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公開番号2024054516
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-17
出願番号2022160778
出願日2022-10-05
発明の名称車両用制御装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類B60R 21/0136 20060101AFI20240410BHJP(車両一般)
要約【課題】衝突検知時に熱媒体の温度に応じた処理を実行することができる車両用制御装置を提供する。
【解決手段】高温側ウォーターポンプ51によって高温側冷却水を循環させる高温側冷却水回路50と、衝突を検知するエアバッグECU60と、を備える車両10の冷却用ECU70であって、エアバッグECU60によって衝突を検知したときは、高温側冷却水が水の沸点に基づいて決定された第1所定温度以上の場合には、高温側ウォーターポンプ51を停止する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1駆動装置によって第1熱媒体を循環させる第1熱媒体回路と、衝突を検知する衝突検知装置と、を備える車両の車両用制御装置であって、
前記衝突検知装置によって衝突を検知したときは、前記第1熱媒体が前記第1熱媒体の沸点に基づいて決定された所定温度以上の場合には、前記第1駆動装置を停止する、
車両用制御装置。
続きを表示(約 370 文字)【請求項2】
請求項1に記載の車両用制御装置であって、
第2駆動装置によって前記第1熱媒体よりも高い沸点を有する第2熱媒体を循環させて前記第1熱媒体回路と熱交換する第2熱媒体回路をさらに備え、
前記衝突検知装置によって衝突を検知したときは、前記第1熱媒体が前記第1熱媒体の沸点に基づいて決定された所定温度以上の場合には、前記第2駆動装置を停止する、
車両用制御装置。
【請求項3】
請求項1または2に記載の車両用制御装置であって、
前記第1熱媒体回路は、前記第1熱媒体を加熱する加熱装置を有し、
前記衝突検知装置によって衝突を検知したときは、前記第1熱媒体が前記第1熱媒体の沸点に基づいて決定された所定温度以上の場合には、前記加熱装置を停止する、
車両用制御装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、駆動装置によって熱媒体を循環させる回路と、衝突を検知する衝突検知装置とを備える車両の制御装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
車両は、当該車両が衝突したことを検知する衝突検知装置を有している。また、車両は、衝突検知装置によって衝突を検知した際には、安全上の観点から、熱媒体を循環させている回路を停止させる等の制御を実行している。例えば特許文献1には、衝突検知時に燃料電池の冷却水の経路を遮断する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-036867号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、衝突検知時に熱媒体を循環させている回路を停止する必要がない場合も考えられる。例えば、熱交換器が破損し少量の漏れが発生した際には、熱媒体が高温でない場合には、特に周囲に悪影響を及ぼすことも考えにくいため、回路を停止する必要がない
【0005】
そこで、本発明は、衝突検知時に熱媒体の温度に応じた処理を実行することができる車両用制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る車両用制御装置は、第1駆動装置によって第1熱媒体を循環させる第1熱媒体回路と、衝突を検知する衝突検知装置と、を備える車両の車両用制御装置であって、衝突検知装置によって衝突を検知したときは、第1熱媒体が第1熱媒体の沸点に基づいて決定された所定温度以上の場合には、第1駆動装置を停止することを特徴とする。
【0007】
これにより、高温の第1熱媒体が漏れて周囲に悪影響を及ぼすことを防止することができる。
【0008】
本発明に係る車両用制御装置において、第2駆動装置によって第1熱媒体よりも高い沸点を有する第2熱媒体を循環させて第1熱媒体回路と熱交換する第2熱媒体回路をさらに備え、衝突検知装置によって衝突を検知したときは、第1熱媒体が第1熱媒体の沸点に基づいて決定された所定温度以上の場合には、第2駆動装置を停止することが好ましい。
【0009】
これにより、循環が停止された第1熱媒体回路の第1熱媒体がさらに高温になることを防止することができる。
【0010】
本発明に係る車両用制御装置において、第1熱媒体回路は、第1熱媒体を加熱する加熱装置を有し、衝突検知装置によって衝突を検知したときは、第1熱媒体が第1熱媒体の沸点に基づいて決定された所定温度以上の場合には、加熱装置を停止することが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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