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公開番号2025166613
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-06
出願番号2024070771
出願日2024-04-24
発明の名称照明装置
出願人三菱電機株式会社,三菱電機照明株式会社
代理人弁理士法人高田・高橋国際特許事務所
主分類H05B 45/00 20220101AFI20251029BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】ユーザが蓄電池の異常に気付き易くすることができる照明装置を得ることを目的とする。
【解決手段】本開示に係る照明装置は、光源ユニットと、前記光源ユニットに電力を供給する蓄電池と、前記蓄電池を放電させることで前記蓄電池の点検を実施する制御装置と、前記点検の点検結果を記憶する記憶部と、を備え、前記制御装置は、点検開始のトリガーが発生すると、前記記憶部に前記蓄電池の異常を示す過去の前記点検結果が記憶されていなければ、前記トリガーに応じて点検を行い、今回の前記点検により前記蓄電池の異常が検出された場合に、前記蓄電池の異常を報知する第1報知を行い、前記記憶部に前記蓄電池の異常を示す過去の前記点検結果が記憶されていれば、前記第1報知とは異なる手段による第2報知を行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
光源ユニットと、
前記光源ユニットに電力を供給する蓄電池と、
前記蓄電池を放電させることで前記蓄電池の点検を実施する制御装置と、
前記点検の点検結果を記憶する記憶部と、
を備え、
前記制御装置は、点検開始のトリガーが発生すると、
前記記憶部に前記蓄電池の異常を示す過去の前記点検結果が記憶されていなければ、前記トリガーに応じて点検を行い、今回の前記点検により前記蓄電池の異常が検出された場合に、前記蓄電池の異常を報知する第１報知を行い、
前記記憶部に前記蓄電池の異常を示す過去の前記点検結果が記憶されていれば、前記第１報知とは異なる手段による第２報知を行うことを特徴とする照明装置。
続きを表示（約 1,300 文字）【請求項２】
光源ユニットと、
前記光源ユニットに電力を供給する蓄電池と、
前記蓄電池を放電させることで前記蓄電池の点検を実施する制御装置と、
前記点検の点検結果を記憶する記憶部と、
を備え、
前記制御装置は、今回の前記点検により前記蓄電池の異常が検出された場合、
前記記憶部に前記蓄電池の異常を示す過去の前記点検結果が記憶されていなければ、前記蓄電池の異常を報知する第１報知を行い、
前記記憶部に前記蓄電池の異常を示す過去の前記点検結果が記憶されていれば、前記第１報知とは異なる手段による第２報知を行うことを特徴とする照明装置。
【請求項３】
光源ユニットと、
前記光源ユニットに電力を供給する蓄電池と、
前記蓄電池を放電させることで前記蓄電池の点検を実施する制御装置と、
を備え、
前記制御装置は、
前記点検により前記蓄電池の異常が検出された場合、前記蓄電池の異常を報知する第１報知を実施し、
前記第１報知を開始した後に前記蓄電池の異常が解消されない場合、前記第１報知とは異なる手段による第２報知を実施することを特徴とする照明装置。
【請求項４】
前記制御装置は、前記点検により前記蓄電池の異常が検出された場合、前記第１報知を実施し、前記第１報知を開始してから前記蓄電池の異常が解消されないまま、予め定められた時間が経過すると、前記第２報知を実施することを特徴とする請求項３に記載の照明装置。
【請求項５】
前記制御装置は、前記点検により前記蓄電池の異常が検出された場合、前記第１報知を実施し、前記第１報知を開始してから前記蓄電池の異常が解消されないまま、人感センサにより人が検出されると、前記第２報知を実施することを特徴とする請求項３に記載の照明装置。
【請求項６】
モニタランプを備え、
前記第１報知と前記第２報知では、点灯または点滅するモニタランプの光色が異なることを特徴とする請求項１から請求項５の何れか１項に記載の照明装置。
【請求項７】
モニタランプを備え、
前記第１報知と前記第２報知では、一定時間内の前記モニタランプの点滅回数が異なることを特徴とする請求項１から請求項５の何れか１項に記載の照明装置。
【請求項８】
前記第１報知と前記第２報知は、異なる音声による報知であることを特徴とする請求項１から請求項５の何れか１項に記載の照明装置。
【請求項９】
前記第１報知と前記第２報知は、異なる文字または画像による報知であることを特徴とする請求項１から請求項５の何れか１項に記載の照明装置。
【請求項１０】
前記点検の点検結果を送信可能な通信部を備え、
前記第１報知と前記第２報知では、前記通信部の通信方式、前記通信部から送信されるデータまたは前記通信部からのデータの送信先が異なることを特徴とする請求項１から請求項５の何れか１項に記載の照明装置。
（【請求項１１】以降は省略されています）
発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、照明装置に関する。
続きを表示（約 1,900 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、発光体と、商用電源からの電力が供給されないときに発光体に電力供給する非常電源と、発光体の発光状態を制御する制御装置と、を備えた照明器具が開示されている。この制御装置は、予め定められた点検間隔時間に達した際に、予め定められた設定時間にわたり、非常電源から供給された電力で発光体を発光させ、非常電源を点検する自動点検モードを実行する。また照明器具は、制御装置による点検結果を報知する報知部を有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２３－１０１１３５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
誘導灯および非常用照明器具では、消防法、建築基準法等で定期的な点検が義務付けされている。特許文献１の照明器具は、ユーザが点検を開始しなくても、自動で定期点検を実施し、その点検結果を報知する。ここで、点検結果が異常であることが報知された場合に、ユーザがその報知に気が付かないことが想定される。この場合、次の点検を実施して、再度、点検結果が異常であることを前回と同じ方法で報知しても、ユーザは報知に気が付かない恐れがある。
【０００５】
本開示は、ユーザが蓄電池の異常に気付き易くすることができる照明装置を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示に係る照明装置は、光源ユニットと、前記光源ユニットに電力を供給する蓄電池と、前記蓄電池を放電させることで前記蓄電池の点検を実施する制御装置と、前記点検の点検結果を記憶する記憶部と、を備え、前記制御装置は、点検開始のトリガーが発生すると、前記記憶部に前記蓄電池の異常を示す過去の前記点検結果が記憶されていなければ、前記トリガーに応じて点検を行い、今回の前記点検により前記蓄電池の異常が検出された場合に、前記蓄電池の異常を報知する第１報知を行い、前記記憶部に前記蓄電池の異常を示す過去の前記点検結果が記憶されていれば、前記第１報知とは異なる手段による第２報知を行う。
【０００７】
本開示に係る照明装置は、光源ユニットと、前記光源ユニットに電力を供給する蓄電池と、前記蓄電池を放電させることで前記蓄電池の点検を実施する制御装置と、前記点検の点検結果を記憶する記憶部と、を備え、前記制御装置は、今回の前記点検により前記蓄電池の異常が検出された場合、前記記憶部に前記蓄電池の異常を示す過去の前記点検結果が記憶されていなければ、前記蓄電池の異常を報知する第１報知を行い、前記記憶部に前記蓄電池の異常を示す過去の前記点検結果が記憶されていれば、前記第１報知とは異なる手段による第２報知を行う。
【０００８】
本開示に係る照明装置は、光源ユニットと、前記光源ユニットに電力を供給する蓄電池と、前記蓄電池を放電させることで前記蓄電池の点検を実施する制御装置と、を備え、前記制御装置は、前記点検により前記蓄電池の異常が検出された場合、前記蓄電池の異常を報知する第１報知を実施し、前記第１報知を開始した後に前記蓄電池の異常が解消されない場合、前記第１報知とは異なる手段による前記第２報知を実施する。
【発明の効果】
【０００９】
本開示に係る照明装置によれば、第１報知とは異なる手段による第２報知により、ユーザが蓄電池の異常に気付き易くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【００１０】
実施の形態１に係る照明装置の斜視図である。
実施の形態１に係る照明装置を分解した状態を示す斜視図である。
実施の形態１に係る照明装置の構成を示すブロック図である。
実施の形態１に係る照明装置の動作を示すフローチャートである。
実施の形態１の変形例に係る照明装置の動作を示すフローチャートである。
実施の形態１に係る報知部の例を示す図である。
実施の形態１に係る報知部の例を示す図である。
実施の形態１に係る報知部の例を示す図である。
実施の形態１に係る報知部の例を示す図である。
実施の形態２に係る照明装置の動作を示すフローチャートである。
実施の形態３に係る照明装置の構成を示すブロック図である。
実施の形態３に係る照明装置の動作を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
（【００１１】以降は省略されています）

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