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公開番号
2023180628
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2023-12-21
出願番号
2022094083
出願日
2022-06-10
発明の名称
索道における電力供給装置
出願人
日本ケーブル株式会社
代理人
主分類
B61B
12/02 20060101AFI20231214BHJP(鉄道)
要約
【課題】停留場において搬器への充電量を増加させることのできる、索道における電力供給装置を提供することを目的としている。
【解決手段】索道の停留場11、12内において搬器18が走行する走行レール16、17に沿って配置された複数の給電レール23と、搬器18を格納する車庫線内の車庫線レール30に沿って配置された複数の車庫線給電レール32と、前記搬器18に備えて前記給電レール23および前記車庫線給電レール32に接触する集電子24と、を備え、前記搬器18が車庫線内を移動しながら給電されるようにした。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
索道の停留場内において搬器が走行する走行レールに沿って配置された複数の給電レールと、搬器を格納する車庫線内の車庫線レールに沿って配置された複数の車庫線給電レールと、前記搬器に備えて前記給電レールおよび前記車庫線給電レールに接触する集電子と、を備え、前記搬器が車庫線内を移動しながら給電されることを特徴とする索道における電力供給装置。
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【請求項2】
前記給電レールおよび前記車庫線給電レールは、前記給電レールおよび前記車庫線給電レールに対して一の搬器にのみ給電を行うように配置されたことを特徴とする請求項1に記載の索道における電力供給装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、索道設備の停留場において、搬器に電力を供給する装置に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
索道設備は、空中に張架した索条に搬器を懸垂し、人員や物資を運ぶ輸送設備であり、多くは山岳傾斜地における人員の移動手段や、スキー場におけるスキーヤーやスノーボーダーの移動手段として利用されている。また、索道設備は、鉄道等のように地上にレール等を敷設する必要がなく線路に要する用地が少なくてすむために、特に海外においては都市部の公共交通機関として運用されるようになってきている。
【0003】
このように、都市部等においてゴンドラリフトやロープウェイのように閉鎖型搬器を運用する索道設備を、日常的な交通機関として運用するにあたっては、乗客の快適性を向上するために各搬器には空調装置や客車内の照明装置等を備えることが望ましい。しかしながら従来周知のように、索道設備においては線路中を移動する搬器へ電力を供給することが困難なことから、一般的には小型の蓄電池を搬器に備え、これを運行終了後に停留場において充電して使用しており、空調装置等の消費電力が大きな機器を搬器に備えることは困難であった。
【0004】
このように運行終了後に充電を行うには、多数の搬器を運用するゴンドラリフト等においては多数の充電器が必要となり費用が嵩むことから、索道設備の運行中に停留場内で搬器が移動しながら蓄電池の充電を行うことが従来提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載された技術は、自動循環式索道において搬器外面に取付けられ蓄電池に接続された充電用コネクタと、索道の途中に配置された停留所内に設けられ、搬器が停留所内を移動する間に充電用コネクタと接触する電気供給子と、電気供給子に接続された電源供給装置とを備え、搬器が停留場内を移動していても蓄電池の充電を行えるようにしている。
【0005】
近時は、電気自動車等の普及などから蓄電池の小型化、大容量化が進んでおり、また、これら蓄電池の急速充電等も行われるようになってきている。このような技術を採用して、上記特許文献1のように停留場内を移動する搬器内の蓄電池を急速充電するようにすれば、搬器が線路中にあっても搬器に搭載した機器類に十分な電力が蓄電池から供給でき、搬器内の環境を快適に保つことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開平7-31063号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、上記の特許文献に示された自動循環式索道においては、停留場間の離隔が大きくなると搬器での消費時間が長くなり、停留場内の通常運行経路に沿っての充電時間では十分な充電を行うことができなかった。
【0008】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、停留場において搬器への充電量を増加させることのできる、索道における電力供給装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
請求項1の発明は、索道の停留場内において搬器が走行する走行レールに沿って配置された複数の給電レールと、搬器を格納する車庫線内の車庫線レールに沿って配置された複数の車庫線給電レールと、前記搬器に備えて前記給電レールおよび前記車庫線給電レールに接触する集電子と、を備え、前記搬器が車庫線内を移動しながら給電されることを特徴としている。
【0010】
また、請求項2の発明は、前記給電レールおよび前記車庫線給電レールは、前記給電レールおよび前記車庫線給電レールに対して一の搬器にのみ給電を行うように配置されたことを特徴としている。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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