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公開番号2024040039
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-25
出願番号2022144855
出願日2022-09-12
発明の名称音発生ユニット
出願人株式会社小糸製作所
代理人個人
主分類B60Q 5/00 20060101AFI20240315BHJP(車両一般)
要約【課題】新たな灯具を提供する。
【解決手段】音発生ユニット22は、音発生装置と、音発生装置を覆う外側筐体30と、を備える。外側筐体30は、音発生装置から出た音Sを外部へ出す音出し孔30aと、音出し孔30aから入って音発生装置へ向かう風を側方へ逃がす逃げ孔30bと、を有する。逃げ孔30bの総面積は、音出し孔30aの総面積よりも小さい。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
音発生装置と、
前記音発生装置を覆う外側筐体と、を備え、
前記外側筐体は、前記音発生装置から出た音を外部へ出す音出し孔と、前記音出し孔から入って前記音発生装置へ向かう風を側方へ逃がす逃げ孔と、を有し、
前記逃げ孔の総面積は、前記音出し孔の総面積よりも小さいことを特徴とする音発生ユニット。
続きを表示(約 620 文字)【請求項2】
前記音発生装置は、
スピーカボディと、
スピーカボディの開口に設けられている振動板と、を有し、
前記外側筐体は、前記振動板の前面を覆う筒状のカバーを有し、
前記音出し孔は、前記カバーの前記振動板と対向する領域に形成されており、
前記逃げ孔は、前記カバーの外周面に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の音発生ユニット。
【請求項3】
前記音出し孔から出た音を外部の所定位置に導くダクトを更に備え、
前記ダクトは、前記カバーに隣接していることを特徴とする請求項2に記載の音発生ユニット。
【請求項4】
前記外側筐体は、前記音発生装置を保持した状態で被固定部に固定される保持部材を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の音発生ユニット。
【請求項5】
前記被固定部は、車両用灯具の一部を構成する灯具部品であることを特徴とする請求項4に記載の音発生ユニット。
【請求項6】
前記ダクトは、車両のラジエタが配置されている空間と車両用灯具が配置されている空間とを隔てる仕切り板を貫通していることを特徴とする請求項3に記載の音発生ユニット。
【請求項7】
前記ダクトは、出口側の開口が車両前方以外を向くように設けられていることを特徴とする請求項6に記載の音発生ユニット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、音発生ユニットに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
ハイブリッド車や電気自動車のようにモータを走行駆動源とする車両では、低速時におけるモータ音が静粛であるため他車両や歩行者が自車両に気づき難い。そこで、モータ音とは別の疑似音を発生させ、この疑似音を他車両や歩行者に対する警告音とする技術が提案されている。
【0003】
例えば、光源と、車両用灯具を構成するアウタレンズに固定され、電気信号を受けて振動によりアウタレンズを発音させる振動子と、を備える車両用灯具が考案されている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-241156号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述の振動子は、音を発生させるアウタレンズに直接固定する必要がある。そのため、振動子を取り付ける位置が限定されるため、振動子のレイアウトによっては所望の方向に報知音を発することが難しい。
【0006】
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その例示的な目的の一つは、レイアウトの自由度が高く所望の音質が得られる新たな音発生ユニットを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明のある態様の音発生ユニットは、音発生装置と、音発生装置を覆う外側筐体と、を備える。外側筐体は、音発生装置から出た音を外部へ出す音出し孔と、音出し孔から入って音発生装置へ向かう風を側方へ逃がす逃げ孔と、を有する。逃げ孔の総面積は、音出し孔の総面積よりも小さい。
【0008】
この態様によると、音出し孔から入って音発生装置へ向かう風を側方へ逃がすことができる。また、逃げ孔の総面積を音出し孔の総面積よりも小さくすることで、音発生装置から出た音の大半を音出し孔から外部正面へ出すことができる。
【0009】
音発生装置は、スピーカボディと、スピーカボディの開口に設けられている振動板と、を有してもよい。外側筐体は、振動板の前面を覆う筒状のカバーを有してもよい。音出し孔は、カバーの振動板と対向する領域に形成されており、逃げ孔は、カバーの外周面に形成されていてもよい。これにより、音発生装置から出た音は振動板の前面にある音出し孔から外部へ出るため、効率良く外部へ報知音を発することができる。
【0010】
音出し孔から出た音を外部の所定位置に導くダクトを更に備えてもよい。ダクトは、カバーに隣接していてもよい。これにより、カバーに形成されている音出し孔から出た音をダクトを介して所望の方向へ報知音として発することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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