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公開番号2024055525
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-18
出願番号2022162539
出願日2022-10-07
発明の名称自動二輪車用タイヤ
出願人住友ゴム工業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類B60C 11/03 20060101AFI20240411BHJP(車両一般)
要約【課題】 耐偏摩耗性能を維持しながら乗心地性能及びハンドリング性能を向上する。
【解決手段】 第1トレッド端T1と、第2トレッド端T2と、複数の溝3とを含む自動二輪車用タイヤ1である。複数の溝3は、長さが最も大きい少なくとも1本の主溝4と、主溝4よりも長さの小さい少なくとも1本の副溝5とを含む。主溝4の内端4iは、タイヤ赤道Cよりもタイヤ軸方向外側に配されている。副溝5は、内端4iを通るタイヤ周方向線Yを横切るようにタイヤ軸方向に延びている。副溝5は、第1トレッド端T1側の第1端5aを有している。第1端5aとタイヤ赤道Cとの間のタイヤ軸方向の距離は、直進走行時の最大接地幅Wm以下である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
トレッド部を有する自動二輪車用タイヤであって、
前記トレッド部は、第1トレッド端と、第2トレッド端と、複数の溝とを含み、
前記複数の溝は、長さが最も大きい少なくとも1本の主溝と、前記主溝よりも長さの小さい少なくとも1本の副溝とを含み、
前記主溝は、タイヤ軸方向の内端を有し、前記内端は、タイヤ赤道よりもタイヤ軸方向外側に配されており、
前記副溝は、前記主溝の前記内端を通るタイヤ周方向線を横切るようにタイヤ軸方向に延びており、
前記副溝は、前記第1トレッド端側の第1端を有し、
前記第1端とタイヤ赤道との間のタイヤ軸方向の距離は、直進走行時の最大接地幅以下である、
自動二輪車用タイヤ。
続きを表示(約 670 文字)【請求項2】
前記副溝は、前記第2トレッド端側の第2端を有し、
前記第2端は、タイヤ赤道よりも前記第2トレッド端側に位置する、請求項1に記載の自動二輪車用タイヤ。
【請求項3】
前記副溝は、前記第2トレッド端側の第2端を有し、
前記第2端は、タイヤ赤道よりも前記第1トレッド端側に位置し、
前記第2端とタイヤ赤道との間のタイヤ軸方向の距離は、直進走行時の最大接地半幅の50%以下である、請求項1に記載の自動二輪車用タイヤ。
【請求項4】
前記副溝のタイヤ軸方向の長さは、直進走行時の最大接地半幅の50%~100%である、請求項1に記載の自動二輪車用タイヤ。
【請求項5】
前記主溝及び前記副溝は、タイヤ周方向に対して第1方向に傾斜している、請求項1に記載の自動二輪車用タイヤ。
【請求項6】
前記副溝のタイヤ周方向に対する角度は、3度以上である、請求項5に記載の自動二輪車用タイヤ。
【請求項7】
前記主溝は、タイヤ周方向に並べられており、
前記トレッド部は、直進走行時の接地面の前記第1トレッド端側の第1端縁を含み、
前記主溝は、前記第1端縁と交差する交差点を含み、
前記副溝は、タイヤ周方向に隣接する前記主溝の前記交差点間に位置する、請求項1に記載の自動二輪車用タイヤ。
【請求項8】
前記副溝は、タイヤ周方向に隣接する前記主溝間に複数配される、請求項7に記載の自動二輪車用タイヤ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、自動二輪車用タイヤに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、タイヤトレッドに、傾斜方向の異なる第1の溝及び第2の溝を有する主溝と、副溝とを備えた自動二輪車用タイヤが記載されている。前記主溝及び前記副溝は、回転方向の逆回転方向に向かいタイヤ赤道側からタイヤ幅方向外側に傾斜して延びる溝を2つ以上、及び、前記逆回転方向に向かいタイヤ幅方向外側からタイヤ赤道側に傾斜して延びる溝を1つ以上含んでいる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-68641号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、自動二輪車用タイヤにおいて、乗心地性能及びハンドリング性能を向上することが求められていた。
【0005】
本発明は、以上のような実状に鑑み案出なされたもので、耐偏摩耗性能を維持しながら乗心地性能及びハンドリング性能を向上することができる自動二輪車用タイヤを提供することを主たる目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、トレッド部を有する自動二輪車用タイヤであって、前記トレッド部は、第1トレッド端と、第2トレッド端と、複数の溝とを含み、前記複数の溝は、長さが最も大きい少なくとも1本の主溝と、前記主溝よりも長さの小さい少なくとも1本の副溝とを含み、前記主溝は、タイヤ軸方向の内端を有し、前記内端は、タイヤ赤道よりもタイヤ軸方向外側に配されており、前記副溝は、前記主溝の前記内端を通るタイヤ周方向線を横切るようにタイヤ軸方向に延びており、前記副溝は、前記第1トレッド端側の第1端を有し、
前記第1端とタイヤ赤道との間のタイヤ軸方向の距離は、直進走行時の最大接地幅以下である、自動二輪車用タイヤである。
【発明の効果】
【0007】
本発明の自動二輪車用タイヤは、上記の構成を採用することで、耐偏摩耗性能を維持しながら乗心地性能及びハンドリング性能を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の自動二輪車用タイヤの一実施例を示すトレッド部の展開図である。
図5のA-A線断面図である。
他の実施形態のトレッド部の展開図である。
さらに他の実施形態のトレッド部の展開図である。
さらに他の実施形態のトレッド部の展開図である。
さらに他の実施形態のトレッド部の展開図である。
さらに他の実施形態のトレッド部の展開図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施の一形態が図面に基づき説明される。
図1は、本実施形態の自動二輪車用タイヤ(以下、単に「タイヤ」ということがある。)1のトレッド部2の展開図である。本発明のタイヤ1は、例えば、アスファルト路面などのオンロード走行に好適に用いられる。
【0010】
図1に示されるように、トレッド部2は、第1トレッド端T1と、第2トレッド端T2と、複数の溝3とを含んでいる。第1トレッド端T1と第2トレッド端T2との間のタイヤ軸方向の中心がタイヤ赤道Cである。トレッド部2は、タイヤ赤道Cと第1トレッド端T1との間の第1トレッド領域2Aと、タイヤ赤道Cと第2トレッド端T2との間の第2トレッド領域2Bとを含んでいる。なお、本実施形態のトレッド部2は、タイヤ回転方向が指定されるものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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