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公開番号2023072912
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-05-25
出願番号2021185636
出願日2021-11-15
発明の名称液体吐出装置
出願人株式会社リコー
代理人
主分類B41J 2/165 20060101AFI20230518BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】ノズル面の払拭後、払拭に使用した洗浄液がノズル面に流れ、ノズル面に流れ込んだ洗浄液がノズルやノズル面に残っていた液体と混ざりながら流れることで、ノズル面を再度汚してしまう。
【解決手段】
水平方向に液体を吐出するノズルを設けたノズル面を有するヘッドと、前記ノズル面を払拭する払拭部材と、前記払拭部材に洗浄液を供給する洗浄液供給部材と、を備え、前記ヘッドまたは前記払拭部材を、鉛直方向および前記水平方向と交差する方向に移動して、前記ノズル面を前記払拭部材で払拭する液体吐出装置であって、前記ヘッドの外周部上面は、前記ヘッドまたは前記払拭部材の前記移動の方向において、前記払拭部材による払拭終了側の鉛直方向位置が、払拭開始側の鉛直方向位置よりも低くなる。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
水平方向に液体を吐出するノズルを設けたノズル面を有するヘッドと、
前記ノズル面を払拭する払拭部材と、
前記払拭部材に洗浄液を供給する洗浄液供給部材と、
を備え、
前記ヘッドまたは前記払拭部材を、鉛直方向および前記水平方向と交差する方向に移動して、前記ノズル面を前記払拭部材で払拭する液体吐出装置であって、
前記ヘッドの外周部上面は、前記ヘッドまたは前記払拭部材の前記移動の方向において、前記払拭部材による払拭終了側の鉛直方向位置が、払拭開始側の鉛直方向位置よりも低くなることを特徴とする液体吐出装置。
続きを表示(約 340 文字)【請求項2】
前記ヘッドまたは前記払拭部材は、前記ヘッドまたは前記払拭部材の前記移動の方向において往復移動が可能であり、前記往復移動の往路および復路で前記ノズル面を払拭するとともに、前記払拭終了側は、前記復路での払拭終了側であることを特徴とする請求項1記載の液体吐出装置。
【請求項3】
前記払拭部材に対して前記ノズル面を接離する接離機構を備えることを特徴とする請求項1または2記載の液体吐出装置。
【請求項4】
前記ヘッドまたは前記払拭部材の前記往復移動において、前記ヘッドまたは前記払拭部材を前記払拭終了側から前記払拭開始側に動かす場合は、前記接離機構により前記払拭部材と前記ノズル面とを離すことを特徴とする請求項3記載の液体吐出装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、液体吐出装置に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、液体を吐出するノズルを有するヘッドと、ヘッドのノズル面を払拭する払拭部材を含むクリーニング機構部とを一体に備えた吐出ユニットを開示している。払拭部材は、移動部材を介してノズル面に対向する位置とノズル面から退避する位置との間を移動する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来技術では、ノズル面の払拭後、払拭に使用した洗浄液がノズル面に流れ、ノズル面に流れ込んだ洗浄液がノズルやノズル面に残っていた液体(例えばインク)と混ざりながら流れることで、ノズル面を再度汚してしまうことがあった。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明は、水平方向に液体を吐出するノズルを設けたノズル面を有するヘッドと、前記ノズル面を払拭する払拭部材と、前記払拭部材に洗浄液を供給する洗浄液供給部材と、を備え、前記ヘッドまたは前記払拭部材を、鉛直方向および前記水平方向と交差する方向に移動して、前記ノズル面を前記払拭部材で払拭する液体吐出装置であって、前記ヘッドの外周部上面は、前記ヘッドまたは前記払拭部材の前記移動の方向において、前記払拭部材による払拭終了側の鉛直方向位置が、払拭開始側の鉛直方向位置よりも低くなることを特徴とする。
【発明の効果】
【0005】
本発明によれば、ノズル面への液体の流れ込みを低減した液体吐出装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
本発明の実施形態に係る液体吐出装置の全体斜視図。
退避位置におけるキャリッジの全体斜視図。
液体吐出位置におけるキャリッジの全体斜視図。
本発明の実施形態におけるヘッド位置の説明図。
本発明の第1の実施形態に係るヘッドおよび清掃装置周りの概略構成を示した正面図。
本発明の実施形態に係るヘッドの外周部上面の説明図。
本発明の第2の実施形態の説明図。
本発明の第3の実施形態の説明図。
本発明の第3の実施形態の説明図。
本発明の第3の実施形態の説明図。
本発明の第4の実施形態の説明図。
本発明の実施形態に係る液体吐出装置の別の例を示す説明図。
本発明の実施形態に係る液体吐出装置のさらに別の例を示す説明図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
本発明の実施形態を、図面を用いて以下に説明する。
【0008】
図1は、本発明の実施形態に係る液体吐出装置の全体斜視図であり、例示した液体吐出装置は例えばトラックの車体側面などに画像を形成する印刷装置である。
【0009】
印刷装置1000は、対象物の一例として示した車体側面100に対向して設置している。印刷装置1000は、X軸レール101と、このX軸レール101と交差するY軸レール102と、X軸レール101およびY軸レール102と交差するZ軸レール103を備える。
【0010】
Y軸レール102は、X軸レール101がY方向(正側および負側)に移動可能なようにX軸レール101を保持する。X軸レール101は、Z軸レール103がX方向(正側および負側)に移動可能なようにZ軸レール103を保持する。Z軸レール103は、キャリッジ1がZ方向(正側および負側)に移動可能なようにキャリッジ1を保持する。
(【0011】以降は省略されています)

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