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公開番号2024007672
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-01-19
出願番号2022108898
出願日2022-07-06
発明の名称車両
出願人本田技研工業株式会社
代理人個人,個人
主分類B62J 43/16 20200101AFI20240112BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】バッテリの着脱性を向上させることが可能な車両を提供する。
【解決手段】車両100は、前輪1および後輪2と、前後方向に延在し、乗員の荷重を受ける荷重部とバッテリ7を収容するケース部50とを有する基部3と、ケース部50に収容されたバッテリ7と電気的に接続され、後輪2を駆動する走行モータ4と、を備える。ケース部50は、バッテリ7を着脱可能に保持する可動ケースを有し、可動ケースは、バッテリ7を収容姿勢と起立姿勢とで保持するように設けられる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
前輪および後輪と、
前後方向に延在し、乗員の荷重を受ける荷重部と蓄電器を収容する収容部とを有する基部と、
前記収容部に収容された前記蓄電器と電気的に接続され、前記前輪および前記後輪の少なくとも一方を駆動する電動機と、を備え、
前記収容部は、前記蓄電器を着脱可能に保持する保持部を有し、
前記保持部は、前記蓄電器を第1姿勢と該第1姿勢とは異なる第2姿勢とで保持するように設けられることを特徴とする車両。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
請求項1に記載の車両において、
前記基部は、前方側における左右方向長さである第1長さと、後方側の左右方向長さである第2長さと、が異なるように設けられ、
前記保持部は、前記第1姿勢のときに、前記保持部に対する前記蓄電器の着脱方向が相対的に鉛直方向となる姿勢となり、前記第2姿勢のときに、前記第1姿勢のときの前記着脱方向が相対的に水平方向となる姿勢となるように設けられるとともに、前記第1姿勢において前記蓄電器の鉛直方向の下方を向く面を保持する下面保持部が、前記第2姿勢のときに、前記第1長さと前記第2長さとのうちいずれか長い方の側に配置されることを特徴とする車両。
【請求項3】
請求項2に記載の車両において、
前記下面保持部に、前記蓄電器の第1端子と着脱可能な第2端子を有することを特徴とする車両。
【請求項4】
請求項3に記載の車両において、
前記保持部の前記下面保持部と反対側の面に、前記第2端子と電気的に接続される電力線をさらに備えることを特徴とする車両。
【請求項5】
請求項1~4のいずれか1項に記載の車両において、
前記保持部は、
一端側が該保持部の第1被連結部に連結され、他端側が前記車両の骨格または車体に連結される第1部材と、
一端側が該保持部の第2被連結部に連結され、他端側が第3部材の第3被連結部に連結される第2部材と、を有することを特徴とする車両。
【請求項6】
請求項5に記載の車両において、
前記第1部材の前記他端側は、前記第3部材の第4被連結部に連結されることを特徴とする車両。
【請求項7】
請求項5または6に記載の車両において、
前記保持部は、一端側が該保持部の第5被連結部に連結され、他端側が前記骨格または前記車体に連結される第4部材をさらに有し、
前記第4部材は、前記保持部が前記第1姿勢と前記第2姿勢とに変化する動きを減衰する減衰部を有することを特徴とする車両。
【請求項8】
請求項1~7のいずれか1項に記載の車両において、
前記収容部は、鉛直方向における上方を向く面に、平坦部を有し、
前記荷重部は、前記平坦部に配置されることを特徴とする車両。
【請求項9】
請求項8に記載の車両において、
前記荷重部よりも前後方向における前方、かつ、鉛直方向における上方に、前記乗員の足が置かれる足置部をさらに備えることを特徴とする車両。
【請求項10】
請求項9に記載の車両において、
前記足置部は、前記平坦部から前後方向における前方、かつ、鉛直方向における上方に延出するように設けられることを特徴とする車両。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、前輪と後輪とを有する電動式の車両に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、前輪と後輪とを有する立ち乗り式の電動車両が知られている(例えば特許文献1参照)。特許文献1では、車両に搭載されたバッテリからの電力により電動機を駆動して車両を走行させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2021/220560号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1では、車両の高位置にバッテリが配置されるので、車両の低位置にバッテリを搭載することによって車両の安定性が向上する余地がある。また、バッテリを車両の低位置に搭載する場合、バッテリを使用する保持状態とバッテリを着脱する着脱状態とで姿勢を異ならせることによって、着脱状態における着脱性も向上させることが望ましい。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様である車両は、前輪および後輪と、前後方向に延在し、乗員の荷重を受ける荷重部と蓄電器を収容する収容部とを有する基部と、収容部に収容された蓄電器と電気的に接続され、前輪および後輪の少なくとも一方を駆動する電動機と、を備える。収容部は、蓄電器を着脱可能に保持する保持部を有し、保持部は、蓄電器を第1姿勢と該第1姿勢とは異なる第2姿勢とで保持するように設けられる。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、車両の安定性が向上するとともに、蓄電器の着脱性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の実施形態に係る車両の全体構成を示す斜視図であり、蓋が閉鎖された状態を示す図。
本発明の実施形態に係る車両の全体構成を示す平面図であり、蓋が取り外された状態を示す図。
本発明の実施形態に係る車両の全体構成を示す斜視図であり、蓋が開放された状態を示す図。
本発明の実施形態に係る車両の全体構成を示す斜視図であり、バッテリが起立された状態を示す図。
図4のバッテリの単体の斜視図。
本発明の実施形態に係る車両の斜視図であり、姿勢変更機構の構成を示す図。
本発明の実施形態に係る車両の側面図であり、姿勢変更機構の構成を示す図。
走行モードの切換に係る車両の制御構成を示すブロック図。
図2の変形例を示す図。
図2の他の変形例を示す図。
足置部の変形例を示す車両の側面図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図1~図10を参照して本発明の実施形態について説明する。本発明の実施形態に係る車両は、ユーザが着座姿勢で乗車する電動スクーターとして構成される。図1は、本発明の実施形態に係る車両100の全体構成を示す斜視図であり、図2は、平面図である。以下では、図示のように車両100の前後方向(長さ方向)、左右方向(幅方向)および上下方向(高さ方向)を定義し、この定義に従い各部の構成を説明する。図1は、車両100を斜め前方から見た斜視図である。なお、図2は、基部3の上面の蓋51(図1)を取り外した状態を示す。
【0009】
図1に示すように、車両100は、左右方向の中心を通って前後方向に延在する中心線CL0に関し、ほぼ左右対称に構成される。車両100は、左右方向に延在する軸線CL1を中心にして回転する前輪1と、左右方向に延在する軸線CL2を中心にして回転する後輪2とを有する。前輪1は、中心線CL0の左右両側に配置された2つの車輪によって構成され、後輪2は、中心線CL0に沿って配置された単一の車輪によって構成される。すなわち、車両100は、前輪2輪、後輪1輪の3輪車両として構成され、これにより安定して自立することができる。
【0010】
車両100は全長が1m程度、全高も1m程度、全幅が0.5m程度に構成され、標準的な自転車よりも長さが短く、高さも低い。車両100の全幅も自転車よりも短い。したがって、自転車に比べ小型かつ軽量であり、取り扱い性が容易である。なお、車両100を標準的な自転車と同程度の大きさに構成してもよく、それより大型に構成してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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