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公開番号
2025134086
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-16
出願番号
2025061581,2021572280
出願日
2025-04-03,2020-06-03
発明の名称
関節リウマチを有する対象における疼痛を治療するための組成物および方法
出願人
サノフィ・バイオテクノロジー
,
リジェネロン・ファーマシューティカルズ・インコーポレイテッド
,
REGENERON PHARMACEUTICALS, INC.
,
ステファノ・フィオーレ
代理人
個人
,
個人
主分類
A61K
39/395 20060101AFI20250908BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】関節リウマチを有する対象における耐えがたい疼痛を治療するための方法および組成物を提供する。
【解決手段】関節リウマチを有する対象における耐えがたい疼痛を治療するための抗IL6受容体抗体の使用を提供する。耐えがたい疼痛を有する対象は、例えば難治性疼痛または厳密な難治性疼痛を有し得る。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
IL-6受容体に特異的に結合する治療有効用量の抗体を投与することを含む、関節リウマチを有する、それを必要とする対象における耐えがたい疼痛(UP)を治療する方法であって、抗体は、相補性決定領域HCDR1、HCDR2、およびHCDR3を含む重鎖可変領域、ならびに相補性決定領域LCDR1、LCDR2、およびLCDR3を含む軽鎖可変領域を含み、
(a)HCDR1は、配列番号3のアミノ酸配列を含み;
(b)HCDR2は、配列番号4のアミノ酸配列を含み;
(c)HCDR3は、配列番号5のアミノ酸配列を含み;
(d)LCDR1は、配列番号6のアミノ酸配列を含み;
(e)LCDR2は、配列番号7のアミノ酸配列を含み;および
(f)LCDR3は、配列番号8のアミノ酸配列を含む
前記方法。
続きを表示(約 550 文字)
【請求項2】
IL-6受容体と特異的に結合する抗体は、配列番号1の重鎖可変領域配列および配列番号2の軽鎖可変領域配列を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
対象は、難治性疼痛(RP)を有する、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
対象は、厳密なRPを有する、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
対象は、治療から24週間後に、視覚的アナログ尺度(VAS)において、40mm未満に至る低下を経験する、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
対象は、治療から52週間後に、VASにおいて、40mm未満に至る低下を経験する、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
対象は、3.2~5.1の疾患活動性スコア(DAS)を有する、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
対象は、5.1を上回るDASを有する、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
抗体は、皮下に投与される、請求項1~8のいずれか1項に記載の方法。
【請求項10】
対象は、約150mgまたは約200mgの用量の抗体を投与される、請求項1~9のいずれか1項に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、2019年6月4日出願の米国仮特許出願シリアル番号第62/857,247号;2019年11月5日出願の米国仮特許出願シリアル番号第62/930,966号、および2020年2月27日出願の欧州特許出願第20305191.7号の利益を主張し、その全開示は、本明細書により参照によって本明細書に組み入れる。
続きを表示(約 1,700 文字)
【0002】
本開示は、関節リウマチを過去にまたは現在有する対象において、耐えがたい疼痛を治療処置する分野に関する。
【背景技術】
【0003】
疼痛は、関節リウマチ(RA)を有する患者にとってのコアセットドメイン(core-set domain)および悩ましい症状であり、また炎症と直接関連し得る。耐えがたい疼痛(UP)レベルは、治療誘発性炎症のコントロール(IC)を受けているにもかかわらず、患者において遷延し、すなわち難治性疼痛(RP)である可能性がある。
【0004】
サリルマブは、1つまたはそれ以上の疾患修飾性抗リウマチ薬(DMARD)に対して応答が不十分または不耐性である、中程度~重度に活動性のRAを有する成人を治療するためのインターロイキン-6受容体アンタゴニストである。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示は、関節リウマチを有する対象における耐えがたい疼痛を治療するための方法および組成物について提示する。様々な実施形態では、対象の治療は、治療有効量のIL-6Rに特異的に結合する抗体を投与することを含む。
【0006】
様々な実施形態では、IL-6受容体と特異的に結合する抗体は、配列番号1の重鎖可変領域配列および配列番号2の軽鎖可変領域配列を含む。
【0007】
様々な実施形態では、抗体は重鎖可変領域(VH)および軽鎖可変領域(VL)を含み、VHは配列番号1の配列内に見出される3つの相補性決定領域(CDR)を含み、VLは配列番号2の配列内に見出される3つのCDRを含む。様々な実施形態では、抗IL-6R抗体またはその抗原結合断片は、3つのHCDR(すなわち、HCDR1、HCDR2およびHCDR3)および3つのLCDR(すなわち、LCDR1、LCDR2およびLCDR3)を含み、HCDR1は配列番号3のアミノ酸配列を含み、HCDR2は配列番号4のアミノ酸配列を含み、HCDR3は配列番号5のアミノ酸配列を含み、LCDR1は配列番号6のアミノ酸配列を含み、LCDR2は配列番号7のアミノ酸配列を含み、LCDR3は配列番号8のアミノ酸配列を含む。
【0008】
様々な実施形態では、抗体はサリルマブである。
【0009】
様々な実施形態では、対象は難治性疼痛を有する。様々な実施形態では、対象は、治療誘発性の炎症をコントロールしているにもかかわらずUPを有する。様々な実施形態では、対象は、対象がDMARDを用いて最初に治療されたときと比較して、炎症が少なくとも約10%、15%、20%、25%、30%、35%、40%、45%、または50%低下したにもかかわらず、UPを有する。様々な実施形態では、対象は、対象がDMAR
Dを用いて最初に治療されたときと比較して、炎症が10%~25%、25%~50%、50%~75%、75%~95%、または75%~100%低下したにもかかわらず、UPを有する。様々な実施形態では、対象は、対象がサリルマブ以外の1つまたはそれ以上のDMARDを用いて最初に治療されたときと比較して、炎症が少なくとも約10%、15%、20%、25%、30%、35%、40%、45%、または50%低下したにもかかわらず、UPを有する。様々な実施形態では、対象は、対象がサリルマブ以外の1つまたはそれ以上のDMARDを用いて治療されたときと比較して、炎症が10%~25%、25%~50%、50%~75%、75%~95%、または75%~100%低下したにもかかわらず、UPを有する。様々な実施形態では、対象は厳密な難治性疼痛(strict refractory pain)を有する。様々な実施形態では、対象は、治療から24週間または52週間後に、視覚的アナログ尺度(VAS)において、40未満に至る低下を経験する。
【0010】
様々な実施形態では、抗体は皮下に投与される。様々な実施形態では、抗体は、1週間毎または2週間毎に投与される。様々な実施形態では、抗体は1週間に1回または2週間に1回投与される。
(【0011】以降は省略されています)
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