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公開番号2024054921
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-18
出願番号2022161384
出願日2022-10-06
発明の名称車両
出願人トヨタ自動車株式会社,株式会社SUBARU
代理人弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類B60J 7/00 20060101AFI20240411BHJP(車両一般)
要約【課題】シェードの開閉時に異音が発生することを回避する。
【解決手段】車両は、透光性を有するルーフが取り付けられた車体と、車体に設けられており、ルーフの下方において車両左右方向に延びるリインフォースと、リインフォースに上方から取り付けられたモールと、リインフォース及びモールを下方から覆うトリムと、ルーフを下方から覆う遮光位置とルーフを車内へ露出させる収納位置との間を移動可能に構成されたシェードと、を備えてもよい。シェードは、ルーフとモールとの間を通って、車両前後方向に移動するように構成されてもよい。モールには、上方に突出する少なくとも一つのリブが、車両左右方向に沿って設けられてもよい。少なくとも一つのリブは、シェードに下方から接触することによって、シェードがモール及びトリムに対して摺動することを禁止してもよい。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
透光性を有するルーフが取り付けられた車体と、
前記車体に設けられており、前記ルーフの下方において車両左右方向に延びるリインフォースと、
前記リインフォースに上方から取り付けられたモールと、
前記リインフォース及び前記モールを下方から覆うトリムと、
前記ルーフを下方から覆う遮光位置と、前記ルーフを車内へ露出させる収納位置との間を移動可能に構成されたシェードと、
を備え、
前記シェードは、前記ルーフと前記モールとの間を通って、車両前後方向に移動するように構成され、
前記モールには、上方に突出する少なくとも一つのリブが、前記車両左右方向に沿って設けられており、
前記少なくとも一つのリブは、前記シェードに下方から接触することによって、前記シェードが前記モール及び前記トリムに対して摺動することを禁止する、
車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書が開示する技術は、車両に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に、透光性を有するルーフが採用された車両が記載されている。当該車両には、ルーフからの光を遮光するシェードが設けられている。シェードは、ルーフ下に設けられたリインフォースの下方において、車両前後方向に開閉されるように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-184583号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような車両では、車室の上部空間を広く確保するために、シェードをリインフォースの上方に配置することが考えられる。しかしながら、シェードをリインフォースの上方に配置すると、シェードにたわみが生じることによって、シェードがリインフォース又はその周辺部材(例えばモールやトリム等)と局所的に接触するおそれがある。この場合、シェードがそれらの部品に対して摺動したときに、異音が生じるおそれがある。本明細書は、このような課題を解決又は抑制し得る技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書が開示する技術における車両は、透光性を有するルーフが取り付けられた車体と、車体に設けられており、ルーフの下方において車両左右方向に延びるリインフォースと、リインフォースに上方から取り付けられたモールと、リインフォース及びモールを下方から覆うトリムと、ルーフを下方から覆う遮光位置とルーフを車内へ露出させる収納位置との間を移動可能に構成されたシェードと、を備えてもよい。シェードは、ルーフとモールとの間を通って、車両前後方向に移動するように構成されてもよい。モールには、上方に突出する少なくとも一つのリブが、車両左右方向に沿って設けられてもよい。少なくとも一つのリブは、シェードに下方から接触することによって、シェードがモール及びトリムに対して摺動することを禁止してもよい。
【0006】
上記した車両では、モールに設けられたリブが、シェードを下方から支持している。リブの数、位置、寸法は、自由に設計することができ、モールやトリムに対して、シェードが局所的に接触することを禁止することができる。これにより、シェードの開閉時に異音が発生することを回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
車両の構成を模式的に示す図。
図1のII部における拡大図であって、シェードの周辺構造を示す端面図。
モールの一変形例を示す端面図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1、図2を参照して、実施例の車両10について説明する。一例ではあるが、図1に示すように、車両10は、バッテリ16を有する、BEV(Battery Electric Vehicle)である。バッテリ16は、図示されていないが、電力変換装置を介してモータに電力を供給する。モータは、車体12を支持する一又は複数の車輪14を駆動する。車体12は、車室12cを有する。車室12cは、乗員Pが搭乗する空間である。バッテリ16は、車室12cのフロア12f下に配置されている。
【0009】
ここで、図面における方向FRは、車両10の前後方向における前方を示し、方向RRは車両10の前後方向における後方を示す。また、方向LHは車両10の左右方向における左方を示し、方向RHは車両10の左右方向における右方を示す。また、方向UPは車両10の上下方向における上方を示し、方向DWは車両10の上下方向における下方を示す。
【0010】
次いで、車両10の上部構造について説明する。図2に示すように、車両10は、ルーフ12rと、リインフォース18と、モール20と、トリム24と、シェード26とを備える。車体12の上部には、開口12wが形成されている。開口12wには、透光性を有するルーフ12rが取り付けられており、ルーフ12rが開口12wを塞いでいる。ルーフ12rは、車室12cの天井全体に拡大された、いわゆるパノラマガラスである。但し、ルーフ12rを構成する材料は、ガラスに限定されず、他の透光性を有する材料であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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