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公開番号
2025133478
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-11
出願番号
2024031455
出願日
2024-03-01
発明の名称
液体吐出ヘッドおよび記録装置
出願人
京セラ株式会社
代理人
主分類
B41J
2/14 20060101AFI20250904BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】吐出特性に影響を及ぼす可能性を低減すること。
【課題を解決するための手段】
液体吐出ヘッド1は、ノズル21、当該ノズル21に繋がる圧力室31、および、当該圧力室31に繋がる個別流路50を有した複数の吐出部材2と、前記複数の吐出部材2に共通して液体を供給する共通流路300を有した共通流路部材と、を備え、前記個別流路50は、前記共通流路300と接続する開口部51を含んでおり、前記開口部51と前記共通流路300の上面330との間は、液体が位置するための空間Aから構成されている
【選択図】図12
特許請求の範囲
【請求項1】
ノズル、当該ノズルに繋がる圧力室、および、当該圧力室に繋がる個別流路を有した複数の吐出部材と、
前記複数の吐出部材に共通して液体を供給する共通流路を有した共通流路部材と、
を備え、
前記個別流路は、前記共通流路と接続する開口部を含んでおり、
前記開口部と前記共通流路の上面との間は、液体が位置するための空間から構成されている
液体吐出ヘッド。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
断面視したとき、前記開口部と前記共通流路の前記上面との間の距離は、前記共通流路の幅方向の距離よりも大きい
請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項3】
前記吐出部材は、第1面および当該第1面の反対側に位置する第2面を含んでおり、
前記第1面には、前記ノズルが設けられ、
前記第2面には、前記開口部が設けられ、
前記共通流路部材は、前記複数の吐出部材のそれぞれの前記第2面上に位置しており、
前記複数の吐出部材のそれぞれにおいて、前記開口部と前記共通流路の上面との間は、前記空間がそれぞれ構成されている
請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項4】
前記共通流路は、
前記複数の吐出部材のそれぞれに液体を供給するための複数の分岐流路と、
前記複数の分岐流路上に位置しており、かつ、前記複数の分岐流路に共通して液体を供給するための統合流路と、
を有しており、
前記開口部は、前記分岐流路と接続しており、
前記上面は、前記統合流路の上面である
請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項5】
前記分岐流路は、前記統合流路と接続する第1接続口を有しており、
前記統合流路は、前記第1接続口と接続する第2接続口を有しており、
断面視したとき、前記第2接続口の幅は、前記第1接続口の幅と同じ、または、前記第1接続口の幅よりも大きい
請求項4に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項6】
前記分岐流路は、第1分岐流路および第2分岐流路を有しており、
前記第1分岐流路は、前記吐出部材上に位置しており、
前記第2分岐流路は、前記第1分岐流路上に位置しており、
前記第1分岐流路は、前記第2分岐流路と接続する第3接続口を有しており、
前記第2分岐流路は、前記第3接続口と接続する第4接続口を有しており、
断面視したとき、前記第4接続口の幅は、前記第3接続口の幅よりも大きい
請求項5に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項7】
前記分岐流路は、前記統合流路と接続する第1接続口を有しており、
前記統合流路は、前記第1接続口と接続する第2接続口を有しており、
断面視したとき、前記第2接続口の幅は、前記第1接続口の幅よりも大きい
請求項4に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項8】
前記統合流路の高さは、複数の前記分岐流路のそれぞれの高さよりも高い
請求項4に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項9】
前記分岐流路は、
前記統合流路と接続する第1接続口と、
前記開口部と接続する第5接続口と、
を有しており、
断面視したとき、前記分岐流路は、前記第1接続口から前記第5接続口に向かうに従って、幅が小さくなる
請求項4に記載の液体吐出ヘッド。
【請求項10】
前記開口部の平面視における面積は、前記圧力室の断面視における面積よりも小さい
請求項1に記載の液体吐出ヘッド。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、液体吐出ヘッドおよび記録装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、ノズル、ノズルに繋がる圧力室、圧力室上に設けられた圧電素子、圧力室に繋がる個別流路、および、個別流路の開口部に接続する共通流路を備えた液体吐出ヘッドが開示されている。このような液体吐出ヘッドでは、共通流路から個別流路の開口部を介して液体が圧力室に流入する。圧電素子の変位により圧力室に圧力波が生じ、これによりノズルから液体が吐出される。圧力室に生じる圧力波の一部が、個別流路を介して共通流路に伝搬される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-151707号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記従来の液体吐出ヘッドでは、個別流路の開口部と共通流路の上面との間には流路部材が位置しており、共通流路に伝搬された圧力波が個別流路の開口部から流路部材の側面にて反射される可能性があった。流路部材の側面で反射される圧力波は、他の圧力室にも伝搬される可能性があり、液体吐出ヘッドの吐出特性に影響を及ぼす。
【0005】
本発明の目的は、液体吐出ヘッドの吐出特性に影響を及ぼす可能性を低減することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る液体吐出ヘッドは、ノズル、当該ノズルに繋がる圧力室、および、当該圧力室に繋がる個別流路を有した複数の吐出部材と、前記複数の吐出部材に共通して液体を供給する共通流路を有した共通流路部材と、を備え、前記個別流路は、前記共通流路と接続する開口部を含んでおり、前記開口部と前記共通流路の上面との間は、液体が位置するための空間から構成されている。
【発明の効果】
【0007】
本開示の一態様によれば、液体吐出ヘッドの吐出特性に影響を及ぼす可能性を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1の実施形態に係るプリンタを模式的に示す側面図である。
第1の実施形態に係るプリンタを模式的に示す平面図である。
第1の実施形態に係る液体吐出ヘッドを模式的に示す平面図である。
図3に示す液体吐出ヘッドをAから見た図である。
図3に示す液体吐出ヘッドをBから見た図である。
第1の実施形態に係る吐出部材を模式的に示す平面図である。
図6に示す吐出部材をCから見た図である。
図6に示すI-I線に沿った断面図である。
図6に示すII-II線に沿った断面図である。
共通流路部材および共通流路部材を構成する各部材を示す平面図である。(a)は、共通流路部材を示す平面図である。(b)は、第1共通流路部材のみを示す平面図である。(c)は、第2共通流路部材のみを示す平面図である。
図10(a)に示すIII―III線に沿った断面図である。
図4に示すIV―IV線に沿った断面図である。
図12に示す領域Vの断面図である。
第1の実施形態に係る液体吐出ヘッドの構成の一例を示す断面図である。
第1の実施形態に共通流路部材を示す平面図である。
図15に示すV―V線に沿った断面図である。
第2の実施形態に係る液体吐出ヘッドの断面図である。
第3の実施形態に係る液体吐出ヘッドの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
【0010】
なお、以下の説明で用いられる図は模式的なものであり、図面上の寸法比率などは現実のものとは必ずしも一致していない。同一の構成を示す複数の図面同士においても、形状などを誇張するために、寸法比率などは互いに一致していないことがある。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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