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公開番号2024040744
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-03-26
出願番号2022145296
出願日2022-09-13
発明の名称車両間乗降システム
出願人個人
代理人個人,個人
主分類B61B 1/00 20060101AFI20240318BHJP(鉄道)
要約【課題】交通車両までの移動を別の車両に乗車して移動する方法とし、利用者の利便性を向上させるとともに、付帯設備の少ない簡易な車両間乗降システムを提供することを目的とする。
【解決手段】本線を走行するメイン車両14と、メイン車両14に乗客が乗降するメイン車両乗降場16と、を備える主交通システム18と、メイン車両14に乗客を輸送するシャトル車両22と、メイン車両乗降場16の周囲に設けられ、シャトル車両22に乗客が乗降するシャトル車両乗降場24と、メイン車両乗降場16とシャトル車両乗降場24をつなぐシャトル車両22が走行するシャトル車両用通路26と、を備える副交通システム28と、を有し、メイン車両14の乗客の乗降は、メイン車両乗降場16で、メイン車両14とシャトル車両22の間を乗客が移動する車両間乗降システム10である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
本線を走行するメイン車両と、前記メイン車両に乗客が乗降するメイン車両乗降場と、を備える主交通システムと、
前記メイン車両に乗客を輸送するシャトル車両と、前記メイン車両乗降場の周囲に設けられ、前記シャトル車両に乗客が乗降するシャトル車両乗降場と、前記メイン車両乗降場と前記シャトル車両乗降場をつなぐ前記シャトル車両が走行するシャトル車両用通路と、を備える副交通システムと、を有し、
前記メイン車両の乗客の乗降は、前記メイン車両乗降場で、前記メイン車両と前記シャトル車両の間を乗客が移動する車両間乗降システム。
続きを表示(約 710 文字)【請求項2】
前記メイン車両の乗客の乗降は、前記メイン車両と前記シャトル車両が隣接して、前記メイン車両と前記シャトル車両の間を乗客が直接移動する請求項1に記載の車両間乗降システム。
【請求項3】
前記メイン車両乗降場は、プラットホームを備え、
前記メイン車両の乗客の乗降は、前記プラットホームを介して、前記メイン車両と前記シャトル車両の間を移動する請求項1に記載の車両間乗降システム。
【請求項4】
前記メイン車両1台に対して、2台以上の前記シャトル車両が隣接して、前記乗客が移動する請求項1から3のいずれか1項に記載の車両間乗降システム。
【請求項5】
前記メイン車両乗降場は、地上2階以上、又は、地下に設けられており、
前記シャトル車両乗降場は、地上1階に設けられている請求項1から3のいずれか1項に記載の車両間乗降システム。
【請求項6】
前記シャトル車両は、前記シャトル車両内に改札機を備え、
前記シャトル車両乗降場から前記シャトル車両に乗降する際、又は、前記メイン車両乗降場で前記メイン車両と戦記シャトル車両とを移動する際に、前記乗客が前記改札機を通過する請求項1から3のいずれか1項に記載の車両間乗降システム。
【請求項7】
前記シャトル車両は、低床式の車両である請求項1から3のいずれか1項に記載の車両間乗降システム。
【請求項8】
前記シャトル車両は、前記メイン車両を兼ねており、
前記シャトル車両は、前記本線の走行が可能である請求項1に記載の車両間乗降システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、鉄道駅等における車両への乗降方法の新技術である。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、鉄道路線が地上に敷設される場合、様々な施設が集積した街を線路が分断するため、都内では鉄道路線を高架化又は地下化によって街の分断を解消している。鉄道路線を高架化又は地下化すると、地上の駅が上下に垂直移動するため、鉄道利用者は列車に乗降するまでの上下の移動距離が長くなる問題が発生している。この問題を解消するため、駅の構内にエスカレーター及びエレベーターを設置することが一般的に行われている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-292255号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
エスカレーター及びエレベーターを設置することで、駅の垂直移動の負担は解消されているようにみえるが、根本的な長い上下の垂直移動距離自体は解消できないままであった。加えて、高層の駅や地下大深度の駅では、エスカレーターやエレベーター等の移動設備における1基あたりの垂直移動を長大にするか、移動設備を複数基設ける必要があり、設置コストや維持コストの負担も大きい。
【0005】
また、列車の乗降におけるホームの階段口又はエスカレーター及びエレベーターの出入り口付近のみが集中して混雑し、階段口又はエスカレーター及びエレベーターの出入り口から遠いホームでの乗降は、鉄道利用者の自主性に頼っており、列車の混雑状況は各車両によって異なる状況である。
さらに、駅の改札内のコンコースにおいて「駅ナカビジネス」等の店舗が展開され、多様な利用者の要望に応えているが、乗降を主目的とする利用者にとっては、駅構内での滞留及び混雑を助長し、列車の乗降に余計な負担を与えている。
【0006】
以上から、本発明は、交通車両までの移動を別の車両に乗車して移動する方法とし、交通車両を乗降する利用者の利便性を向上させるとともに、付帯設備の少ない簡易な車両によって交通車両まで移動し、車両間で乗降するシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために鋭意検討したところ、本発明者は下記本発明に想到し、当該課題を解決できることを見出した。すなわち本発明は下記のとおりである。
[1] 本線を走行するメイン車両と、前記メイン車両に乗客が乗降するメイン車両乗降場と、を備える主交通システムと、前記メイン車両に乗客を輸送するシャトル車両と、前記メイン車両乗降場の周囲に設けられ、前記シャトル車両に乗客が乗降するシャトル車両乗降場と、前記メイン車両乗降場と前記シャトル車両乗降場をつなぐ前記シャトル車両が走行するシャトル車両用通路と、を備える副交通システムと、を有し、前記メイン車両の乗客の乗降は、前記メイン車両乗降場で、前記メイン車両と前記シャトル車両の間を乗客が移動する車両間乗降システム。
[2] 前記メイン車両の乗客の乗降は、前記メイン車両と前記シャトル車両が隣接して、前記メイン車両と前記シャトル車両の間を乗客が直接移動する[1]に記載の車両間乗降システム。
[3] 前記メイン車両乗降場は、プラットホームを備え、前記メイン車両の乗客の乗降は、前記プラットホームを介して、前記メイン車両と前記シャトル車両の間を移動する[1]に記載の車両間乗降システム。
[4] 前記メイン車両1台に対して、2台以上の前記シャトル車両が隣接して、前記乗客が移動する[1]から[3]のいずれかに記載の車両間乗降システム。
[5] 前記メイン車両乗降場は、地上2階以上、又は、地下に設けられており、前記シャトル車両乗降場は、地上1階に設けられている[1]から[3]のいずれかに記載の車両間乗降システム。
[6] 前記シャトル車両は、前記シャトル車両内に改札機を備え、前記シャトル車両乗降場から前記シャトル車両に乗降する際、又は、前記メイン車両乗降場で前記メイン車両と戦記シャトル車両とを移動する際に、前記乗客が前記改札機を通過する[1]から[3]のいずれかに記載の車両間乗降システム。
[7] 前記シャトル車両は、低床式の車両である[1]から[3]のいずれかに記載の車両間乗降システム。
[8] 前記シャトル車両は、前記メイン車両を兼ねており、前記シャトル車両は、前記本線の走行が可能である[1]に記載の車両間乗降システム。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、交通車両を乗降する利用者の利便性が向上するとともに、付帯設備の少ない簡易な車両間乗降システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態の車両間乗降システムを説明する概略図である。
メイン車両及びシャトル車両の移動、及び乗客の移動を説明する概略図である。
低床式のシャトル車両を説明する図である。
シャトル車両内に自動改札機を備える構成を説明する図である。
第1実施形態の変形例の車両間乗降システムを説明する概略図である。
第2実施形態の車両間乗降システムを説明する図である。
第3実施形態の車両間乗降システムを説明する概略図である。
第3実施形態のシャトル車両の移動を説明する概略図である。
第4実施形態の車両間乗降システムの副交通システムを説明する概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面に従って、本発明に係る車両間乗降システムについて説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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