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公開番号2025169510
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-14
出願番号2024074231
出願日2024-05-01
発明の名称端子、端子部材および電気機器
出願人京セラ株式会社
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類H01R 13/03 20060101AFI20251107BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】電気抵抗が低下した端子などを実現する。
【解決手段】端子(1)は、コア材(10a)と、コア材を被覆する第1被覆材(10b)と、を有するリードピン(10)と、リードピンに接合されている金属板(20)と、を備え、コア材の電気伝導度は、第1被覆材の電気伝導度よりも高く、リードピンは、長手方向において、第1部位(11)と、第1部位よりも第1被覆材の厚みが厚い第2部位(12)とを有し、金属板は、第1部位に接合されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
コア材と、該コア材を被覆する第1被覆材と、を有するリードピンと、
前記リードピンに接合されている金属板と、を備え、
前記コア材の電気伝導度は、前記第1被覆材の電気伝導度よりも高く、
前記リードピンは、長手方向において、第1部位と、前記第1部位よりも前記第1被覆材の厚みが厚い第2部位とを有し、
前記金属板は、前記第1部位に接合されている、端子。
続きを表示(約 770 文字)【請求項2】
前記第2部位における、前記リードピンの長手方向に直交する方向における前記コア材の厚みは、前記第1部位における、前記方向における前記コア材の厚みよりも大きい、請求項1に記載の端子。
【請求項3】
前記第1部位は、前記金属板と対向する、前記第2部位よりも幅広の面を有している、請求項1または2に記載の端子。
【請求項4】
前記コア材は、銅を含む、請求項1または2に記載の端子。
【請求項5】
前記第1被覆材は、鉄とクロムとの合金、または鉄のいずれかを含む、請求項4に記載の端子。
【請求項6】
前記リードピンは、前記第1被覆材を覆う第2被覆材を更に有し、
前記第2被覆材は、前記第1被覆材よりも高い耐食性を有する、請求項1または2に記載の端子。
【請求項7】
前記金属板は、銅、鉄、または鉄とクロムとの合金の少なくともいずれか1種類を含む、請求項1または2に記載の端子。
【請求項8】
貫通孔を有する蓋体と、
前記貫通孔内に位置する請求項1または2に記載の端子と、
前記端子を前記貫通孔に固定する固定部材と、を備える、端子部材。
【請求項9】
前記端子において、前記第2部位に対して前記第1部位が位置する側を第1側とし、前記第1側とは反対側を第2側とし、
前記固定部材は、前記リードピンの前記第2部位を前記貫通孔に固定し、
前記固定部材の前記第1側の端部と前記第1部位の前記第2側の端部とは間隔を空けている、請求項8に記載の端子部材。
【請求項10】
前記固定部材は、ガラスを含む、請求項8に記載の端子部材。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、端子、当該端子を備える端子部材、および当該端子部材を備える電気機器に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、銅の芯材とFe-Cr合金のジャケット材とからなる複合金属材で構成された導電ピンを備える端子が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
WO2017/006881
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示の一態様は、電気抵抗が低下した端子などを実現する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の課題を解決するために、本開示の一態様に係る端子は、コア材と、該コア材を被覆する第1被覆材と、を有するリードピンと、前記リードピンに接合されている金属板と、を備え、前記コア材の電気伝導度は、前記第1被覆材の電気伝導度よりも高く、前記リードピンは、長手方向において、第1部位と、前記第1部位よりも前記第1被覆材の厚みが厚い第2部位とを有し、前記金属板は、前記第1部位に接合されている。
【発明の効果】
【0006】
本開示の一態様によれば、電気抵抗が低下した端子などを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本開示の実施形態1に係る電気機器の概略を示す図である。
本開示の実施形態1に係る端子部材を例示する斜視図である。
本開示の実施形態1に係る端子部材を例示する断面図である。
本開示の実施形態1に係る端子部材を例示する正面図である。
本開示の実施形態1に係る端子部材を例示する側面図である。
本開示の実施形態2に係る端子部材を例示する断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
〔実施形態1〕
以下、本開示の一実施形態について、詳細に説明する。
【0009】
(電気機器)
図1は、本開示の実施形態1に係る電気機器200の概略を示す図である。電気機器200は、電源300から供給される電力により駆動される機器である。電気機器200は、電気製品に搭載される機器であってもよく、例えば空気調和機または冷蔵庫などに搭載される圧縮機であってもよい。電気機器200の種類は特に限定されない。図1に示すように、電気機器200は、端子部材100と、箱体210と、電気部品220と、を備える。
【0010】
電気部品220は、電気機器200を構成する部品である。電気機器200が圧縮機である場合、電気部品220は、空気を圧縮する機能を有する部品である。
(【0011】以降は省略されています)

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