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公開番号2024036244
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-15
出願番号2022141071
出願日2022-09-05
発明の名称移動体搭載装置
出願人ダイハツ工業株式会社
代理人個人
主分類B60P 1/44 20060101AFI20240308BHJP(車両一般)
要約【課題】シンプルかつコンパクトな構成でありつつ、車室に移動体を搭載する作業を行いやすい移動体搭載装置の実現を目的とした。
【解決手段】移動体搭載装置10は、気密状の袋体20と、袋体20に気体を導入する気体導入部30と、気体導入部30から袋体20に至る通気経路42に設けられるバルブ40と、を備えている。移動体搭載装置10は、路面に延出した袋体20を移動体1の下方に配した状態としつつ、気体を導入して袋体20を膨張させる途上において移動体1の底面に当接した当接状態になる。移動体搭載装置10は、当接状態からさらに袋体20に気体を導入することで、袋体20の一端側から他端側にかけて同等の高さとなるものとされている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
移動体を車両に設けられた車室に搭載するための移動体搭載装置であって、
一端側を前記車室において前記移動体が搭載される搭載面に係止することにより、他端側を前記車両の外部において路面に向けて延出可能な気密状の袋体と、
前記袋体に気体を導入する気体導入部と、
前記気体導入部から前記袋体に至る通気経路に設けられるバルブと、
を備えており、
前記路面に延出した前記袋体の一部を前記路面に配置された前記移動体の下方に配した状態において、前記気体導入部を使用して前記袋体に気体を導入して前記袋体を膨張させる途上において前記移動体の底面に当接した当接状態になり、
前記当接状態からさらに前記気体導入部を使用して前記袋体に気体を導入することで、前記袋体の前記一端側から前記他端側にかけて同等の高さとなること、を特徴とする移動体搭載装置。
続きを表示(約 80 文字)【請求項2】
前記袋体の内圧に基づいて前記袋体に対する気体の導入制御を行う導入制御部を有すること、を特徴とする請求項1に記載の移動体搭載装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、移動体搭載装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、特許文献1に開示されている車椅子搭載用スローパーのようなものが提供されている。特許文献1の車椅子搭載用スローパーは、車体受バネに代わるエアーサスペンションを取付けて、車体を上下させることにより、低くなった荷室床面と路面の段差にスロープを渡し、荷室床面前部より牽引ベルトで車いすを牽引、車内に搭載させるものとされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2004-359206号公報号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1に係る車椅子搭載用スローパーのようなリフト装置は、大がかりな構成であるため、高価であるとともに、車椅子を搭載するために使用する場合以外にも車両内に大きな設置スペースが必要になるという問題がある。
【0005】
そこで、本発明は、シンプルかつコンパクトな構成でありつつ、車室に移動体を搭載する作業を行いやすい移動体搭載装置の実現を目的とした。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明の移動体搭載装置は、移動体を車両に設けられた車室に搭載するためのものであって、一端側を前記車室において前記移動体が搭載される搭載面に係止することにより、他端側を前記車両の外部において路面に向けて延出可能な気密状の袋体と、前記袋体に気体を導入する気体導入部と、前記気体導入部から前記袋体に至る通気経路に設けられるバルブと、を備えており、前記路面に延出した前記袋体の一部を前記路面に配置された前記移動体の下方に配した状態において、前記気体導入部を使用して前記袋体に気体を導入して前記袋体を膨張させる途上において前記移動体の底面に当接した当接状態になり、前記当接状態からさらに前記気体導入部を使用して前記袋体に気体を導入することで、前記袋体の前記一端側から前記他端側にかけて同等の高さとなること、を特徴とするものである。
【0007】
本発明の移動体搭載装置は、路面に延出した袋体の一部を路面に配置された移動体の下方に配した状態において、気体導入部を使用して袋体に気体を導入することにより、袋体が膨張する途上において、移動体の底面に袋体が当接した当接状態とすることができる。また、本発明の移動体搭載装置は、当接状態からさらに袋体に気体を導入することにより、袋体の一端側から他端側にかけて同等の高さとなる。この過程において、移動体は、袋体によって底面側から持ち上げられ、車室の搭載面と同レベルの高さまで持ち上げられた状態になる。これにより、本発明の移動体搭載装置は、移動体を人力で持ち上げる等しなくても、移動体を車室の搭載面と同等の高さまで持ち上げた状態とすることができる。また、本発明の移動体搭載装置は、このようにして移動体が持ち上げられた状態において袋体に沿って移動体を移動させることにより、移動体を路面から車室に向けてスムーズに搭載できる。
【0008】
本発明の移動体搭載装置は、気密状の袋体、袋体に気体を導入するための気体導入部、及びバルブを備えたものであり、その構成がシンプルである。また、本発明の移動体搭載装置は、移動体を車室に搭載する作業を行うとき等に袋体に気体を導入して膨張させるて使用できる一方で、袋体を必要としないときには袋体から気体を抜くことによりコンパクトな状態とすることができる。従って、本発明の移動体搭載装置は、従来技術のものに比べて構成がシンプルかつコンパクトである。
【0009】
(2)本発明の移動体搭載装置は、前記袋体の内圧に基づいて前記袋体に対する気体の導入制御を行う導入制御部を有するものであると良い。
【0010】
本発明の移動体搭載装置は、上述した構成とすることにより、袋体の内圧が適切な状態となるように気体を導入する作業を容易かつ適正に行うことが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)

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