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公開番号2025087387
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-10
出願番号2023202000
出願日2023-11-29
発明の名称車両用照明装置、および車両用灯具
出願人東芝ライテック株式会社
代理人個人,個人
主分類F21S 43/19 20180101AFI20250603BHJP(照明)
要約【課題】スプリングバックによる端子の変形を抑制することができる車両用照明装置、および車両用灯具を提供することである。
【解決手段】実施形態に係る車両用照明装置は、第1の端部の側が板状を呈するハウジングと;前記ハウジングの、前記第1の端部とは反対側の第2の端部から露出する発光素子と;前記発光素子と電気的に接続された配線パターンを有し、前記ハウジングの内部に設けられた基板と;板状を呈し、一方の端部側が前記ハウジングの内部において前記配線パターンと電気的に接続され、他方の端部側が前記ハウジングの前記板状を呈する部分の外側において、前記一方の端部側と対向し、前記他方の端部の近傍が、前記ハウジングに設けられた第1の孔の内部に設けられている端子と;を具備している。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
第１の端部の側が板状を呈するハウジングと；
前記ハウジングの、前記第１の端部とは反対側の第２の端部から露出する発光素子と；
前記発光素子と電気的に接続された配線パターンを有し、前記ハウジングの内部に設けられた基板と；
板状を呈し、一方の端部側が前記ハウジングの内部において前記配線パターンと電気的に接続され、他方の端部側が前記ハウジングの前記板状を呈する部分の外側において、前記一方の端部側と対向し、前記他方の端部の近傍が、前記ハウジングに設けられた第１の孔の内部に設けられている端子と；
を具備した車両用照明装置。
続きを表示（約 400 文字）【請求項２】
前記端子の前記一方の端部側は、前記ハウジングの内部を延び、
前記端子の前記他方の端部側は、前記ハウジングに設けられた第２の孔を介して、前記ハウジングの前記板状を呈する部分の外側に設けられている請求項１記載の車両用照明装置。
【請求項３】
前記端子は、前記第２の孔の近傍において、折り曲げられている請求項２記載の車両用照明装置。
【請求項４】
前記端子の、前記他方の端部の近傍の幅寸法は、前記端子の、前記一方の端部側と対向する部分の幅寸法よりも小さい請求項１～３のいずれか１つに記載の車両用照明装置。
【請求項５】
請求項１記載の車両用照明装置と；
前記車両用照明装置に設けられたハウジングの第１の端部の側が挿入され、前記車両用照明装置に設けられた端子に電気的に接続されるソケット端子と；
を具備した車両用灯具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明の実施形態は、車両用照明装置、および車両用灯具に関する。
続きを表示（約 1,600 文字）【背景技術】
【０００２】
口金を有さないウェッジベース電球が車両用照明装置として用いられている。ウェッジベース電球は白熱電球である。そのため、省電力化、長寿命化などの観点から、ウェッジベース電球は、発光ダイオードなどの発光素子を備えた車両用照明装置と置き換えられるようになってきている。例えば、発光素子が実装された基板と、一対の端子が取り付けられたハウジングと、を備えた車両用照明装置が提案されている。
【０００３】
この様な車両用照明装置を製造する際には、端子の一方の端部を発光素子が実装された基板に接合し、端子の他方の端部側をハウジングに差し込み、ハウジングの外部に露出した端子の他方の端部側をハウジングの側面に倣うように折り曲げている。
ところが、端子を折り曲げた際にスプリングバックが発生する。スプリングバックによる端子の変形が大きくなると、車両用照明装置を車両用灯具のソケットに装着し難くなるおそれがある。
【０００４】
そこで、スプリングバックによる端子の変形を抑制することができる技術の開発が望まれていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００５】
特開２０１３－１０５６５２号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００６】
本発明が解決しようとする課題は、スプリングバックによる端子の変形を抑制することができる車両用照明装置、および車両用灯具を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
実施形態に係る車両用照明装置は、第１の端部の側が板状を呈するハウジングと；前記ハウジングの、前記第１の端部とは反対側の第２の端部から露出する発光素子と；前記発光素子と電気的に接続された配線パターンを有し、前記ハウジングの内部に設けられた基板と；板状を呈し、一方の端部側が前記ハウジングの内部において前記配線パターンと電気的に接続され、他方の端部側が前記ハウジングの前記板状を呈する部分の外側において、前記一方の端部側と対向し、前記他方の端部の近傍が、前記ハウジングに設けられた第１の孔の内部に設けられている端子と；を具備している。
【発明の効果】
【０００８】
本発明の実施形態によれば、スプリングバックによる端子の変形を抑制することができる車両用照明装置、および車両用灯具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
本実施の形態に係る車両用照明装置を例示するための模式斜視図である。
車両用照明装置の模式分解図である。
発光部、および接続部を例示するための模式斜視図である。
（ａ）～（ｅ）は、一対の端子の折り曲げ加工を例示するための模式工程図である。
図２におけるハウジングをＺ方向から見た場合の模式図である。
（ａ）～（ｃ）は、ブランク材の先端近傍を例示するための模式図である。
他の実施形態に係る発光部を例示するための模式斜視図である。
本実施の形態に係る車両用灯具を例示するための模式図である。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
以下、図面を参照しつつ、実施の形態について例示をする。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
また、各図中における矢印Ｘ、Ｙ、Ｚは、互いに直交する三方向を表している。例えば、Ｚ方向は、車両用照明装置１を、車両用灯具１００に設けられたソケット１０１から引き抜く方向としている。Ｘ方向は、ハウジング４０の挿入部４２の幅方向としている。Ｙ方向は、ハウジング４０の挿入部４２の厚み方向としている。
（【００１１】以降は省略されています）

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