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公開番号
2025128368
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-02
出願番号
2025102230,2022534659
出願日
2025-06-18,2020-12-08
発明の名称
薬物送達デバイス
出願人
サノフイ
,
SANOFI
代理人
個人
,
個人
主分類
A61M
5/168 20060101AFI20250826BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】デバイスの間違った取り扱いの防止、注射された用量情報、注射デバイスの使用に関する情報を測定する薬物送達デバイスを提供する。
【解決手段】薬物送達デバイスはハウジングと、使用者が薬物送達機構の近位端を押下すると薬剤送達前位置と機械式止め具位置との間を変位可能な薬物送達機構と、薬物送達機構、ハウジングに配設される第1、第2のセンサ素子を含み、薬物送達機構が機械式止め具位置に到達する前にトリガされる用量終了スイッチを含む。薬物送達機構は、使用者が薬物送達機構の近位端を押すのをやめると、第1、第2のセンサ素子がスイッチ位置から離れるように付勢されており、用量終了スイッチがトリガされた時刻と、第1、第2のセンサ素子がスイッチ位置から離れた時刻との間の期間が所定期間未満であるとき、操作と所定の取り扱いスキームとのずれを示すエラーコードを生成するように構成されたコントローラを含む。
【選択図】図13
特許請求の範囲
【請求項1】
薬物送達デバイスであって:
近位端および遠位端を有するハウジングと;
該ハウジング内に少なくとも部分的に設けられ、使用者が薬物送達機構の近位端を押下するとき薬物送達デバイスから薬剤を投薬するために送達前位置と機械式止め具位置との間を変位可能である、薬物送達機構と;
該薬物送達機構が機械式止め具位置に到達する前にトリガされるように構成された用量終了スイッチであって、薬物送達機構上に配設される第1のセンサ素子およびハウジング内に配設される第2のセンサ素子を含む、用量終了スイッチと;
を含み、
該用量終了スイッチは、第1のセンサ素子と第2のセンサ素子との相対運動によって、第1および第2のセンサ素子がスイッチ位置に移動するとき、トリガされるように構成されており、薬物送達機構は、使用者が薬物送達機構の近位端を押すのをやめると、第1および第2のセンサ素子が移動してスイッチ位置から離れるように、機械式止め具位置の反対の近位方向に付勢されており;
該薬物送達デバイスはさらに:
用量終了スイッチがいつトリガされたかを記録し;
用量終了スイッチがトリガされた時刻と、第1および第2のセンサ素子が移動してスイッチ位置340から離れた時刻との間の期間を測定し;
測定された期間が所定の期間未満であるときデバイスの誤った使用を示すエラーコードを生成する
ように構成されたコントローラを含む、前記薬物送達デバイス。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
第1および第2のセンサ素子は、第2のセンサ素子が第1のセンサ素子の遠位縁部を越えて移動するときスイッチ位置に移動する、請求項1に記載の薬物送達デバイス。
【請求項3】
用量終了スイッチは、第1のセンサ素子がスイッチ位置を越えて遠位方向に移動するときトリガされるように構成されている、請求項2に記載の薬物送達デバイス。
【請求項4】
第1のセンサ素子は、コントローラに電気接続される導電ストリップを薬物送達機構上に含む、請求項1から3のいずれか1項に記載の薬物送達デバイス。
【請求項5】
第2のセンサ素子は、コントローラに電気信号を伝送するために導電ストリップを薬物送達機構上のライブストリップに接続するように構成された橋絡接触子を含む、請求項4に記載の薬物送達デバイス。
【請求項6】
橋絡接触子は、金属プレス加工品として形成され、金属プレス加工品の片持ち式部材の端部に配設された接点を含み、前記接点は、ライブストリップをセンサ素子と電気接続するために、それぞれライブストリップおよび第1のセンサ素子に接触するように構成されている、請求項5に記載の薬物送達デバイス。
【請求項7】
第2のセンサ素子は、ハウジングの内面に離間されている2つ以上の橋絡接触子を含む、請求項6に記載の薬物送達デバイス。
【請求項8】
2つ以上の橋絡接触子は、ハウジングの近位端に設けられる、請求項7に記載の薬物送達デバイス。
【請求項9】
薬物送達機構は用量設定構成要素を含み、該用量設定構成要素は、投与予定の薬物用量を設定するためにハウジングに対して回転可能であり;第1のセンサ素子は、用量設定構
成要素の外面に離間された一連の導電ストリップを含む、請求項1から8のいずれか1項に記載の薬物送達デバイス。
【請求項10】
前記用量設定構成要素はさらに、該用量設定構成要素の外面に交互に離間された導電用量符号化ストリップおよびライブストリップを含み、用量符号化ストリップはそれぞれ、コントローラに電気接続されており、橋絡接触子は、コントローラに電気信号を伝送し設定薬物用量を符号化するために用量設定構成要素がハウジングに対して回転すると、用量符号化ストリップをライブストリップに対して接続および接続結解除する、請求項9に記載の薬物送達デバイス。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は薬物送達デバイスに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
ペン型薬物送達デバイスは、正式な医療訓練を受けていない人による注射が常用される場合に利用されている。これは、自己治療によって患者が糖尿病の事実上の管理を行うことが可能な糖尿病患者の間でますます一般的になっている。
【0003】
良好なまたは完璧な血糖管理のためには、達成するべき血糖値に従って各個人に合わせてインスリンまたはインスリングラルギンの用量を調節するべきである。本開示は、注射器、たとえば、手持ち式注射器、特に、ペン型注射器に関し;すなわち、本開示は、複数回用量のカートリッジからの医薬製品の注射によって投与を行う種類の注射器に関する。具体的には、本開示は、このような使用者が用量を設定できる注射器に関する。注射予定の用量は、たとえば、投与量ノブを回し、注射デバイスの用量窓またはディスプレイから実際の用量を観察することによって、注射器で手動選択することができる。
【0004】
インスリンの自己投与を行う使用者は、通常、1国際単位と80国際単位との間を投与する必要がある。用量をモニタリングできるようにするために、たとえば、デバイスの間違った取り扱いを防止するかまたはすでに利用した用量の経過を追うために、たとえば、注射された用量に関する情報など、注射デバイスの状況および/または使用に関する情報を測定することが望ましい。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の原理によれば、薬物送達デバイスであって:近位端および遠位端を有するハウジングと;ハウジング内に少なくとも部分的に設けられ、使用者が薬物送達機構の近位端を押下するとき薬物送達デバイスから薬剤を投薬するために送達前位置と機械式止め具位置との間を変位可能である、薬物送達機構と;薬物送達機構が機械式止め具位置に到達する前にトリガされるように構成された用量終了スイッチであって、薬物送達機構上に配設される第1のセンサ素子およびハウジング内に配設される第2のセンサ素子を含む、用量終了スイッチと;を含み、
用量終了スイッチは、第1のセンサ素子と第2のセンサ素子との相対運動によって、第1および第2のセンサ素子がスイッチ位置に移動するとき、トリガされるように構成されており、薬物送達機構は、使用者が薬物送達機構の近位端を押すのをやめると、第1および第2のセンサ素子が移動してスイッチ位置から離れるように、機械式止め具位置の反対の近位方向に付勢されており;
薬物送達デバイスはさらに:
用量終了スイッチがいつトリガされたかを記録し;用量終了スイッチがトリガされた時刻と、第1および第2のセンサ素子が移動してスイッチ位置から離れた時刻との間の期間を測定し;測定された期間が所定の期間未満であるときデバイスの誤った使用を示すエラーコードを生成する
ように構成されたコントローラを含む、薬物送達デバイスが提供される。
【0006】
薬物送達機構は、薬物送達デバイスから薬剤を投薬するために、ハウジングに対して送達前位置と機械式止め具位置との間を変位可能でよい。
【0007】
前記エラーコードはさらに、デバイスの使用中に送達される薬剤の用量は、薬剤の所定
の用量未満であることを示すことができる。
【0008】
したがって、使用者がデバイスを誤って使用する場合は、前記誤った使用がエラーコードの生成によって記録される。
【0009】
エラーコードは、デバイスの使用中に送達される薬剤の用量が薬剤の所定の用量未満である可能性を使用者に警告することができる。
【0010】
スイッチ位置は、用量終了スイッチのトリガを引き起こす、第1および第2のセンサ素子の任意の位置でよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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