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公開番号2025170944
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-20
出願番号2024075815
出願日2024-05-08
発明の名称照明制御システム
出願人三菱電機株式会社,三菱電機照明株式会社
代理人弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
主分類H05B 47/19 20200101AFI20251113BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】本開示はユーザに照明器具の設置位置と識別情報の対応付けを行わせる必要がない照明制御システムを提供することを目的とする。
【解決手段】照明制御システムは照明器具と、無線端末装置と、照明器具と同じ取り付け面に取り付けられるとともに該取り付け面における2次元位置が既知である第1および第2の既知無線端末装置とを備える。無線端末装置は、第1の垂直位置において照明器具および第1の既知無線端末装置からの無線信号を受信する。また無線端末装置は第2の垂直位置において照明器具および第2の既知無線端末装置からの無線信号を受信する。照明器具の2次元位置は無線信号の受信強度および伝搬時間の少なくとも一方である特性量に基づき推定される。照明器具の2次元位置は無線信号に含まれる照明器具の識別情報と紐づけられる。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
天井、壁または床面である取り付け面に取り付けられる照明器具と、
無線端末装置と、
前記取り付け面に取り付けられるとともに前記取り付け面における2次元位置が既知である第1および第2の既知無線端末装置と、
を備え、
前記照明器具、前記第1および第2の既知無線端末装置は、自身の識別情報を付加した無線信号を送信する処理を実行するように構成され、
前記無線端末装置は、
自身と前記第1の既知無線端末装置とが成す直線が前記取り付け面に垂直になる第1の垂直位置において前記照明器具および前記第1の既知無線端末装置からの前記無線信号をそれぞれ受信し、前記照明器具および前記第1の既知無線端末装置のそれぞれについて、前記無線信号の受信強度および伝搬時間の少なくとも一方である特性量を測定する第1測定処理と、
自身と前記第2の既知無線端末装置とが成す直線が前記取り付け面に垂直になる第2の垂直位置において前記照明器具および前記第2の既知無線端末装置からの前記無線信号をそれぞれ受信し、前記照明器具および前記第2の既知無線端末装置のそれぞれについて、前記無線信号の前記特性量を測定する第2測定処理と、
を実行するように構成され、
前記第1測定処理で測定された前記特性量に基づき前記照明器具と前記第1の既知無線端末装置の距離である第1の距離を算出する第1算出処理と、
前記第2測定処理で測定された前記特性量に基づき前記照明器具と前記第2の既知無線端末装置の距離である第2の距離を算出する第2算出処理と、
前記第1の距離および前記第2の距離に基づき前記照明器具の2次元位置を推定する処理と、
前記照明器具の前記2次元位置を前記照明器具の前記識別情報と紐づけて記憶する処理と、
を実行するように構成される照明制御システム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記照明器具の前記2次元位置の推定は単独測位法により行う、請求項1に記載の照明制御システム。
【請求項3】
前記第1および第2の既知無線端末装置のそれぞれは、前記照明器具からの前記無線信号を受信し、前記照明器具からの前記無線信号の前記特性量を測定する第3測定処理をさらに実行し、
前記第1算出処理は、前記第1測定処理の前記特性量を用いて前記第1の既知無線端末装置による前記第3測定処理の前記特性量を補正する処理と、補正された前記特性量を用いて前記第1の距離を算出する処理とを含み、
前記第2算出処理は、前記第2測定処理の前記特性量を用いて前記第2の既知無線端末装置による前記第3測定処理の前記特性量を補正する処理と、補正された前記特性量を用いて前記第2の距離を算出する処理とを含む、請求項1または2に記載の照明制御システム。
【請求項4】
前記無線信号は第1の無線信号と、前記無線端末装置からの返送要求信号に応じて送信される第2の無線信号とを含み、
前記第1測定処理は、
前記第1の無線信号に基づき前記受信強度を測定する処理と、
前記第1の垂直位置において、前記照明器具および前記第1の既知無線端末装置に対して前記返送要求信号を送信する処理と、
前記第1の垂直位置において、前記照明器具および前記第1の既知無線端末装置から送信された前記第2の無線信号をそれぞれ受信し、前記照明器具および前記第1の既知無線端末装置のそれぞれについて、前記返送要求信号を送信してから前記第2の無線信号が受信されるまでの時刻差から前記第2の無線信号の前記伝搬時間を測定する処理と、
をさらに含み、
前記第2測定処理は、
前記第2の無線信号に基づき前記受信強度を測定する処理と、
前記第2の垂直位置において、前記照明器具および前記第2の既知無線端末装置に対して前記返送要求信号を送信する処理と、
前記第2の垂直位置において、前記照明器具および前記第2の既知無線端末装置から送信された前記第2の無線信号をそれぞれ受信し、前記照明器具および前記第2の既知無線端末装置のそれぞれについて、前記返送要求信号を送信してから前記第2の無線信号が受信されるまでの時刻差から前記第2の無線信号の前記伝搬時間を測定する処理と、
をさらに含む請求項1または2に記載の照明制御システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、照明制御システムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
無線通信を用いて複数の照明器具を制御する照明制御システムにおいて、照明制御装置は、各照明器具の設置位置と識別情報とを対応付けて記憶している。複数の照明器具のそれぞれを識別情報により識別することにより、対象の照明器具を制御することが可能となる。
【0003】
照明器具の設置位置と識別情報の対応付けは、照明制御装置または操作機器が備えるインタフェース等を介したユーザの操作により照明システムの導入時等に行われる。
【0004】
特許文献1には、複数の照明器具それぞれから無線信号によって受け付けた識別情報に基づき照明器具を一括してグループに含める技術が開示されている。ユーザは識別情報が受信できた照明器具のうち所望のものをグループ登録するだけで、照明器具を制御できるようになる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2020-013758号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら上述の方法ではユーザは自ら照明器具の設置位置と識別情報の対応付けを行わなくてはならない。
【0007】
本開示は上述の問題を解決するため、ユーザに照明器具の設置位置と識別情報の対応付けを行わせる必要がない照明制御システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の態様は、
天井、壁または床面である取り付け面に取り付けられる照明器具と、
無線端末装置と、
前記取り付け面に取り付けられるとともに前記取り付け面における2次元位置が既知である第1および第2の既知無線端末装置と、
を備え、
前記照明器具、前記第1および第2の既知無線端末装置は、自身の識別情報を付加した無線信号を送信する処理を実行するように構成され、
前記無線端末装置は、
自身と前記第1の既知無線端末装置とが成す直線が前記取り付け面に垂直になる第1の垂直位置において前記照明器具および前記第1の既知無線端末装置からの前記無線信号をそれぞれ受信し、前記照明器具および前記第1の既知無線端末装置のそれぞれについて、前記無線信号の受信強度および伝搬時間の少なくとも一方である特性量を測定する第1測定処理と、
自身と前記第2の既知無線端末装置とが成す直線が前記取り付け面に垂直になる第2の垂直位置において前記照明器具および前記第2の既知無線端末装置からの前記無線信号をそれぞれ受信し、前記照明器具および前記第2の既知無線端末装置のそれぞれについて、前記無線信号の前記特性量を測定する第2測定処理と、
を実行するように構成され、
前記第1測定処理で測定された前記特性量に基づき前記照明器具と前記第1の既知無線端末装置の距離である第1の距離を算出する第1算出処理と、
前記第2測定処理で測定された前記特性量に基づき前記照明器具と前記第2の既知無線端末装置の距離である第2の距離を算出する第2算出処理と、
前記第1の距離および前記第2の距離に基づき前記照明器具の2次元位置を推定する処理と、
前記照明器具の前記2次元位置を前記照明器具の前記識別情報と紐づけて記憶する処理と、
を実行するように構成される照明制御システムであることが好ましい。
【発明の効果】
【0009】
本開示の照明制御システムでは、送信元の照明器具の識別情報が付加された無線信号から該照明器具の2次元位置を推定し、識別情報との対応付けを行う。従って、ユーザに照明器具の設置位置と識別情報の対応付けを行わせる必要がない照明制御システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示の実施の形態1に係る照明制御システムの構成例である。
本開示の実施の形態1に係る照明器具の構成例を示す斜視図である。
本開示の実施の形態1に係る光源ユニットの斜視図である。
本開示の実施の形態1に係る無線端末装置が推定用無線信号を受信する際の機器配置図である。
本開示の実施の形態1に係るセンサ機器が推定用無線信号を受信する際の機器配置図である。
本開示の実施の形態1に係る照明制御システムの通信シーケンスである。
図6の通信シーケンスの詳細を説明する図である。
本開示の実施の形態1に係るセンサ機器が測定した推定用無線信号の受信強度および伝搬時間の補正方法を示す図である。
本開示の実施の形態1に係る照明器具の位置を推定する方法を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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