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公開番号2025087357
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-10
出願番号2023201951
出願日2023-11-29
発明の名称車両用照明装置、および車両用灯具
出願人東芝ライテック株式会社
代理人個人,個人
主分類F21S 45/48 20180101AFI20250603BHJP(照明)
要約【課題】発光モジュールにおいて発生した熱を効率良くソケットに伝えることができる車両用照明装置、および車両用灯具を提供することである。
【解決手段】実施形態に係る車両用照明装置は、放熱フィンを有するソケットと;前記ソケットの、前記放熱フィンが設けられる側とは反対の端部側に設けられ、発光素子を有する発光モジュールと;前記発光モジュールと、前記ソケットと、の間に設けられ、前記発光モジュールが接着される座部と、前記ソケットに設けられた孔の内部を延びる導熱部と、を有する伝熱部と;前記導熱部と、前記ソケットの前記孔の内壁と、の間に設けられ、熱伝導グリスを含む熱伝導層と;を具備している。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
放熱フィンを有するソケットと;
前記ソケットの、前記放熱フィンが設けられる側とは反対の端部側に設けられ、発光素子を有する発光モジュールと;
前記発光モジュールと、前記ソケットと、の間に設けられ、前記発光モジュールが接着される座部と、前記ソケットに設けられた孔の内部を延びる導熱部と、を有する伝熱部と;
前記導熱部と、前記ソケットの前記孔の内壁と、の間に設けられ、熱伝導グリスを含む熱伝導層と;
を具備した車両用照明装置。
続きを表示(約 310 文字)【請求項2】
前記導熱部は、側面に設けられた凸部を有し、
前記凸部の角部が、前記ソケットの前記孔の前記内壁に食い込んでいる請求項1記載の車両用照明装置。
【請求項3】
前記発光モジュールと、前記座部と、の間に設けられた、前記熱伝導層、または、接着層をさらに具備した請求項1または2に記載の車両用照明装置。
【請求項4】
前記導熱部は、前記放熱フィンに設けられた前記孔の内部を延びている請求項1または2に記載の車両用照明装置。
【請求項5】
請求項1記載の車両用照明装置と;
前記車両用照明装置が取り付けられる筐体と;
を具備した車両用灯具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、車両用照明装置、および車両用灯具に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
省エネルギー化や長寿命化などの観点から、フィラメントを有するランプを備えた車両用照明装置に代えて、発光ダイオードなどの発光素子を備えた車両用照明装置の普及が進んでいる。この様な車両用照明装置は、ソケットと、ソケットの一方の端部側に設けられた発光モジュールと、を備えている。発光モジュールは、例えば、基板と、基板の上に設けられた発光素子と、を備えている。
【0003】
ここで、車両用照明装置を点灯させた際に、発光素子に電流が流れると、発光素子から光が照射されるとともに、発光素子において熱が発生する。また、車両用照明装置の場合には、車両用照明装置が設けられる雰囲気の温度が85℃程度になる場合がある。そのため、車両用照明装置を点灯させた際に、発光素子の温度が高くなり過ぎて、発光素子の温度が最大ジャンクション温度を超えるおそれがある。発光素子の温度が最大ジャンクション温度を超えると、発光素子が故障したり、発光素子から照射される光の光束が低下したりする場合がある。
【0004】
そのため、発光モジュール(基板)と、ソケットとの間に、金属から形成された伝熱部を設ける技術が提案されている。この場合、伝熱部の、ソケットの内部に設けられる部分を長くして、発光モジュールにおいて発生した熱をソケットの広い範囲に伝達させる技術が提案されている。
【0005】
しかしながら、近年においては、車両用照明装置の高光束化が求められており、発光素子に流れる電流が増加する傾向にある。発光素子に流れる電流が増加すると、発光モジュールにおいて発生する熱が増加することになる。
そこで、発光モジュールにおいて発生した熱を効率良くソケットに伝えることができる技術の開発が望まれていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2016-195099号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明が解決しようとする課題は、発光モジュールにおいて発生した熱を効率良くソケットに伝えることができる車両用照明装置、および車両用灯具を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
実施形態に係る車両用照明装置は、放熱フィンを有するソケットと;前記ソケットの、前記放熱フィンが設けられる側とは反対の端部側に設けられ、発光素子を有する発光モジュールと;前記発光モジュールと、前記ソケットと、の間に設けられ、前記発光モジュールが接着される座部と、前記ソケットに設けられた孔の内部を延びる導熱部と、を有する伝熱部と;前記導熱部と、前記ソケットの前記孔の内壁と、の間に設けられ、熱伝導グリスを含む熱伝導層と;を具備している。
【発明の効果】
【0009】
本発明の実施形態によれば、発光モジュールにおいて発生した熱を効率良くソケットに伝えることができる車両用照明装置、および車両用灯具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施の形態に係る車両用照明装置を例示するための模式斜視図である。
図1における車両用照明装置のA-A線断面図である。
他の実施形態に係る車両用照明装置を例示するための模式断面図である。
図3における車両用照明装置のB-B線断面図である。
車両用灯具を例示するための模式部分断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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