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公開番号2024122601
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-09
出願番号2023030231
出願日2023-02-28
発明の名称ホームドア装置
出願人ナブテスコ株式会社
代理人個人,個人
主分類B61B 1/02 20060101AFI20240902BHJP(鉄道)
要約【課題】副筒部材に要求される剛性や寸法精度を下げるホームドア装置を提供する。
【解決手段】ホームドア装置は、プラットホーム2上に間隔を空けて立設される第1柱部材11と、高さ方向に間隔を空けて設けられる一対の第1主筒部材21及び第2主筒部材22と、一対の第1主筒部材21及び第2主筒部材22の間に高さ方向に間隔を空けて設けられる複数の副筒部材23と、を備える戸袋であって、一対の第1主筒部材21及び第2主筒部材22及び複数の副筒部材23が第1柱部材11に掛け渡される戸袋と、一対の第1主筒部材21及び第2主筒部材22のそれぞれから進退する一対の第1主バー部材31及び第2主バー部材32と、複数の副筒部材23のそれぞれから進退する複数の副バー部材33と、を備える第1扉30と、副バー部材33を進退方向に移動可能に支持する副支持部材16と、を備える。副支持部材16は、第1柱部材11の内部に設けられる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
プラットホーム上に水平方向に間隔を空けて立設される一対の柱部材と、高さ方向に間隔を空けて設けられる一対の主筒部材と、前記一対の主筒部材の間に高さ方向に間隔を空けて設けられる複数の副筒部材と、を備える戸袋であって、前記一対の主筒部材及び前記複数の副筒部材が前記一対の柱部材に掛け渡される前記戸袋と、
前記一対の主筒部材のそれぞれから進退する一対の主バー部材と、前記複数の副筒部材のそれぞれから進退する複数の副バー部材と、を備える扉と、
前記副バー部材を進退方向に移動可能に支持する副支持部材と、を備え、
前記副支持部材は、前記柱部材の内部に設けられる
ホームドア装置。
続きを表示(約 690 文字)【請求項2】
前記副筒部材は、前記柱部材を貫通し、
前記副支持部材は、前記柱部材の内部に位置する前記副筒部材に固定される
請求項1に記載のホームドア装置。
【請求項3】
前記主筒部材に固定されて前記主バー部材を支持する主支持部材を備え、
前記主支持部材は、前記副支持部材よりも前記扉の厚み方向の耐荷重が高い
請求項2に記載のホームドア装置。
【請求項4】
前記主支持部材と前記副支持部材とは、前記柱部材の内部であって前記扉の進退方向における同じ位置に固定される
請求項3に記載のホームドア装置。
【請求項5】
前記主支持部材は、前記主筒部材の進退方向に前記主バー部材を案内するリニアガイドである
請求項3に記載のホームドア装置。
【請求項6】
前記副支持部材は、前記副バー部材の進退方向に延びて前記副バー部材に嵌り合う嵌合部を備え、
前記副バー部材は、前記副支持部材の進退方向に延びて前記嵌合部に嵌り合う被嵌合部を備える
請求項1に記載のホームドア装置。
【請求項7】
前記副支持部材は、回転軸が前記副バー部材の進退方向及び鉛直方向と直交して設けられ、前記副バー部材と接触して前記副バー部材の進退方向への移動を案内するローラである
請求項2に記載のホームドア装置。
【請求項8】
前記主バー部材は、進退方向に延びる補強部材を内部に収容する
請求項1~7のいずれか一項に記載のホームドア装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ホームドア装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載のホームドア装置は、プラットホームに設置される支柱と支柱に固定された複数の筒状の梁部材とを有する戸袋と、複数の梁部材の内部から進退する複数のバー部材を有する扉とを備える。最上端のバー部材と最下端のバー部材とは、扉の厚み方向の荷重に強いリニアガイドで支持されており、耐荷重性を実現している。一方、最上端のバー部材と最下端のバー部材との間に位置する他のバー部材の戸尻には、梁部材と接触することで他のバー部材が水平移動する摺動部材が固定されている。すなわち、梁部材は、他のバー部材の案内機能を果たしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-94993号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に記載のホームドア装置では、梁部材に傾きや変形が生じると、他のバー部材が開閉移動するときにがたつきが生じる。このため、梁部材に要求される剛性や寸法精度が高くなる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するホームドア装置は、プラットホーム上に水平方向に間隔を空けて立設される一対の柱部材と、高さ方向に間隔を空けて設けられる一対の主筒部材と、前記一対の主筒部材の間に高さ方向に間隔を空けて設けられる複数の副筒部材と、を備える戸袋であって、前記一対の主筒部材及び前記複数の副筒部材が前記一対の柱部材に掛け渡される前記戸袋と、前記一対の主筒部材のそれぞれから進退する一対の主バー部材と、前記複数の副筒部材のそれぞれから進退する複数の副バー部材と、を備える扉と、前記副バー部材を進退方向に移動可能に支持する副支持部材と、を備え、前記副支持部材は、前記柱部材の内部に設けられる。
【0006】
上記構成によれば、副筒部材とは別に、柱部材の内部に副バー部材を支持する副支持部材が設けられる。このため、副筒部材に要求される剛性や寸法精度を下げることができる。
【0007】
上記ホームドア装置について、前記副筒部材は、前記柱部材を貫通し、前記副支持部材は、前記柱部材の内部に位置する前記副筒部材に固定されることが好ましい。
上記ホームドア装置について、前記主筒部材に固定されて前記主バー部材を支持する主支持部材を備え、前記主支持部材は、前記副支持部材よりも前記扉の厚み方向の耐荷重が高いことが好ましい。
【0008】
上記ホームドア装置について、前記主支持部材と前記副支持部材とは、前記柱部材の内部であって前記扉の進退方向における同じ位置に固定されることが好ましい。
上記ホームドア装置について、前記主支持部材は、前記主筒部材の進退方向に前記主バー部材を案内するリニアガイドであることが好ましい。
【0009】
上記ホームドア装置について、前記副支持部材は、前記副バー部材の進退方向に延びて前記副バー部材に嵌り合う嵌合部を備え、前記副バー部材は、前記副支持部材の進退方向に延びて前記嵌合部に嵌り合う被嵌合部を備えることが好ましい。
【0010】
上記ホームドア装置について、前記副支持部材は、回転軸が前記副バー部材の進退方向及び鉛直方向と直交して設けられ、前記副バー部材と接触して前記副バー部材の進退方向への移動を案内するローラであることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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