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公開番号2023145052
公報種別公開特許公報(A)
公開日2023-10-11
出願番号2022052322
出願日2022-03-28
発明の名称画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人
主分類B41J 29/38 20060101AFI20231003BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】省電力モードから通常電力モードへの不要な復帰を防止する画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置10は、印刷ジョブに応じた画像データを生成する本体搭載型DFE201と、印刷ジョブに応じて画像データを生成する外部サーバ型DFEとが選択的に接続される。画像形成装置10は、画像形成装置10を通常よりも消費電力が低い省電力モードで動作させる電源制御部209と、本体搭載型DFE201と外部サーバ型DFEとのいずれが接続されているかを検知するDFE検知部215と、本体搭載型DFE201が接続される場合に省電力モードから通常の電力モードに復帰するための第1復帰条件を設定し、外部サーバ型DFEが接続される場合に省電力モードから通常の電力モードに復帰するための第2復帰条件を設定するCPU220と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
印刷ジョブに応じた画像データを生成する外付けの第1制御装置と、印刷ジョブに応じて画像データを生成する外付けの第2制御装置とが選択的に接続され、前記第1制御装置と前記第2制御装置とのいずれかで生成された画像データに基づいて記録材に画像を形成する画像形成装置であって、
前記画像形成装置を通常よりも消費電力が低い省電力モードで動作させる電源制御手段と、
前記第1制御装置と前記第2制御装置とのいずれが接続されているかを検知する検知手段と、
前記検知手段が前記第1制御装置の接続を検知した場合に前記省電力モードから通常の電力モードに復帰するための第1復帰条件を設定し、前記検知手段が前記第2制御装置の接続を検知した場合に前記省電力モードから通常の電力モードに復帰するための前記第1復帰条件とは異なる第2復帰条件を設定する制御手段と、を備えることを特徴とする、
画像形成装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
ユーザにより操作される操作手段をさらに備えており、
前記第2制御装置が外部装置により操作されるように構成されており、
前記制御手段は、前記第1復帰条件に前記操作手段が操作されることを設定し、前記第2復帰条件に前記外部装置が操作されることを設定することを特徴とする、
請求項1記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記制御手段は、前記第2復帰条件に前記操作手段が操作されることを設定しないことを特徴とする、
請求項2記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記画像形成装置に接近してきたユーザを検知する人感センサをさらに備えており、
前記制御手段は、前記第1復帰条件に前記人感センサによるユーザの検知を設定し、前記第2復帰条件に前記人感センサによるユーザの検知を設定しないことを特徴とする、
請求項1記載の画像形成装置。
【請求項5】
ユーザにより操作される操作手段と、
前記画像形成装置に接近してきたユーザを検知する人感センサとさらに備えており、
前記第2制御装置が外部装置により操作されるように構成されており、
前記制御手段は、前記第1復帰条件に前記操作手段が操作される及び前記人感センサによるユーザの検知の少なくとも一つを設定し、前記第2復帰条件に前記外部装置が操作されることを設定することを特徴とする、
請求項1記載の画像形成装置。
【請求項6】
前記制御手段は、前記第2復帰条件に前記操作手段の操作と前記人感センサによるユーザの検知を設定しないことを特徴とする、
請求項5記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記制御手段は、前記検知手段が前記第2制御装置の接続を検知した場合、前記省電力モードでは前記人感センサと前記操作手段への電力の供給を停止することを特徴とする、
請求項5又は6記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記制御手段は、前記検知手段が前記第1制御装置の接続を検知した場合に前記省電力モードで前記第1復帰条件が満たされると、前記画像形成装置を前記省電力モードから通常の電力モードに復帰して待機状態に移行させ、前記検知手段が前記第2制御装置の接続を検知した場合に前記省電力モードで前記第2復帰条件が満たされると、前記画像形成装置を前記省電力モードから通常の電力モードに復帰して待機状態に移行させることを特徴とする、
請求項1記載の画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、外付け制御装置が接続される画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
オフィス向けのプリンタやMFP(Multi Function Peripheral)等の画像形成装置では、省電力化が望まれている。特許文献1には、記録材に画像を印刷する印刷ジョブが完了すると、画像形成装置の電力モードを迅速にスリープモードに移行することで消費電力を削減する画像形成装置が開示される。
【0003】
また、従来、記録材に画像を形成する画像形成装置と、画像形成装置の外部に設けられ且つ画像形成装置に接続された制御装置と、を備える画像形成システムが知られている(特許文献1)。制御装置は「DFE(Digital Front End)」と呼ばれることもある。特許文献1におけるDFEは、PC(Personal Computer)等の外部装置から送信された印刷ジョブの内容に基づいて画像データを生成し、生成された画像データを画像形成装置へ送信する。画像形成装置は、DFEから取得した画像データに基づいて印刷処理を行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-112710号公報
特開2019-59218号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
画像形成装置に接続されるDFEには、画像形成装置本体に直付けして画像形成装置の操作部により操作されるタイプと、画像形成装置と通信可能なサーバ用PCにより操作されるタイプとがある。画像形成装置の操作部により操作されるタイプのDFEを「本体搭載型DFE」という。サーバ用PCにより操作されるタイプのDFEを「外部サーバ型DFE」という。
【0006】
画像形成装置は、ユーザが画像形成装置の操作部に触れた場合や人感センサがユーザを検知した場合に、省電力モードから通常電力モードへ復帰する。例えば、外部サーバ型DFEが接続された画像形成装置において、ユーザが画像形成装置の操作部に触れたことに起因して画像形成装置が省電力モードから通常電力モードへ復帰すると、外部サーバ型DFEも省電力モードから通常電力モードへ復帰してしまう。即ち、外部サーバ型DFEが使用されない場合であっても、ユーザが画像形成装置の操作部に触れたことに起因して外部サーバ型DFEが省電力モードから通常電力モードへ復帰してしまい、外部サーバ型DFEにおいて余計な電力を消費してしまう。この結果、画像形成装置と外部サーバ型DFEとを含む画像形成システムにおいて消費電力が増大してしまう。
【0007】
本発明は、上述の問題に鑑み、省電力モードから通常電力モードへの不要な復帰を防止する画像形成装置を提供することを主たる目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の画像形成装置は、印刷ジョブに応じた画像データを生成する外付けの第1制御装置と、印刷ジョブに応じて画像データを生成する外付けの第2制御装置とが選択的に接続され、前記第1制御装置と前記第2制御装置とのいずれかで生成された画像データに基づいて記録材に画像を形成する画像形成装置であって、前記画像形成装置を通常よりも消費電力が低い省電力モードで動作させる電源制御手段と、前記第1制御装置と前記第2制御装置とのいずれが接続されているかを検知する検知手段と、前記検知手段が前記第1制御装置の接続を検知した場合に前記省電力モードから通常の電力モードに復帰するための第1復帰条件を設定し、前記検知手段が前記第2制御装置の接続を検知した場合に前記省電力モードから通常の電力モードに復帰するための前記第1復帰条件とは異なる第2復帰条件を設定する制御手段と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、接続される外付け制御装置のタイプに応じて、省電力モードから通常電力モードへの不要な復帰を防止することで、余計な消費電力を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本体搭載型の外付け制御装置を備えた画像形成装置の構成図。
外部サーバ型の外付け制御装置の画像形成装置の構成図。
コントロールシステムの構成図。
コントロールシステムの構成図。
省電力モードからの復帰の条件を設定する処理を表す図。
本体搭載型DFEの復帰処理を説明するフローチャート。
外部サーバ型DFEの復帰処理を説明するフローチャート。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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