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公開番号2024030628
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-07
出願番号2022133625
出願日2022-08-24
発明の名称作業機の走行変速装置
出願人井関農機株式会社
代理人個人
主分類B60K 17/08 20060101AFI20240229BHJP(車両一般)
要約【課題】本発明は、作業装置と走行駆動輪をミッションケース内で分配した動力で駆動する作業機において、ミッションケース内の動力伝動機構を複雑にすることなく走行駆動輪を変速して走行速度を変更できるようにすることを課題とする。
【解決手段】走行車体10に搭載するエンジン11の出力をミッションケース12から作業装置19に伝動し、さらに走行伝動ケース20を通して走行駆動輪14に伝動して走行する作業機の走行速度変速装置において、走行伝動ケース20にミッションケース12からの動力を変速する変速機構36を設け、該変速機構36で走行駆動輪14の駆動を変速して走行速度を変えることを特徴とする作業機の走行速度変速装置とする。
【選択図】図3

特許請求の範囲【請求項1】
走行車体(10)に搭載するエンジン(11)の出力をミッションケース(12)から作業装置(19)に伝動し、さらに走行伝動ケース(20)を通して走行駆動輪(14)に伝動して走行する作業機の走行速度変速装置において、走行伝動ケース(20)にミッションケース(12)からの動力を変速する変速機構(36)を設け、該変速機構(36)で走行駆動輪(14)の駆動を変速して走行速度を変えることを特徴とする作業機の走行速度変速装置。
続きを表示(約 550 文字)【請求項2】
走行伝動ケース(20)の中継伝動軸(95)から出力軸(99)に伝動する間に高・低伝動機構(100,101)を設け、出力軸(99)に設ける変速具(103)の操作で高・低伝動機構(100,101)の何れかを選択する変速機構(36)としたことを特徴とする請求項1に記載の作業機の走行速度変速装置。
【請求項3】
出力軸(99)の走行駆動輪(14)伝動部にギヤ変速機構(36)を設け、該ギヤ変速機構(36)で変速することを特徴とする請求項1に記載の作業機の走行速度変速装置。
【請求項4】
走行伝動ケース(20)をミッションケース(12)に対して着脱可能に装着したことを特徴とする請求項1に記載の作業機の走行速度変速装置。
【請求項5】
走行車体(10)の後部に前後に回動して走行駆動輪(14)を持ち上げる後部スタンド(47)と機体の前部で左右に回動して前輪(13)を持ち上げる前部スタンド(46)を設けたことを特徴とする請求項1から4に記載の作業機の走行速度変速装置。
【請求項6】
後部スタンド(47)の側部に横に突出させた操作グリップ(47H)を設けたことを特徴とする請求項5に記載の作業機の走行速度変速装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、苗を畝に移植する苗移植機等の作業機において走行速度を変速する走行変速装置に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
苗移植機は、特許文献1に記載されたように、作業者が機体の後部を追従歩行しながら苗移植装置の苗移植具が昇降して自動的に苗を畝に移植する作業を行う歩行型の苗移植機である。走行装置は左右の前輪とミッションケースから後方に設けた走行伝動ケース下端の後輪で構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021―69338号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前記の苗移植機は機体に搭載したエンジンの動力をミッションケースに伝動してその動力を苗移植装置と走行装置に分配伝動して圃場を走行しながら苗の移植作業を行うが、ミッションケース内で苗移植装置と走行装置への動力を分配し走行駆動輪の変速を行うようにしているために、走行駆動輪の変速範囲が限られている。
【0005】
本発明は、そのような従来の作業機の走行速度変速装置の課題を考慮し、苗移植装置などの作業装置と走行駆動輪をミッションケース内で分配した動力で駆動する作業機において、ミッションケース内の動力伝動機構を複雑にすることなく走行駆動輪を変速して走行速度を変更できるようにすることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記本発明の課題は、次の技術手段により解決される。
【0007】
請求項1の発明は、走行車体10に搭載するエンジン11の出力をミッションケース12から作業装置19に伝動し、さらに走行伝動ケース20を通して走行駆動輪14に伝動して走行する作業機の走行速度変速装置において、走行伝動ケース20にミッションケース12からの動力を変速する変速機構36を設け、該変速機構36で走行駆動輪14の駆動を変速して走行速度を変えることを特徴とする作業機の走行速度変速装置とする。
【0008】
請求項2の発明は、走行伝動ケース20の中継伝動軸95から出力軸99に伝動する間に高・低伝動機構100,101を設け、出力軸99に設ける変速具103の操作で高・低伝動機構100,101の何れかを選択する変速機構(36)としたことを特徴とする請求項1に記載の作業機の走行速度変速装置とする。
【0009】
請求項3の発明は、出力軸99の走行駆動輪14伝動部にギヤ変速機構36を設け、該ギヤ変速機構36で変速することを特徴とする請求項1に記載の作業機の走行速度変速装置とする。
【0010】
請求項4の発明は、走行伝動ケース20をミッションケース12に対して着脱可能に装着したことを特徴とする請求項1に記載の作業機の走行速度変速装置とする。
(【0011】以降は省略されています)

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