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公開番号2024052061
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-11
出願番号2022158507
出願日2022-09-30
発明の名称車両
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類B60W 50/08 20200101AFI20240404BHJP(車両一般)
要約【課題】ユーザ操作と自動運転システム操作との干渉による作動停止後の自動運転システムからの作動要求が、作動停止前から継続して受信していた要求であるのか、作動停止後の新たな要求であるのかを適切に判断できるようにする。
【解決手段】ADK200は、ユーザ操作とADK操作との同時操作による制御干渉により、対象機器が作動停止されたか否かを判断する(S1)。ADK200は、ユーザ操作とADK操作との同時操作による制御干渉により、対象機器が作動停止されたと判断すると、作動停止された対象機器に対応した「要求なし(No request)」を示す制御要求(作動コマンド)をVP120(VCIB111)に送信する(S3)。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
自動運転システムと、
前記自動運転システムを搭載可能に構成されたベース車両と、
前記ベース車両と前記自動運転システムとの間のインターフェースを行なう車両制御インターフェースボックスとを備え、
前記自動運転システムは、ユーザ操作と自動運転システム操作との同時操作による制御干渉により、前記ベース車両の機器が作動停止された場合、要求なしを示す作動コマンドを前記車両制御インターフェースボックスに送信する、車両。
続きを表示(約 1,800 文字)【請求項2】
前記自動運転システムは、前記要求なしを示す作動コマンドを前記車両制御インターフェースボックスに送信した後に、開作動または閉作動を示す作動コマンドを前記車両制御インターフェースボックスに送信する、請求項1に記載の車両。
【請求項3】
前記車両制御インターフェースボックスは、前記制御干渉により前記機器が作動停止した場合において、
前記要求なしを示す作動コマンドを受信した後に前記自動運転システムから受信した作動コマンドに応じた制御指令を生成し、
前記制御指令を前記ベース車両に送信する、請求項2に記載の車両。
【請求項4】
前記機器は、前記ベース車両の2列目左ドアであり、
前記自動運転システムは、前記2列目左ドアの自動開閉作動を要求する作動コマンドを前記車両制御インターフェースボックスに送信し、
前記自動運転システムは、前記2列目左ドアに対するユーザ操作と、前記作動コマンドに基づく自動運転システム操作との同時操作による制御干渉により、前記2列目左ドアが作動停止された場合、要求なしを示す前記作動コマンドを前記車両制御インターフェースボックスに送信する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の車両。
【請求項5】
前記車両制御インターフェースボックスは、前記制御干渉により前記2列目左ドアが作動停止した場合において、
前記要求なしを示す作動コマンドを受信した後に前記自動運転システムから受信した作動コマンドに応じた制御指令を生成し、
前記制御指令を前記ベース車両に送信する、請求項4に記載の車両。
【請求項6】
前記機器は、前記ベース車両の2列目右ドアであり、
前記自動運転システムは、前記2列目右ドアの自動開閉作動を要求する作動コマンドを前記車両制御インターフェースボックスに送信し、
前記自動運転システムは、前記2列目右ドアに対するユーザ操作と、前記作動コマンドに基づく自動運転システム操作との同時操作による制御干渉により、前記2列目右ドアが作動停止された場合、要求なしを示す前記作動コマンドを前記車両制御インターフェースボックスに送信する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の車両。
【請求項7】
前記車両制御インターフェースボックスは、前記制御干渉により前記2列目右ドアが作動停止した場合において、
前記要求なしを示す作動コマンドを受信した後に前記自動運転システムから受信した作動コマンドに応じた制御指令を生成し、
前記制御指令を前記ベース車両に送信する、請求項6に記載の車両。
【請求項8】
前記機器は、前記ベース車両の全ウィンドウであり、
前記自動運転システムは、前記全ウィンドウの自動開閉作動を要求する作動コマンドを前記車両制御インターフェースボックスに送信し、
前記自動運転システムは、前記全ウィンドウに対するユーザ操作と、前記作動コマンドに基づく自動運転システム操作との同時操作による制御干渉により、前記全ウィンドウが作動停止された場合、要求なしを示す前記作動コマンドを前記車両制御インターフェースボックスに送信する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の車両。
【請求項9】
前記車両制御インターフェースボックスは、前記制御干渉により前記全ウィンドウが作動停止した場合において、
前記要求なしを示す作動コマンドを受信した後に前記自動運転システムから受信した作動コマンドに応じた制御指令を生成し、
前記制御指令を前記ベース車両に送信する、請求項8に記載の車両。
【請求項10】
前記機器は、前記ベース車両の運転席ウィンドウであり、
前記自動運転システムは、前記運転席ウィンドウの自動開閉作動を要求する作動コマンドを前記車両制御インターフェースボックスに送信し、
前記自動運転システムは、前記運転席ウィンドウに対するユーザ操作と、前記作動コマンドに基づく自動運転システム操作との同時操作による制御干渉により、前記運転席ウィンドウが作動停止された場合、要求なしを示す前記作動コマンドを前記車両制御インターフェースボックスに送信する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の車両。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、自動運転が可能に構成された車両に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年、車両の自動運転に関する技術の開発が進められている。たとえば、特開2018-132015号公報(特許文献1)には、車両の動力を統括的に管理する動力システムと、各種車載器の電力供給等を統括的に管理する電源システムと、車両の自動運転制御を統括的に実行する自動運転システムとを備えた車両が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-132015号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
自動運転の実行時には、自動運転システムからの指令に従って、ドアおよびウィンドウの開閉作動が自動で行なわれる。一方で、ドアおよびウィンドウの開閉作動をユーザが行なう場合もある。ドアおよびウィンドウに対するユーザ操作と自動運転システム操作とが干渉した場合、たとえば車両は、ドアおよびウィンドウの開閉作動を停止させる。この場合において、作動停止後に受信した自動運転システムからの作動要求が、作動停止前から継続して受信していた要求であるのか、作動停止後の新たな要求であるのか車両が判断できない場合がある。
【0005】
本開示は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、ユーザ操作と自動運転システム操作との干渉による作動停止後の自動運転システムからの作動要求が、作動停止前から継続して受信していた要求であるのか、作動停止後の新たな要求であるのかを適切に判断できるようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)この開示のある局面に係る車両は、自動運転システムと、自動運転システムを搭載可能に構成されたベース車両と、ベース車両と自動運転システムとの間のインターフェースを行なう車両制御インターフェースボックスとを備える。自動運転システムは、ユーザ操作と自動運転システム操作との同時操作による制御干渉により、ベース車両の機器が作動停止された場合、要求なしを示す作動コマンドを車両制御インターフェースボックスに送信する。
【0007】
上記構成によれば、自動運転システムは、ユーザ操作とADK操作との同時操作による制御干渉によりベース車両の機器が作動停止された場合、「要求なし」を示す作動コマンドを車両制御インターフェースボックスに送信する。たとえば、車両制御インターフェースボックスは、「要求なし」を示す作動コマンドを受信した場合には、その次に受信する作動コマンドを、作動停止後の新たな要求と認識することができる。ユーザ操作とADK操作との同時操作による制御干渉によりベース車両の機器が作動停止された場合に、自動運転システムが「要求なし」を示す作動コマンドを車両制御インターフェースボックスに送信することで、その後に自動運転システムから送信される作動コマンドが、作動停止前から継続して送信されていた要求とは異なるものであることを明確化することができる。
【0008】
(2)ある実施の形態においては、自動運転システムは、要求なしを示す作動コマンドを車両制御インターフェースボックスに送信した後に、開作動または閉作動を示す作動コマンドを車両制御インターフェースボックスに送信する。
【0009】
上記構成によれば、車両制御インターフェースボックスは、要求なしを示す作動コマンドを受信した後の、開作動または閉作動を示す作動コマンドを、作動停止後の新たな要求と認識することができる。
【0010】
(3)ある実施の形態においては、車両制御インターフェースボックスは、制御干渉により機器が作動停止した場合において、要求なしを示す作動コマンドを受信した後に自動運転システムから受信した作動コマンドに応じた制御指令を生成し、制御指令をベース車両に送信する。
(【0011】以降は省略されています)

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