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公開番号2025090833
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-17
出願番号2025044176,2023187350
出願日2025-03-19,2018-12-20
発明の名称投与量測定システム
出願人サノフイ,SANOFI
代理人個人,個人
主分類A61M 5/315 20060101AFI20250610BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】投薬された薬剤の投与量を判定する薬剤送達デバイスを提供する。
【解決手段】薬剤送達デバイスは、薬剤リザーバおよび投薬機構を含む。投薬機構は、薬剤リザーバから薬剤を投薬するように軸方向に可動の投薬部材を含む。投与量測定システムは、センサユニットおよびプロセッサを含む。センサユニットは、投薬部材の軸方向変位を測定するように構成される。プロセッサは、投薬部材の測定された軸方向変位に基づいて、薬剤リザーバから投薬された投与量を判定するように構成される。
【選択図】図11B
特許請求の範囲【請求項1】
薬剤送達デバイスのための投与量測定システムであって、該薬剤送達デバイスは、薬剤リザーバと、該薬剤リザーバから薬剤を投薬するように軸方向に可動の投薬部材を含む投薬機構とを含み、該投与量測定システムは:
投薬部材の軸方向変位を測定するように構成されたセンサユニットと;
投薬部材の測定された軸方向変位に基づいて、薬剤リザーバから投薬された投与量を判定するように構成されたプロセッサとを含む、前記投与量測定システム。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
センサユニットは、投薬部材がセンサユニットから離れるように動いて薬剤リザーバから薬剤を投薬するように位置するように構成される、請求項1に記載の投与量測定システム。
【請求項3】
センサユニットは、信号を伝送し、信号が投薬部材から反射されるように構成され、センサユニットは、反射信号を検出するように構成される、請求項1または2に記載の投与量測定システム。
【請求項4】
センサユニットは、伝送部材を含み、信号は、伝送部材を通って伝送され、好ましくは伝送部材は光ガイドを含む、請求項3に記載の投与量測定システム。
【請求項5】
投薬部材は、親ねじを含み、投薬機構は、親ねじを駆動部材に対して軸方向に変位させて薬剤リザーバから薬剤を投薬するように回転するように構成された駆動部材をさらに含む、請求項1~4のいずれか1項に記載の投与量測定システム。
【請求項6】
センサユニットは、駆動部材内で移動する信号を伝送するように構成される、請求項5に記載の投与量測定システム。
【請求項7】
センサユニットは、薬剤送達デバイスと一体化される、請求項1~6のいずれか1項に記載の投与量測定システム。
【請求項8】
センサユニットは、薬剤送達デバイスに取外し可能に取付け可能である、請求項1~6のいずれか1項に記載の投与量測定システム。
【請求項9】
薬剤送達デバイスは、薬剤を投薬するために使用者によって作動可能なアクチュエータを含み、センサユニットは、アクチュエータに取り付けられるように構成される、請求項1~8のいずれか1項に記載の投与量測定システム。
【請求項10】
アクチュエータは、空間を含み、センサユニットは、該空間内に少なくとも部分的に受け入れられるように構成される、請求項9に記載の投与量測定システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、投与量測定システムに関する。本発明はまた、投与量測定デバイス、薬剤送達システム、および薬剤送達デバイスから投薬された薬剤の投与量を判定する方法に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
薬剤の注射による定期的な治療を必要とする様々な疾病が存在する。そのような注射は、医療従事者または患者自身によって適用される注射デバイスを使用して実行することができる。一例として、1型および2型の糖尿病は、たとえば1日1回または数回のインスリン用量の注射によって、患者自身が治療することができる。たとえば、充填済みの使い捨てインスリンペンを注射デバイスとして使用することができる。別法として、再利用可能なペンを使用することもできる。再利用可能なペンでは、空の薬剤カートリッジを新しいものに交換することが可能である。いずれのペンにも1組の一方向針が付随しており、これらの針は使用前に毎回交換される。次いでたとえば、投与量ノブを回して、インスリンペンの用量窓またはディスプレイから実際の用量を観察することによって、注射予定のインスリン用量をインスリンペンで手動で選択することができる。次いで好適な皮膚部分に針を挿入し、インスリンペンの注射ボタンを押下することによって、用量が注射される。インスリン注射を監視すること、たとえばインスリンペンの誤った取扱いを防止すること、またはすでに投与された用量を追跡することが可能になるように、たとえば注射済みインスリン用量の情報など、注射デバイスの状態および/または使用に関係する情報を測定することが望ましい。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の目的は、改善された投与量測定システム、投与量測定デバイス、薬剤送達システム、および薬剤送達デバイスから投薬された薬剤の投与量を判定する方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本発明によれば、薬剤送達デバイスのための投与量測定システムが提供され、薬剤送達デバイスは、薬剤リザーバと、薬剤リザーバから薬剤を投薬するように軸方向に可動の投薬部材を含む投薬機構とを含み、投与量測定システムは:投薬部材の軸方向変位を測定するように構成されたセンサユニットと;投薬部材の測定された軸方向変位に基づいて、薬剤リザーバから投薬された投与量を判定するように構成されたプロセッサとを含む。
【0005】
いくつかの実施形態では、センサユニットは、既存の薬剤送達デバイスの端部に、薬剤送達デバイスの大幅な修正を必要とすることなく取り付けることができる。たとえば、既存の薬剤送達デバイスが親ねじを含む投薬部材を有する場合、センサユニットは、親ねじの軸方向変位を測定するように、たとえば薬剤送達デバイスの近位端に取り付けることができる。
【0006】
センサユニットは、投薬部材がセンサユニットから離れるように動いて薬剤リザーバから薬剤を投薬するように位置するように構成することができる。
【0007】
一実施形態では、センサユニットは、信号を伝送し、前記信号が投薬部材から反射されるように構成され、センサユニットは、前記反射信号を検出するように構成される。一実施形態では、センサユニットは、信号が親ねじの近位向きの面から反射されるように構成
される。
【0008】
一実施形態では、センサユニットは、伝送部材を含み、前記信号は、伝送部材を通って伝送される。したがって、伝送部材は、信号を投薬部材に向かって誘導するのに役立つ。したがって、センサ自体は、投薬部材に近接して位置する必要がない。伝送部材は、光ガイドを含むことができる。
【0009】
一実施形態では、投薬部材は、親ねじを含み、投薬機構は、親ねじを駆動部材に対して軸方向に変位させて薬剤リザーバから薬剤を投薬するように回転するように構成された駆動部材をさらに含む。したがってセンサは、薬剤送達デバイスの径方向寸法を低減させるように、親ねじと軸方向に位置合わせして設けることができる。
【0010】
一実施形態では、センサユニットは、駆動部材内で移動する信号を伝送するように構成される。駆動部材は、駆動スリーブとすることができる。駆動スリーブは、略円筒形の周壁を含むことができる。
(【0011】以降は省略されています)

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