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公開番号2024048437
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-09
出願番号2022154334
出願日2022-09-28
発明の名称カートリッジ
出願人ブラザー工業株式会社
代理人個人,個人
主分類B41J 2/175 20060101AFI20240402BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】ケースの適切な位置にカートリッジを装着したことをオペレータが直ちに認識できる手段を提供する。
【解決手段】インクカートリッジ30は、インクを貯留する貯留室46を有する筐体31と、筐体31に位置しており、カートリッジ装着部110の凹部104と嵌合して、キー部材51のロック面53が凹部104の壁面106と当接するキー部材51と、を備える。
【選択図】図3

特許請求の範囲【請求項1】
被嵌合部を有するケースに対して第1向きに挿入されるカートリッジであって、
印刷材を貯留する貯留室を有する筐体と、
上記筐体に位置しており、上記被嵌合部と嵌合して上記第1向きと反対の第2向きを向く面が上記被嵌合部と当接するキー部材と、を備えたカートリッジ。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
上記キー部材は、上記第1向きと交差する第1交差方向において上記筐体の中心からオフセットした位置にある請求項1に記載のカートリッジ。
【請求項3】
上記被嵌合部は、上記第1向きと交差する第1交差方向および上記第1向きと交差する第2交差方向へ凹む凹部であり、
上記キー部材は、上記第2交差方向へ移動して上記被嵌合部と嵌合する請求項1又は2に記載のカートリッジ。
【請求項4】
上記キー部材は、上記第2向きを向く面が上記被嵌合部を区画する壁面と当接する請求項3に記載のカートリッジ。
【請求項5】
上記筐体において上記貯留室より上記第1向きに位置するカバーを更に備えており、
上記キー部材は、上記カートリッジが上記ケースへ装着される姿勢において、上記カバーよりも上記第2向きに位置し、かつ、上記カバーよりも上方に位置する請求項1に記載のカートリッジ。
【請求項6】
上記キー部材は、上記筐体の上面に位置する請求項5に記載のカートリッジ。
【請求項7】
上記筐体は、上記第1向きの前面に上記貯留室に貯留された印刷材を供給する供給口を有する請求項1または2に記載のカートリッジ。
【請求項8】
上記キー部材は、上記供給口よりも上記第2向きに位置する請求項7に記載のカートリッジ。
【請求項9】
上記キー部材は、上記筐体の外面から突出する請求項1または2に記載のカートリッジ。
【請求項10】
被嵌合部を有するケースと、
上記ケースに対して第1向きに挿入されるカートリッジと、を備えたシステムであって、
上記カートリッジは、
印刷材を貯留する貯留室を有する筐体と、
上記筐体に位置しており、上記被嵌合部と嵌合して上記第1向きと反対の第2向きを向く面が上記被嵌合部と当接するキー部材と、を有するシステム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、液体を貯留するカートリッジに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、単一色のインクが封入された単色インクカートリッジと、マゼンタ・シアン・イエロー・黒の複数色のインクが封入されたカラーカートリッジと、が開示される。特許文献1に開示される技術では、オペレータは、単色インクカートリッジとカラーカートリッジのいずれがカートリッジケースに装着されたかを、透過窓を通して視覚によって確認できる。これにより、オペレータが、カートリッジを誤った位置に装着した状態で装置を動作させることが防止される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平10-86408号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示される技術では、オペレータは、カートリッジが誤った位置に装着されていることを、カートリッジを装着する操作をしているときに直ちに認識し得ない。
【0005】
本発明は、前述された事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ケースの適切な位置にカートリッジを装着したことをオペレータが直ちに認識できる手段を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1) 本発明は、被嵌合部を有するケースに対して第1向きに挿入されるカートリッジに関する。上記カートリッジは、印刷材を貯留する貯留室を有する筐体と、上記筐体に位置しており、上記被嵌合部と嵌合して上記第1向きと反対の第2向きを向く面が上記被嵌合部と当接するキー部材と、を備える。
【0007】
キー部材が被嵌合部に対してずれた位置であると、カートリッジがケースに挿入されてもキー部材が被嵌合部と嵌合しない。このため、オペレータは、カートリッジをケースに装着する操作において、ケースにおいてカートリッジが装着される位置が誤っていることを直ちに認識し得る。一方、キー部材が被嵌合部と嵌合することにより、オペレータは、ケースにおいて適切な位置にカートリッジが装着されたことを直ちに認識できる。キー部材が被嵌合部と嵌合した状態では、キー部材の第2向きを向く面が被嵌合部と当接するので、カートリッジがケースから第2向きへ抜けでることがない。したがって、キー部材は、物理キーとしての機能を有し、また、ロック機能も有する。これにより、カートリッジが小型化される。
【0008】
(2) 上記キー部材は、上記第1向きと交差する第1交差方向において上記筐体の中心からオフセットした位置にあってもよい。
【0009】
キー部材が物理キーとして確実に機能する。
【0010】
(3) 上記被嵌合部は、上記第1向きと交差する第1交差方向および上記第1向きと交差する第2交差方向へ凹む凹部であり、上記キー部材は、上記第2交差方向へ移動して上記被嵌合部と嵌合してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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