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公開番号
2024017476
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-02-08
出願番号
2022120129
出願日
2022-07-28
発明の名称
信号システム
出願人
日本信号株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B61L
5/18 20060101AFI20240201BHJP(鉄道)
要約
【課題】外乱光の影響を抑えて種々の信号を的確に識別することを可能にする信号システムを提供すること。
【解決手段】信号システム100は、可視光を除く光波長帯域の光である可視光外波長帯域光ELの点滅周期が異なる複数種の信号情報を生成する信号生成装置30と、複数種の信号情報を切替えて発信する発信装置20と、信号情報を受信して識別する受信装置10とを有する。信号システム100では、可視光外波長帯域光ELを利用して、外乱光の影響を抑えつつ、点滅周期に差異を生じさせることを利用して、種々の信号の識別を可能にし、例えば自動運転化に寄与できる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
可視光を除く光波長帯域の光の点滅周期が異なる複数種の信号情報を生成する信号生成装置と、
前記複数種の信号情報を切替えて発信する発信装置と、
前記信号情報を受信して識別する受信装置と
を有する信号システム。
続きを表示(約 570 文字)
【請求項2】
前記発信装置は、前記可視光を除く光波長帯域の光として、単一波長帯域の光により発信する、請求項1に記載の信号システム。
【請求項3】
前記受信装置は、前記可視光を除く光波長帯域の光を透過させるバンドパスフィルターを有する、請求項1及び2のいずれか一項に記載の信号システム。
【請求項4】
前記受信装置は、連続画像を撮像する撮像部を備え、
前記信号生成装置は、前記撮像部のフレームレートに応じた前記複数種の信号情報を生成する、請求項1に記載の信号システム。
【請求項5】
前記撮像部は、前記可視光を除く光波長帯域に加え、可視光波長帯域の光を受光する、請求項4に記載の信号システム。
【請求項6】
前記発信装置は、鉄道信号機に取り付けられる赤外線発光器を有し、
前記受信装置は、列車に取り付けられ、前記信号情報から、列車の進行に関する情報について識別する、請求項1に記載の信号システム。
【請求項7】
前記発信装置は、前記鉄道信号機における信号現示を、発信する光の点滅周期に変換する周波数制御部を含み、
前記受信装置は、受信した光の点滅周期を、信号現示に逆変換する信号処理部を含む、請求項6に記載の信号システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数種の信号情報の発信及び受信を行って、信号識別を行う信号システムに関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特殊信号発光機の検出に際して、周期点滅を検出するものが知られている(特許文献1、2参照)。また、列車等の移動体に受光装置を設置するものが知られている(特許文献3参照)。
【0003】
しかしながら、上記特許文献1、2では、検出の対象が特殊信号発光機からの光に限定されている。また、上記特許文献3では、送光側においては、可視光領域をカットしているものの、例えば受光側において受光装置として使用するカメラが可視光域に感度を持つものである場合、外乱光の影響を受けてしまう可能性がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-104667号公報
特開2020-059340号公報
特開平11-154909号公報
【発明の概要】
【0005】
本発明は上記した点に鑑みてなされたものであり、外乱光の影響を抑えて種々の信号を的確に識別することを可能にする信号システムを提供することを目的とする。
【0006】
上記目的を達成するための信号システムは、可視光を除く光波長帯域の光の点滅周期が異なる複数種の信号情報を生成する信号生成装置と、複数種の信号情報を切替えて発信する発信装置と、信号情報を受信して識別する受信装置とを有する。
【0007】
上記信号システムでは、可視光外波長帯域の光を利用して、外乱光の影響を抑えつつ、点滅周期に差異を生じさせることを利用して、種々の信号の識別を可能にし、例えば自動運転化に寄与できる。
【0008】
本発明の具体的な側面では、発信装置は、可視光を除く光波長帯域の光として、単一波長帯域の光により発信する。この場合、単一波長帯域に絞ることで、外乱光の影響をより抑えられる。
【0009】
本発明の別の側面では、受信装置は、可視光を除く光波長帯域の光を透過させるバンドパスフィルターを有する。この場合、バンドパスフィルターにより、受信装置で受信する光波長帯域を特定の範囲に絞ることができる。
【0010】
本発明のさらに別の側面では、受信装置は、連続画像を撮像する撮像部を備え、信号生成装置は、撮像部のフレームレートに応じた複数種の信号情報を生成する。この場合、受信側における複数種の信号情報の識別を的確に維持できる。
(【0011】以降は省略されています)
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