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公開番号2024039750
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-25
出願番号2022144346
出願日2022-09-12
発明の名称車両
出願人トヨタ自動車株式会社,ダイハツ工業株式会社,スズキ株式会社
代理人弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類B60K 1/04 20190101AFI20240315BHJP(車両一般)
要約【課題】電池パックに生じる振動を抑制するための技術を提供する。
【解決手段】車両は、フロアパネルと、フロアパネルの下方に位置する電池パックと、電池パックの後方において、フロアパネルの下面に沿って、左右方向に延在するクロスメンバと、電池パックに結合された前端部分と、クロスメンバに結合された後端部分とを有し、電池パックとクロスメンバとを互いに連結するブレースと、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
フロアパネルと、
前記フロアパネルの下方に位置する電池パックと、
前記電池パックの後方において、前記フロアパネルの下面に沿って、左右方向に延在するクロスメンバと、
前記電池パックに結合された前端部分と、前記クロスメンバに結合された後端部分とを有し、前記電池パックと前記クロスメンバとを互いに連結するブレースと、
を備える、車両。
続きを表示(約 570 文字)【請求項2】
前記クロスメンバの内部で前記左右方向に沿って配置されており、前記クロスメンバに接合されたリンフォースをさらに備え、
前記ブレースの前記後端部分は、前記クロスメンバのうち、前記リンフォースが配置された区間に結合されている、請求項1に記載の車両。
【請求項3】
前記クロスメンバの内部で前記左右方向に交差する向きに配置されており、前記クロスメンバに接合された少なくとも一つのバルクをさらに備え、
前記ブレースの前記後端部分は、前記クロスメンバのうち、前記少なくとも一つのバルクが配置された位置に結合されている、請求項1又は2に記載の車両。
【請求項4】
前記電池パックは、前記ブレースの前記前端部分に結合された固定部を有し、
前記ブレースの前記前端部分は、前記固定部の後面に取り付けられた第1取付部と、前記固定部の上面に取り付けられた第2取付部とを有する、請求項3に記載の車両。
【請求項5】
前記ブレースは、第1部材と、前記第1部材に接合された第2部材とを有し、
前記第1部材には、前記前端部分の前記第1取付部と前記後端部分とが設けられており、
前記第2部材には、前記前端部分の前記第2取付部が設けられている、請求項4に記載の車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書が開示する技術は、車両に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に、車両が記載されている。この車両は、フロアパネルの下方に位置する電池パックを備える。電池パックの前部及び中間部は、クロスメンバに固定されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2012/063393号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一般に、車両の走行に伴って、例えば電池パックといった搭載部品が振動する。上記した車両のように、電池パックの前部及び中間部がクロスメンバに固定されていても、電池パックの後部では振動が生じやすい。本明細書は、電池パックに生じる振動を抑制するための技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書が開示する技術は、車両に具現化される。第1の態様では、車両は、フロアパネルと、前記フロアパネルの下方に位置する電池パックと、前記電池パックの後方において、前記フロアパネルの下面に沿って、左右方向に延在するクロスメンバと、前記電池パックに結合された前端部分と、前記クロスメンバに結合された後端部分とを有し、前記電池パックと前記クロスメンバとを互いに連結するブレースと、を備える。
【0006】
上記した車両では、電池パックの後方に位置するクロスメンバに、ブレースを介して電池パックが連結されている。このような構成によると、電池パックの後部が、車両の骨格を構成するクロスメンバによって支持される。これにより、電池パックに生じる振動を抑制することができる。
【0007】
第2の態様では、前記第1の態様において、車両は、クロスメンバの内部で左右方向に沿って配置されており、クロスメンバに接合されたリンフォースをさらに備えてもよい。この場合、ブレースの後端部分は、クロスメンバのうち、リンフォースが配置された区間に結合されていてもよい。クロスメンバは、リンフォースが配置された区間において、比較的に高い剛性を有する。このような高い剛性を有する区間に、ブレースを介して電池パックが結合されることで、電池パックに生じる振動をより確実に抑制することができる。
【0008】
第3の態様では、前記第1又は前記第2の態様において、車両は、クロスメンバの内部で左右方向に交差する向きに配置されており、クロスメンバに接合された少なくとも一つのバルクをさらに備えてもよい。この場合、ブレースの後端部分は、クロスメンバのうち、少なくとも一つのバルクが配置された位置に結合されていてもよい。クロスメンバは、バルクが配置された位置において、比較的に高い剛性を有する。このような高い剛性を有する位置に、ブレースを介して電池パックが結合されることで、電池パックに生じる振動をより確実に抑制することができる。
【0009】
第4の態様では、前記第1から前記第3の態様のいずれかにおいて、電池パックは、ブレースの前端部分に結合された固定部を有してもよい。この場合、ブレースの前端部分は、固定部の後面に取り付けられた第1取付部と、固定部の上面に取り付けられた第2取付部とを有してもよい。このような構成によると、電池パックの固定部が、前後方向だけでなく、上下方向においても、ブレースによって拘束される。これにより、電池パックに生じる前後方向における振動に加えて、上下方向における振動を抑制することができ、電池パックに生じる振動をより確実に抑制することができる。
【0010】
第5の態様では、前記第1から前記4の態様のいずれかにおいて、ブレースは、第1部材と、第1部材に接合された第2部材とを有してもよい。この場合、第1部材には、前端部分の第1取付部と後端部分とが設けられていてもよい。また、第2部材には、前端部分の第2取付部が設けられていてもよい。このような構成によると、ブレースを構成する部材が一つであるときと比較して、第1部材及び第2部材の各々を比較的に簡易な構造とすることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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