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公開番号2024053509
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-15
出願番号2022159854
出願日2022-10-03
発明の名称液体噴射ヘッドおよび液体噴射装置
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人
主分類B41J 2/14 20060101AFI20240408BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】接着剤を修復、交換することができると共に部品の一部を容易に交換でき、容易に再生することができる液体噴射ヘッドおよび液体噴射装置を提供する。
【解決手段】液体を噴射する複数のノズル21を有するノズルプレート20を有するヘッドチップ9と、前記ヘッドチップ9とは異なる他の部材と、前記ヘッドチップ9と前記他の部材とを接着する接着剤701、703と、前記接着剤701、703を可塑化させるための発熱体711、713と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
液体を噴射する複数のノズルを有するノズルプレートを有するヘッドチップと、
前記ヘッドチップとは異なる他の部材と、
前記ヘッドチップと前記他の部材とを接着する接着剤と、
前記接着剤を可塑化させるための発熱体と、
を備えることを特徴とする液体噴射ヘッド。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記他の部材は、前記ノズルプレートを外部に露出する開口部を有する固定板を含み、
前記接着剤は、前記ヘッドチップを前記固定板に接着する第1接着剤を含み、
前記発熱体は、前記第1接着剤を可塑化させるための第1発熱体を含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の液体噴射ヘッド。
【請求項3】
前記ヘッドチップを保持するホルダーと、
前記固定板と前記ホルダーとを接着する第2接着剤と、
前記第2接着剤を可塑化させるための第2発熱体と、
を備えることを特徴とする請求項2に記載の液体噴射ヘッド。
【請求項4】
前記他の部材は、前記ホルダーを含み、
前記接着剤は、前記ヘッドチップと前記ホルダーとを接着する第3接着剤を含み、
前記発熱体は、前記第3接着剤を可塑化させるための第3発熱体を含む、
ことを特徴とする請求項3に記載の液体噴射ヘッド。
【請求項5】
前記他の部材は、前記ヘッドチップを保持するホルダーを含み、
前記接着剤は、前記ヘッドチップと前記ホルダーとを接着する第3接着剤を含み、
前記発熱体は、前記第3接着剤を可塑化させるための第3発熱体を含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の液体噴射ヘッド。
【請求項6】
前記第1発熱体は、前記ヘッドチップに固定されている、
ことを特徴とする請求項2に記載の液体噴射ヘッド。
【請求項7】
前記第1接着剤は、前記開口部の内周面と前記ノズルプレートとの間に配置され、前記固定板と前記ノズルプレートとの間を閉塞する閉塞部を含む、
ことを特徴とする請求項2に記載の液体噴射ヘッド。
【請求項8】
前記第1接着剤は、前記閉塞部とは異なり、前記閉塞部よりも前記開口部から離れて配置された主固定部を含み、
前記第1発熱体は、前記閉塞部を可塑化させるための第1部分と、前記主固定部を可塑化させるための第2部分と、を含み、
前記第1部分と前記第2部分とは、電気的に独立している、
ことを特徴とする請求項7に記載の液体噴射ヘッド。
【請求項9】
液体を噴射する複数のノズルを有するノズルプレートをそれぞれが有する複数のヘッドチップと、
前記複数のヘッドチップが固定され、前記複数のノズルプレートのそれぞれを外部に露出する複数の開口部を有する固定板と、
前記複数のヘッドチップを保持するホルダーと、
前記固定板と前記ホルダーとを接着する接着剤と、
前記接着剤を可塑化させるための発熱体と、
を備えることを特徴とする液体噴射ヘッド。
【請求項10】
前記発熱体は、前記ホルダーに固定されている、
ことを特徴とする請求項9に記載の液体噴射ヘッド。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ノズルから液体を噴射する液体噴射ヘッドおよび液体噴射装置に関し、特に液体としてインクを噴射するインクジェット式記録ヘッドおよびインクジェット式記録装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、圧電アクチュエーターや発熱素子等の圧力発生手段によって液体に圧力変化を生じさせることで、ノズルから液体を噴射する液体噴射ヘッドが知られている。
【0003】
液体噴射ヘッドとしては、液体を噴射するノズルが設けられたノズルプレートおよびノズルに連通する流路が形成された流路部材が積層されたヘッドチップと、ヘッドチップが固定されるとともにノズルを露出するための開口部が形成された固定板と、ノズルプレートと固定板の開口部の内周面との間を閉塞する充填剤と、を備えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-188887号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、液体噴射ヘッドを構成する部品同士が接着剤で接合されているため、液体噴射ヘッドの一部の部品、例えば、固定板、ヘッドチップ、充填剤などが故障した場合に、一部の部品の交換または修復を行うことが困難で、液体噴射ヘッドを再生するのが難しいという問題がある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決する本発明の態様は、液体を噴射する複数のノズルを有するノズルプレートを有するヘッドチップと、前記ヘッドチップとは異なる他の部材と、前記ヘッドチップと前記他の部材とを接着する接着剤と、前記接着剤を可塑化させるための発熱体と、を備えることを特徴とする液体噴射ヘッドにある。
【0007】
また、本発明の他の態様は、液体を噴射する複数のノズルを有するノズルプレートをそれぞれが有する複数のヘッドチップと、前記複数のヘッドチップが固定され、前記複数のノズルプレートのそれぞれを外部に露出する複数の開口部を有する固定板と、前記複数のヘッドチップを保持するホルダーと、前記固定板と前記ホルダーとを接着する接着剤と、前記接着剤を可塑化させるための発熱体と、を備えることを特徴とする液体噴射ヘッドにある。
【0008】
また、本発明の他の態様は、上記態様に記載の液体噴射ヘッドを備え、前記発熱体は、通電されていないことを特徴とする液体噴射装置にある。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態1に係る液体噴射装置の概略構成図である。
実施形態1に係る液体噴射ヘッドの断面図である。
実施形態1に係る液体噴射ヘッドの要部断面図である。
実施形態1に係るヘッドチップの平面図である。
実施形態1に係る液体噴射ヘッドの要部断面図である。
実施形態1に係る液体噴射ヘッドの要部断面図である。
実施形態1に係るホルダーの平面図である。
実施形態1に係る中継基板の平面図である。
実施形態1に係る中継基板の平面図である。
実施形態1の液体噴射ヘッドの製造方法を説明する要部断面図である。
実施形態1の液体噴射ヘッドの製造方法を説明する要部断面図である。
液体噴射ヘッドの製造方法の変形例1を説明する要部断面図である。
液体噴射ヘッドの製造方法の変形例1を説明する要部断面図である。
液体噴射ヘッドの製造方法の変形例2を説明する要部断面図である。
液体噴射ヘッドの製造方法の変形例2を説明する要部断面図である。
液体噴射ヘッドの製造方法の変形例3を説明する要部断面図である。
液体噴射ヘッドの製造方法の変形例3を説明する要部断面図である。
液体噴射ヘッドの変形例1の要部断面図である。
液体噴射ヘッドの変形例2の要部断面図である。
液体噴射ヘッドの他の変形例の要部断面図である。
発熱体の他の変形例の平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に本発明を実施形態に基づいて詳細に説明する。ただし、以下の説明は、本発明の一態様を示すものであって、本発明の範囲内で任意に変更可能である。各図において同じ符号を付したものは、同一の部材を示しており、適宜説明が省略されている。また、各図においてX、Y、Zは、互いに直交する3つの空間軸を表している。本明細書では、これらの軸に沿った方向をX方向、Y方向、及びZ方向とする。各図の矢印が向かう方向を正(+)方向、矢印の反対方向を負(-)方向として説明する。また、Z方向は、鉛直方向を示し、+Z方向は鉛直下向き、-Z方向は鉛直上向きを示す。さらに、正方向及び負方向を限定しない3つの空間軸の方向については、X軸方向、Y軸方向、Z軸方向として説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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