TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024032341
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-12
出願番号2022135945
出願日2022-08-29
発明の名称搬送車両
出願人大和ハウス工業株式会社
代理人個人,個人
主分類B60P 3/00 20060101AFI20240305BHJP(車両一般)
要約【課題】法律の高さ制限と幅制限に準拠しつつ可及的に広範な大型パネルを含む荷物を建設現場へ搬送することのできる、搬送車両を提供すること。
【解決手段】あおり30を備えた荷台20を有して荷物Pを搬送する、搬送車両100であり、あおり30には、荷物Pが固定される固定治具40が配設されており、あおり30の外側において、荷物Pを立設させて、荷物Pの下端を荷台20よりも低い位置に下げた状態で、固定治具40を介して荷台20に固定して搬送する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
あおりを備えた荷台を有して荷物を搬送する、搬送車両であって、
前記あおりには、前記荷物が固定される固定治具が配設されており、
前記あおりの外側において、前記荷物を立設させて、該荷物の下端を前記荷台よりも低い位置に下げた状態で、前記固定治具を介して該荷台に固定して搬送することを特徴とする、搬送車両。
続きを表示(約 510 文字)【請求項2】
前記固定治具は、
前記あおりの上方を跨ぐ、コの字状の跨線片と、
前記跨線片の一端から屈曲して前記荷台に延び、カウンターウェイトが載荷される、荷重載荷片とを有し、
前記跨線片には縦方向に複数の第1ボルト孔が開設されており、
前記荷重載荷片に前記荷物が載置され、前記跨線片の複数の前記第1ボルト孔と、該荷物の備える各第1ボルト孔に対応する第2ボルト孔がそれぞれ連通して複数の連通孔を形成し、各連通孔にボルトが螺合されることにより該荷物が前記固定治具に固定され、前記荷重載荷片に前記カウンターウェイトが載荷されることにより、前記荷物の立設した姿勢を保持することを特徴とする、請求項1に記載の搬送車両。
【請求項3】
前記固定治具は、前記跨線片の他端から屈曲して前記あおりの外側へ水平に延びる、荷物受け片をさらに備え、該荷物受け片にて前記荷物の下端が載置されることを特徴とする、請求項2に記載の搬送車両。
【請求項4】
前記跨線片は、前記あおりの少なくとも上端と接触せずに該あおりを跨いでいることを特徴とする、請求項2又は3に記載の搬送車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、搬送車両に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
家屋や物流倉庫等の建物の工業化に伴い、建物の屋根や壁、床等を工場においてパネルとして製作し、屋根パネルや壁パネル、床パネルといった各種のパネルを搬送車両の荷台に搭載して建設現場に搬送し、建設現場においてパネル同士を組み付ける施工方法(例えば、パネル工法)が一般に普及している。また、昨今は、工場製作されるパネルの大型化も図られている。パネルが大型化することにより、建設現場におけるパネル同士の組み付け箇所が低減されることから、パネルの大型化は、建設現場における作業効率性にとって重要な要素である。
【0003】
ところで、大型パネルを搬送車両に搭載して出荷工場から建設現場まで搬送するに当たり、一般には、一つもしくは複数の大型パネルを荷台の上に寝かせた姿勢で搭載して搬送しているが、大型パネルの幅が広すぎる(高さは幅よりも長い)場合、大型パネルの幅が荷台の左右のあおりを大きく超えて側方にはみ出してしまうと、道路交通法(以下、法律と称する場合もある)上の車幅制限を超過する危険性がある。
【0004】
そこで、大型パネルを荷台に寝かせることに代えて、荷台の上に立設した姿勢で搭載し、搬送する方法もある。しかしながら、大型パネルの例えば幅方向を縦方向として立設させたとしても、幅が3mを超える大型パネルの場合は、地上から荷台までの高さがおよそ1m程度と仮定した際に、立ち姿勢の大型パネルの上端までの地上からの高さが3.8mを超えてしまい、今度は道路交通法上の高さ制限を超過する危険性がある。
【0005】
幅が3m以上(高さは当然に3mよりも長い)の大型パネルの建設現場への搬送需要も少なくない現状を勘案すると、法律に準拠しながら、大型パネルを建設現場へ搬送することを可能にした搬送車両が望まれる。
【0006】
尚、2022年5月の道路交通法の改正により、車両の側方にパネル等を立設した姿勢で搭載し、搬送する際の側方へのパネル等のはみ出し幅が緩和されたことを勘案すると、大型パネルを建設現場へ搬送することを可能にした搬送車両への要請は一層高くなるものと考えられる。
【0007】
ここで、特許文献1には、トラックの荷台に効率よく並べて積み込むことのできる大型パネルが提案されている。この大型パネルは、建物の壁や屋根、床等を構成する大型パネルであり、大型パネルを輸送するトラックの荷台の長辺方向の長さをKとし、大型パネルの長辺方向の長さをLとし、荷台の長手方向に並べて積み込む大型パネルの枚数をn枚とした際に、大型パネルの長辺方向の長さLが、K/1.2n≦L≦K/nに設定されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2002-129700号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
特許文献1に記載の大型パネルは、大型パネルの寸法を規定しているに過ぎず、様々な寸法の大型パネルの建設現場への搬送に際し、法律に準拠しながら、大型パネルの搬送を可能にした搬送車両を提案するものではない。
【0010】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、法律の高さ制限と幅制限に準拠しつつ可及的に広範な大型パネルを含む荷物を建設現場へ搬送することのできる、搬送車両を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

特許ウォッチbot のツイートを見る
この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
スーパーEV
1か月前
個人
揺動照射照明装置
3か月前
個人
骨組み型熱交換器
4日前
株式会社コーワ
清掃装置
3か月前
個人
自動車暴走抑制装置
11日前
日本精機株式会社
表示装置
2か月前
日本精機株式会社
表示装置
3か月前
日本精機株式会社
表示装置
3か月前
東レ株式会社
フロントグリル
11日前
個人
ワイパーアームリフト装置
3か月前
個人
断熱構造体とその製造方法
2か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
1か月前
株式会社SUBARU
車両
21日前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
2か月前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
オクト産業株式会社
自動車
1か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
27日前
株式会社SUBARU
車両
3か月前
井関農機株式会社
作業車両
3か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
27日前
トヨタ自動車株式会社
車両
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
2か月前
株式会社SUBARU
車両
2か月前
株式会社SUBARU
車両
21日前
井関農機株式会社
作業車両
3か月前
株式会社SUBARU
車両
21日前
株式会社SUBARU
車両
2か月前
新明和工業株式会社
荷箱の天蓋装置
18日前
日邦産業株式会社
ウォッシャ
3か月前
カヤバ株式会社
シリンダ装置
21日前
日本化薬株式会社
ガス発生器
2か月前
日本化薬株式会社
ガス発生器
1か月前
続きを見る