刷装置において、前記照射制御手段は、前記第2方向に対して所定の順番で前記複数の光照射素子の照射のオン及びオフを繰り返し行うように前記照射手段を制御してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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