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公開番号2025132804
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-10
出願番号2024030609
出願日2024-02-29
発明の名称合成樹脂製容器
出願人株式会社吉野工業所
代理人個人,個人,個人
主分類B65D 1/02 20060101AFI20250903BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】内圧の上昇時に容器の安定性(据わり)を良好に維持できる合成樹脂製容器を提供する。
【解決手段】合成樹脂製容器1は、口部2、胴部3及び底部4をこの順に連ねて有し、胴部3は平滑であり、底部4は、接地部4a1を有する底面外周領域4aと、底面外周領域4aの内周縁から底部4の中央に向けて容器内側へ凹む中央凹部4bとを有し、中央凹部4bは、押出ブロー成形によって形成される一文字状の食切部4b1を有し、食切部4b1を除く部分が平滑であり、底面外周領域4aは、食切部4b1に垂直に食切部4b1から一方側に延びる第1垂直線5a上に設けられる第1凹部4a2と、食切部4b1に垂直に食切部4b1から他方側に延びる第2垂直線5b上に設けられる第2凹部4a3とをそれぞれ1つ以上有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
口部、胴部及び底部をこの順に連ねて有し、
前記胴部は平滑であり、
前記底部は、接地部を有する底面外周領域と、前記底面外周領域の内周縁から前記底部の中央に向けて容器内側へ凹む中央凹部とを有し、
前記中央凹部は、押出ブロー成形によって形成される一文字状の食切部を有し、前記食切部を除く部分が平滑であり、
前記底面外周領域は、前記食切部に垂直に前記食切部から一方側に延びる第１垂直線上に設けられる第１凹部と、前記食切部に垂直に前記食切部から他方側に延びる第２垂直線上に設けられる第２凹部とそれぞれ１つ以上有する、合成樹脂製容器。
続きを表示（約 89 文字）【請求項２】
１つの前記第１垂直線及び１つの前記第２垂直線は、前記底部の前記中央を通り前記食切部に垂直な中央垂直直線を構成する、請求項１に記載の合成樹脂製容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は合成樹脂製容器に関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
口部、胴部及び底部をこの順に連ねて有し、胴部が平滑な合成樹脂製容器が知られている（例えば特許文献１参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２３－１７４２９０号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
上記のような合成樹脂製容器は、押出ブロー成形によって形成される一文字状の食切部を底部に有する構成である場合に、胴部が平滑であるだけでなく、底部が食切り部を除く部分において平滑である場合には、合成樹脂製容器の内圧が上昇した時に底部が下側へ変形し、接地部が変形して容器の安定性（据わり）に影響が出る虞がある。
【０００５】
そこで本発明の目的は、内圧の上昇時に容器の安定性（据わり）を良好に維持できる合成樹脂製容器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明の一態様は以下のとおりである。
【０００７】
［１］
口部、胴部及び底部をこの順に連ねて有し、
前記胴部は平滑であり、
前記底部は、接地部を有する底面外周領域と、前記底面外周領域の内周縁から前記底部の中央に向けて容器内側へ凹む中央凹部とを有し、
前記中央凹部は、押出ブロー成形によって形成される一文字状の食切部を有し、前記食切部を除く部分が平滑であり、
前記底面外周領域は、前記食切部に垂直に前記食切部から一方側に延びる第１垂直線上に設けられる第１凹部と、前記食切部に垂直に前記食切部から他方側に延びる第２垂直線上に設けられる第２凹部とをそれぞれ１つ以上有する、合成樹脂製容器。
【０００８】
［２］
１つの前記第１垂直線及び１つの前記第２垂直線は、前記底部の前記中央を通り前記食切部に垂直な中央垂直直線を構成する、［１］に記載の合成樹脂製容器。
【発明の効果】
【０００９】
本発明によれば、内圧の上昇時に容器の安定性（据わり）を良好に維持できる合成樹脂製容器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【００１０】
本発明の第１実施形態の合成樹脂製容器を示す側面図である。
図１の部分拡大図である。
図１に示す合成樹脂製容器の底面図である。
本発明の第２実施形態の合成樹脂製容器を示す側面図である。
図４の部分拡大図である。
図４に示す合成樹脂製容器の底面図である。
【発明を実施するための形態】
（【００１１】以降は省略されています）

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