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公開番号2024027447
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-01
出願番号2022130239
出願日2022-08-17
発明の名称画像記録装置
出願人ブラザー工業株式会社
代理人個人,個人
主分類B41J 2/01 20060101AFI20240222BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】加熱部で発生した熱が読取部に伝達されにくい画像記録装置を提供する。
【解決手段】画像記録装置100は、筐体1と、搬送路33と、記録ヘッド24と、シートSに付着した液体を加熱する加熱部26と、加熱部26よりも上記搬送方向の下流に位置し、シートSに記録された画像を読み取る読取部30と、搬送路33の上方であって上記搬送方向における加熱部26と読取部30との間に位置して下向きに開口する取込口3239Aと筐体1の外部に開口する流出口322とを有するエアダクト32と、エアダクト32内に配置された第1ファン325と、を備え、上記搬送方向において加熱部26と読取部30との間に第1空間11Aが形成され、第1ファン325は、第1空間11Aから取込口3239Aを通してエアダクト32に流入して流出口322に向かって流れる第1気流325Aを発生させる。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
筐体と、
上記筐体内においてシートが搬送される搬送路と、
シートに液体を吐出する記録ヘッドと、
上記記録ヘッドよりもシートの搬送方向の下流に位置しており、シートまたはシートに付着した液体を加熱する加熱部と、
上記加熱部よりも上記搬送方向の下流に位置しており、シートに記録された画像を読み取る読取部と、
上記搬送路の上方であって上記搬送方向における上記加熱部と上記読取部との間に位置して下向きに開口する取込口と上記筐体の外部に開口する流出口とを有するエアダクトと、
上記エアダクト内に配置された第1ファンと、を備えており、
上記搬送方向において上記加熱部と上記読取部との間に第1空間が形成されており、
上記第1ファンは、上記第1空間から上記取込口を通して上記エアダクトに流入して上記流出口に向かって流れる第1気流を発生させる画像記録装置。
続きを表示(約 620 文字)【請求項2】
上記エアダクトは、上記取込口と上記流出口とを連通する第1流路と、上記筐体の外部に開口する流入口と上記読取部に向かって下向きに開口する送風口とを連通する第2流路と、を有し、
上記筐体の外部から上記流入口を通して上記第2流路に流入して上記送風口から上記読取部へ向かって流れる第2気流を発生させる第2ファンを更に備えており、
上記読取部と上記エアダクトとの上下方向の間に上記取込口に通じる第2空間が形成されており、
上記第1ファンは、上記第2空間から上記取込口を通して上記第1流路に流入する第3気流を発生させる請求項1に記載の画像記録装置。
【請求項3】
上記加熱部は、上記搬送路の下方に位置しており、
上記搬送路の上方において上記加熱部の上方を覆うカバーと、
上記カバーと上記読取部との上記搬送方向の間に位置する第1ローラと、
上記第1ローラを支持するホルダと、を備えており、
上記第1空間は、上記カバーと上記ホルダとの間に位置している請求項1又は2に記載の画像記録装置。
【請求項4】
上記第1ローラとの間でシートをニップする第2ローラを更に備えており、
上記ホルダの下端と上記第2ローラの上端との間の上下方向に沿った第1間隔は、上記ホルダと上記カバーとの間の上記搬送方向に沿った第2間隔よりも小さい請求項3に記載の画像記録装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シートに吐出された液体を加熱によってシートに定着させる画像記録装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
シートに吐出された液体を加熱によってシートに定着させる画像記録装置として、例えば、特許文献1に記載された画像記録装置が知られている。特許文献1の画像記録装置は、ウェブに液滴を吐出する記録ヘッドと、ウェブに吐出された液滴を乾燥して画像をウェブに定着させる乾燥部と、ウェブに定着した画像を読み取るスキャナと、を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-6301号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記画像記録装置では、スキャナよりもウェブの搬送方向上流側に乾燥部が設けられているので、乾燥部で発生する熱がスキャナに伝達されやすい。このため、スキャナの温度上昇によってスキャナが機能不良に繋がる問題がある。
【0005】
本発明の目的は、加熱部で発生した熱が読取部に伝達されにくい画像記録装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明に係る画像記録装置は、筐体と、上記筐体内においてシートが搬送される搬送路と、シートに液体を吐出する記録ヘッドと、上記記録ヘッドよりもシートの搬送方向の下流に位置しており、シートまたはシートに付着した液体を加熱する加熱部と、上記加熱部よりも上記搬送方向の下流に位置しており、シートに記録された画像を読み取る読取部と、上記搬送路の上方であって上記搬送方向における上記加熱部と上記読取部との間に位置して下向きに開口する取込口と上記筐体の外部に開口する流出口とを有するエアダクトと、上記エアダクト内に配置された第1ファンと、を備えている。上記搬送方向において上記加熱部と上記読取部との間に第1空間が形成されている。上記第1ファンは、上記第1空間から上記取込口を通して上記エアダクトに流入して上記流出口に向かって流れる第1気流を発生させる。
【0007】
加熱部の熱で加熱された空気は、加熱部と読取部との間の第1空間から第1気流に乗ってエアダクトに流入した後、流出口から筐体の外部へ排出されるので、加熱部で発生した熱が読取部に伝達されにくい。
【0008】
(2)上記エアダクトは、上記取込口と上記流出口とを連通する第1流路と、上記筐体の外部に開口する流入口と上記読取部に向かって下向きに開口する送風口とを連通する第2流路と、を有してもよい。上記筐体の外部から上記流入口を通して上記第2流路に流入して上記送風口から上記読取部へ向かって流れる第2気流を発生させる第2ファンを更に備えてもよい。上記読取部と上記エアダクトとの上下方向の間に上記取込口に通じる第2空間が形成されていてもよい。上記第1ファンは、上記第2空間から上記取込口を通して上記第1流路に流入する第3気流を発生させてもよい。
【0009】
送風口から読取部へ向かって流れる第2気流は、筐体の外部から流入口を通して第2流路に流入した冷たい空気なので、読取部を冷却しやすい。一方、第2気流が読取部に接触して加熱された空気は、第2空間から第3気流に乗ってエアダクトの第1流路に流入した後、流出口から筐体の外部へ排出される。このため、読取部の温度上昇がより抑制される。
【0010】
(3)上記加熱部は、上記搬送路の下方に位置してもよい。上記画像記録装置は、上記搬送路の上方において上記加熱部の上方を覆うカバーと、上記カバーと上記読取部との上記搬送方向の間に位置する第1ローラと、上記第1ローラを支持するホルダと、を備えてもよい。上記第1空間は、上記カバーと上記ホルダとの間に位置していてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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