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公開番号2023167640
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-11-24
出願番号2022078966
出願日2022-05-12
発明の名称液体収納容器
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人
主分類B41J 2/175 20060101AFI20231116BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】液体の注入量が増大しても、大気連通口から外部へ液体が漏れることを抑制することができる液体収納容器を提供する。
【解決手段】液体収納容器100は、液体吸収体170を収容し、液体吸収体170の第1の面170aと対向する開口部140aを備えた収容部140と、開口部140aを塞ぐ蓋部材180と、蓋部材180の内面180aに設けられ、蓋部材180が開口部140aを塞いだ状態で第1の面170aに当接する複数のリブ184と、蓋部材180に設けられ、内部空間186を大気と連通させる大気連通口181と、複数のリブ184のうちの少なくとも大気連通口181に隣接するリブ184Aに設けられ、リブ184Aの当接面184aから蓋部材180に向かって延在する少なくとも一つの第1の液体保持路10と、を有する。第1の液体保持路10は、第1の面170aから滲み出た液体を保持可能に構成されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
液体を吸収して保持する液体吸収体と、
前記液体吸収体を収容し、前記液体吸収体の第1の面と対向する開口部を備えた収容部と、
前記収容部の前記開口部を塞ぐ蓋部材と、
前記蓋部材の前記収容部側の内面に設けられ、前記蓋部材が前記開口部を塞いだ状態で前記液体吸収体の前記第1の面に当接する複数のリブと、
前記蓋部材に設けられ、前記収容部の内部空間を大気と連通させる大気連通口と、
前記複数のリブのうちの少なくとも前記大気連通口に隣接するリブに設けられ、該リブの前記第1の面との当接面から前記蓋部材に向かって延在する少なくとも一つの第1の液体保持路と、を有し、
前記第1の液体保持路は、前記液体吸収体の前記第1の面から滲み出た液体を保持可能に構成されていることを特徴とする、液体収納容器。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記第1の液体保持路は、流路の幅が深さよりも大きくなるように構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の液体収納容器。
【請求項3】
前記第1の液体保持路は、前記蓋部材に近い部位ほど毛管力が強いことを特徴とする、請求項1に記載の液体収納容器。
【請求項4】
前記蓋部材に近い部位ほど前記第1の液体保持路の幅が狭いことを特徴とする、請求項3に記載の液体収納容器。
【請求項5】
前記第1の液体保持路の他端は、前記蓋部材の前記内面と前記当接面との間で終端していることを特徴とする、請求項1に記載の液体収納容器。
【請求項6】
前記第1の液体保持路は、前記リブの側面に設けられた溝状流路からなり、該溝状流路の一端が前記リブの前記当接面に開口していることを特徴とする、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の液体収納容器。
【請求項7】
前記リブは、前記大気連通口側に位置する第1の側面と、該第1の側面とは反対側に位置する第2の側面と、を有し、
前記溝状流路は、少なくとも前記第1の側面に設けられていることを特徴とする、請求項6に記載の液体収納容器。
【請求項8】
前記溝状流路は、
一端が前記リブの前記当接面に開口し、前記蓋部材に向かって延在する第1の溝状流路と、
前記第1の溝状流路の他端に連結され、前記第1の溝状流路と交差する方向に延在する第2の溝状流路と、
一端が前記第2の溝状流路に連結され、前記蓋部材に向かって延在する第3の溝状流路と、を有し、
前記第1の溝状流路、前記第2の溝状流路、および前記第3の溝状流路は、それぞれ液体を保持可能に構成されていることを特徴とする、請求項6に記載の液体収納容器。
【請求項9】
前記第1の溝状流路、前記第2の溝状流路、および前記第3の溝状流路の毛管力をそれぞれF1、F2、F3とすると、
F1<F2<F3
の関係を満たすことを特徴とする、請求項8に記載の液体収納容器。
【請求項10】
前記第1の液体保持路は、前記リブを厚さ方向に貫通するスリット状流路からなり、該スリット状流路の一端が前記リブの前記当接面に開口していることを特徴とする、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の液体収納容器。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、インク等の液体を収納可能な液体収納容器に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、インクジェット記録装置に脱着可能に取り付けられるインクタンクが記載されている。インクタンクは、インクを保持可能なインク吸収体を収容したタンクケースと、該タンクケースの開口部を塞ぐ蓋部材と、を有する。蓋部材の内面には、円錐台状の突出部および複数のリブが設けられている。突出部には、大気と連通する大気連通口が設けられている。蓋部材がタンクケースの開口部を塞いだ状態で、各リブがインク吸収体に当接する。蓋部材の内面には、さらに、突出部から離間し、突出部を囲むように第1の溝が形成され、第1の溝が囲む領域内に、第1の溝から分岐し、突出部から離間した第2の溝が形成されている。
上記インクタンクは、物流過程において、単体で扱われることが多い。運搬時には、インクタンクの姿勢が変化し、インク吸収体から滲み出たインクが、リブ等を伝って蓋部材の内面に到達する。突出部近傍では、第1および第2の溝が、蓋部材の内面に到達したインクを保持する。これにより、インクが大気連通口に侵入することを抑制する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-248426号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年、インクタンクへのインクの注入量が増大している。特許文献1に記載のインクタンクにおいても、インクが大気連通口に侵入することを抑制することができるが、近年のインク注入量の増大に伴い、さらなる対策が求められるようになった。
【0005】
本発明の目的は、インク等の液体の注入量が増大しても、大気連通口から外部へ液体が漏れることを抑制することができる液体収納容器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明の一態様による液体収納容器は、液体を吸収して保持する液体吸収体と、前記液体吸収体を収容し、前記液体吸収体の第1の面と対向する開口部を備えた収容部と、前記収容部の前記開口部を塞ぐ蓋部材と、前記蓋部材の前記収容部側の内面に設けられ、前記蓋部材が前記開口部を塞いだ状態で前記液体吸収体の前記第1の面に当接する複数のリブと、前記蓋部材に設けられ、前記収容部の内部空間を大気と連通させる大気連通口と、前記複数のリブのうちの少なくとも前記大気連通口に隣接するリブに設けられ、該リブの前記第1の面との当接面から前記蓋部材に向かって延在する少なくとも一つの第1の液体保持路と、を有し、前記第1の液体保持路は、前記液体吸収体の前記第1の面から滲み出た液体を保持可能に構成されていることを特徴とする。
【0007】
本発明の別の態様による液体収納容器は、液体を吸収して保持する液体吸収体と、前記液体吸収体を収容し、前記液体吸収体の第1の面と対向する開口部を備えた収容部と、前記収容部の前記開口部を塞ぐ蓋部材と、前記蓋部材の前記収容部側の内面に設けられ、前記蓋部材が前記開口部を塞いだ状態で前記液体吸収体の前記第1の面に当接する複数のリブと、前記蓋部材に設けられ、前記収容部の内部空間を大気と連通させる大気連通口と、を有し、前記複数のリブのうちの少なくとも前記大気連通口に隣接するリブは、前記液体吸収体の前記第1の面から滲み出た液体を吸い取る毛管構造を有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、液体の注入量が増大しても、大気連通口から外部へ液体が漏れることを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の第1の実施形態による液体収納容器の外観を示す斜視図である。
図1に示す液体収納容器の分解斜視図である。
図1に示す液体収納容器のA-A線における断面を部分的に示す断面図である。
蓋部材のリブの一例を示す模式図である。
比較例の液体収納容器を一回転させたときの液体の状態を示す模式図である。
図1に示す液体収納容器を一回転させたときの液体の状態を示す模式図である。
本発明の第2の実施形態による液体収納容器に用いられる蓋部材のリブの一例を示す模式図である。
本発明の第3の実施形態による液体収納容器に用いられる蓋部材のリブの一例を示す模式図である。
図4に示す蓋部材のリブの変形例を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。但し、実施形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、本発明の範囲をそれらに限定する趣旨のものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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