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公開番号2024053337
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-15
出願番号2022159536
出願日2022-10-03
発明の名称車両
出願人トヨタ自動車株式会社,住友電装株式会社
代理人弁理士法人中部国際特許事務所
主分類B60W 20/00 20160101AFI20240408BHJP(車両一般)
要約【課題】 実用性の高い車両を提供する。
【解決手段】 車室内にイルミネーション装置を搭載し、EVモードで走行可能な車両において、EVモード走行を必要とする低エミッション領域(LEZ)への進入の際に、そのイルミネーション装置の発光の態様を変化させて、運転者に、その進入の旨を感知させるように構成される。発光の態様の変化は、例えば、イルミネーション装置の発光する色を、通常色から特定色に変化させるようにして行えばよい。イルミネーション装置の発光の態様の変化によって、低エミッション領域への進入を、運転者に、感覚的に認知させることが可能となる。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
車室内にイルミネーション装置を搭載し、EVモードで走行可能な車両であって、
EVモード走行を必要とする低エミッション領域への進入の際に、そのイルミネーション装置の発光の態様を変化させて、運転者に、その進入の旨を感知させるように構成された車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車室内にイルミネーション装置を搭載した車両に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、駆動源として内燃機関と電動モータとを備えたハイブリッド車両では、内燃機関による駆動を禁止して電動モータによって駆動するモード(以下、「EVモード」という場合がある)で走行することが行われている。一方で、大気汚染等を考慮して、内燃機関の停止が求められている領域、いわゆる低エミッション領域(以下、「LEZ」という場合がある)が設定される場合がある。下記特許文献では、車両がLEZに進入する際に、車内のディスプレイにテキストメッセージを表示させて、そのLEZへの進入を運転者に通知するようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-13179号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献に記載された車両では、LEZへの進入をテキストメッセージによって運転者に通知しているが、見落とし等の懸念から、感覚的に認知させることが望まれる。現時点において、車室内にイルミネーション装置を備えた車両が存在し、本願発明者は、そのイルミネーション装置を利用すれば、LEZへの進入を感覚的に運転者に通知でき、車両の実用性を向上させ得るとの知見を得た。本発明は、その知見に基づいてなされたものであり、実用性の高い車両を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために、本発明の車両は、車室内にイルミネーション装置を搭載し、EVモードで走行可能な車両であって、EVモード走行を必要とする低エミッション領域への進入の際に、そのイルミネーション装置の発光の態様を変化させて、運転者に、その進入の旨を感知させるように構成される。
【発明の効果】
【0006】
本発明の車両によれば、低エミッション領域への進入を、運転者に、感覚的に認知させることが可能となる。
【発明の概要】
発明の態様
【0007】
「イルミネーション装置」は、車室内の特定の場所に発光する物体を設け、その物体が発する光によって車室内に特定の雰囲気を作り出す装置と考えることができる。具体的な構成については特に限定されないが、例えば、インストルメントパネル,センターコンソール,ドア,天井,シート等に、LEDを、線状,面状等に配置し、そのLEDを制御装置によって制御するような構成のものとすることができる。「発光の態様の変化」とは、例えば、発色する光の色,明るさ(輝度),それらのグラデーション等の経時的な変化を意味する。具体的な変化については特に限定されないが、運転者に驚きや不快感を与えることなく、LEZへの進入を感知させ得るものであればよい。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の車両に搭載されたイルミネーション装置の構成およびそのイルミネーション装置の通常制御を説明するための図および表である。
車両の低エミッション領域への進入およびその進入の際のイルミネーション装置の発光の態様の変化を説明するための図である。
イルミネーション装置の発光の態様を変化させるために実行されるプログラムのフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための形態として、実施例の車両を、図を参照しつつ詳しく説明する。なお、本発明は、下記実施例の他、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した種々の形態で実施することができる。
【実施例】
【0010】
[A]イルミネーション装置に関する構成および基本的な制御
実施例の車両には、図1(a)に模式的に示すように、車室内に、イルミネーション装置が3つに分割されて搭載されている。詳しく言えば、インストルメントパネル(以下、「インパネ」と略す場合がある)10には、センターコンソール12の上方かつステアリングホイール14の中央側の部分に、モニター16が、配設されており、そのモニター16の下側に、インパネイルミネーション18が、運転席側ドア20に、運転席側ドアイルミネーション22が、助手席側ドア24に、助手席側ドアイルミネーション26が、それぞれ配設されている。それらインパネイルミネーション18,運転席側ドアイルミネーション22,助手席側ドアイルミネーション26によって、1つのイルミネーション装置が構成されている。それらを、イルミネーション18,22,26と総称すれば、それらイルミネーション18,22,26の各々は、複数のLED素子が、線上に並んで配置されたものとなっている。
(【0011】以降は省略されています)

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