TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025161638
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-24
出願番号
2024065003
出願日
2024-04-12
発明の名称
空調システム
出願人
三菱電機株式会社
代理人
弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
主分類
F24F
11/74 20180101AFI20251017BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】ユーザの快適性を向上させることができる空調システムを提供する。
【解決手段】空調システムは、居室であって外部から日光を取り入れる採光手段を有した第1空間と、第2空間と、第1空間から第2空間に繋がる風路を有する建物に適用される空調システムであって、第1空間に設けられ、第1空間の空気を温調する空調手段と、風路を介して第1空間の空気を第2空間に送る送風手段と、空調手段および送風手段の動作を制御する制御手段と、空調手段に設けられ、第1空間の上部において空調手段の周囲の空気の第1温度を測定する第1測定手段と、補正情報を取得する取得手段と、を備え、補正情報によって第1温度が補正された補正温度が算出され、補正温度に応じて空調手段および送風手段が制御される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
居室であって外部から日光を取り入れる採光手段を有した第1空間と、第2空間と、前記第1空間から前記第2空間に繋がる風路を有する建物に適用される空調システムであって、
前記第1空間に設けられ、前記第1空間の空気を温調する空調手段と、
前記風路を介して前記第1空間の空気を前記第2空間に送る送風手段と、
前記空調手段および前記送風手段の動作を制御する制御手段と、
前記空調手段に設けられ、前記第1空間の上部において前記空調手段の周囲の空気の第1温度を測定する第1測定手段と、
補正情報を取得する取得手段と、
を備え、
前記補正情報によって前記第1温度が補正された補正温度が算出され、前記補正温度に応じて前記空調手段および前記送風手段が制御される、
空調システム。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記取得手段には、前記第1空間に設けられ、前記第1空間の床の温度または前記床の近傍に存在する空気の温度である第2温度を測定する第2測定手段が含まれ、
前記補正温度は、前記第1温度と前記第2温度とに基づいて算出された補正値を前記第1温度に加算することで算出される、
請求項1に記載の空調システム。
【請求項3】
前記補正値は、前記第1温度と前記第2温度との差に基づいて算出され、
前記第1温度が前記第2温度よりも小さい場合、算出された前記補正値は、正の値となり、
前記第1温度が前記第2温度よりも大きい場合、算出された前記補正値は、負の値となる、
請求項2に記載の空調システム。
【請求項4】
前記補正値の絶対値が前記第1温度と前記第2温度との差の絶対値よりも小さくなるよう前記補正値が算出され、
前記補正値は、-3.0℃から3.0℃の間の値となる、
請求項3に記載の空調システム。
【請求項5】
前記第2測定手段は、前記第1空間の上部に設けられ、前記床の温度を前記第2温度として測定する熱画像センサである、
請求項2に記載の空調システム。
【請求項6】
前記取得手段は、外部情報サーバから前記補正情報として天気情報を取得し、
前記天気情報には、天候に関する情報が含まれ、
前記補正温度は、前記天気情報に応じて算出された補正値が前記第1温度に加えられることで算出される、
請求項1に記載の空調システム。
【請求項7】
前記補正値は、-3.0℃から3.0℃の間の値となる、
請求項6に記載の空調システム。
【請求項8】
前記天気情報に天候が晴天である情報が含まれる場合、算出された前記補正値は正の値となり、
前記天気情報に天候が曇天、雨天、および降雪のうちいずれかである情報が含まれる場合、算出された前記補正値は、負の値となる、
請求項6に記載の空調システム。
【請求項9】
前記取得手段は、前記第1温度に基づいて前記空調手段の空調能力を算出し、
前記補正温度は、外気温と前記空調能力との関係に応じて算出された補正値を前記第1温度に加えることで算出され、
前記補正値は、-3.0℃から3.0℃の間の値となる、
請求項1に記載の空調システム。
【請求項10】
前記制御手段は、前記空調手段の運転モードが暖房運転である場合、外気温から暖房時の比較値を算出し、
前記暖房時の比較値よりも空調能力が低い場合、算出された前記補正値は、正の値となり、
前記暖房時の比較値よりも空調能力が高い場合、算出された前記補正値は、負の値となる、
請求項9に記載の空調システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、第1空間から第2空間への送風が行われる空調システムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、住居の空調システムを開示する。当該空調システムによれば、住居の床下に専用の床下空間が設けられる。床下空間には、空気調和機によって、調和空気が溜められる。床下空間に存在する空気は、風路を通って住居の各部屋に分配され得る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-090084号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の空調システムの床下空間は、セントラル空調における温度管理専用の空間として設けられる。一方で、例えば、空気調和が行われている居室から別の部屋へ調和空気を送風するようなシステムでは、場所によって空気の温度にムラが生じ得る。特に、日光によって居室の下部が温まっているとき、高さ方向で温度にムラが生じ得る。このため、居室にいるユーザの快適性を損なう恐れがある。
【0005】
本開示は、上述の課題を解決するためになされた。本開示の目的は、ユーザの快適性を向上させることができる空調システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る空調システムは、居室であって外部から日光を取り入れる採光手段を有した第1空間と、第2空間と、第1空間から第2空間に繋がる風路を有する建物に適用される空調システムであって、第1空間に設けられ、第1空間の空気を温調する空調手段と、風路を介して第1空間の空気を第2空間に送る送風手段と、空調手段および送風手段の動作を制御する制御手段と、空調手段に設けられ、第1空間の上部において空調手段の周囲の空気の第1温度を測定する第1測定手段と、補正情報を取得する取得手段と、を備え、補正情報によって第1温度が補正された補正温度が算出され、補正温度に応じて空調手段および送風手段が制御される。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、補正温度が算出される。補正温度によって、空調手段および送風手段の動作が制御される。このため、ユーザの快適性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態1における空調システムが適用された建物の構成図である。
空調手段が運転していないときの各地点の温度推移を示す図である。
実施の形態1における空調システムの機能ブロック図である。
実施の形態1における空調システムが適用されていない冷房運転の例を示す図である。
実施の形態1における空調システムが行う冷房運転の例を示す図である。
実施の形態1における空調システムが適用されていない暖房運転の例を示す図である。
実施の形態1における空調システムが行う暖房運転の例を示す図である。
実施の形態1における空調システムの冷房運転の動作を示すフローチャートである。
実施の形態1における空調システムの暖房運転の動作を示すフローチャートである。
実施の形態1における空調システムの変形例が適用された建物の構成図である。
実施の形態2における空調システムが適用される建物の構成図である。
実施の形態2における空調システムの機能ブロック図である。
実施の形態2における空調システムの冷房運転の動作を示すフローチャートである。
実施の形態2における空調システムの暖房運転の動作を示すフローチャートである。
実施の形態3における空調システムの機能ブロック図である。
ニューラルネットワークモデルの概要を示す図である。
実施の形態3における学習装置の学習処理のフローチャートである。
実施の形態3における空調システムの制御手段が行う推論処理のフローチャートである。
実施の形態3の第3変形例における空調システムが適用された建物の概要図である。
実施の形態1から3における空調システムの制御装置のハードウェア構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示を実施するための形態について添付の図面に従って説明する。なお、各図中、同一または相当する部分には同一の符号が付される。当該部分の重複説明は適宜に簡略化ないし省略される。
【0010】
実施の形態1.
図1は実施の形態1における空調システムが適用された建物の構成図である。図2は空調手段が運転していないときの各地点の温度推移を示す図である。図3は実施の形態1における空調システムの機能ブロック図である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
個人
集熱器具
7日前
個人
油ハネ防止カーテン
10日前
株式会社パロマ
給湯装置
7日前
シャープ株式会社
送風機
7日前
株式会社ノーリツ
貯湯給湯装置
8日前
株式会社ノーリツ
貯湯給湯装置
9日前
株式会社ノーリツ
貯湯給湯装置
9日前
株式会社ノーリツ
ふろ装置
7日前
大和ハウス工業株式会社
建物
7日前
株式会社コロケット
燃焼炉
2日前
フォージテックカワベ株式会社
換気扇自動制御装置
10日前
富士電機株式会社
換気システムおよび冷却装置
8日前
パナソニックIPマネジメント株式会社
空調システム
8日前
パナソニックIPマネジメント株式会社
空調システム
7日前
株式会社ノーリツ
貯湯式熱源器
8日前
株式会社ノーリツ
入浴システムおよびプログラム
7日前
TOTO株式会社
浴室システム
9日前
TOTO株式会社
浴室システム
9日前
三菱電機株式会社
空調システム
10日前
パナソニックIPマネジメント株式会社
加熱調理器
7日前
三菱電機株式会社
空気調和機の室内機
2日前
株式会社LIXIL
湯水混合装置
7日前
ウシオ電機株式会社
空気清浄装置および空気清浄システム
7日前
三菱電機株式会社
貯湯式給湯機
8日前
千代田空調機器株式会社
吹出構造体およびトレーニングシステム
9日前
三菱電機株式会社
制御システム
8日前
三菱電機株式会社
空気調和システム
8日前
三菱重工サーマルシステムズ株式会社
空気調和機の室外機
7日前
三菱電機株式会社
ヒートポンプ給湯装置
2日前
日立グローバルライフソリューションズ株式会社
加熱調理器
7日前
パナソニックホームズ株式会社
住宅及び住宅の除湿装置
8日前
リンナイ株式会社
加熱調理支援システム
7日前
パナソニックIPマネジメント株式会社
空気調和機
7日前
パナソニックIPマネジメント株式会社
熱源ユニット
2日前
コベルコ・コンプレッサ株式会社
排熱回収システムおよび排熱回収方法
2日前
パナソニックIPマネジメント株式会社
ガス処理装置
2日前
続きを見る
他の特許を見る