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公開番号
2025004506
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-15
出願番号
2023104232
出願日
2023-06-26
発明の名称
ガイド光照射装置
出願人
株式会社トプコン
代理人
個人
主分類
F21S
2/00 20160101AFI20250107BHJP(照明)
要約
【課題】簡潔な構成で、光量の低下が抑止され広範囲の照射が可能なガイド光照射装置を提供する。
【解決手段】ガイド光照射装置のガイド光照射光学系が複数の光源12a,12b,12cを含み、該光源は広帯域の光を発する広帯域光源であり、前記複数の光源の光軸13a,13b,13cは、鉛直又は水平な同一平面内に配設され、前記各光軸上に照射レンズ14a,14b,14c及び該照射レンズと前記光源との間に分光板15が設けられ、該分光板には発色要素17が形成され、該発色要素は分光特性が異なる少なくとも2つの領域17a,17bを有し、該領域の境界は前記平面内に含まれ、前記分光板及び前記光源は前記照射レンズの焦点位置近傍に位置する様に構成され、前記複数の光源から発せられる光は該領域によって色付けされて、前記照射レンズより照射されて集合され、少なくとも2色の光を含むガイド光として照射される様構成された。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
測設作業者に視準方向を示す為のガイド光を照射するガイド光照射装置であって、該ガイド光照射装置のガイド光照射光学系が複数の光源を含み、該光源は広帯域の光を発する広帯域光源であり、前記複数の光源の光軸は、鉛直又は水平な同一平面内に配設され、前記各光軸上に照射レンズ及び該照射レンズと前記光源との間に分光板が設けられ、該分光板には発色要素が形成され、該発色要素は分光特性が異なる少なくとも2つの領域を有し、該領域の境界は前記平面内に含まれ、前記分光板及び前記光源は前記照射レンズの焦点位置近傍に位置する様に構成され、前記複数の光源から発せられる光は該領域によって色付けされて、前記照射レンズより照射されて集合され、少なくとも2色の光を含むガイド光として照射される様構成されたガイド光照射装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記光源は、可視光の白色光を発する白色LEDである請求項1に記載のガイド光照射装置。
【請求項3】
前記分光板は、透明基板に前記発色要素が形成された請求項1に記載のガイド光照射装置。
【請求項4】
前記分光板は、反射板の反射面に前記発色要素が形成された請求項1に記載のガイド光照射装置。
【請求項5】
前記分光板は、複数の前記光源からの光が透過する長矩形形状とし、短辺方向で領域を2分割し、分割部分に異なる分光特性を有する発色要素を設けて2つの領域を形成し、該2つの領域によって透明基板の長手方向に延在する境界が形成され、該境界が前記平面内に含まれる様に構成される請求項3に記載のガイド光照射装置。
【請求項6】
前記分光板は、複数の前記光源の光軸上に該光源に対応させて設けられた小分光板からなり、該小分光板に少なくとも2つの領域を形成し、各領域に異なる分光透過率を有する発色要素を設け、領域の境界が前記平面に含まれる様構成した請求項3に記載のガイド光照射装置。
【請求項7】
前記光源の光軸相互を照射する光が拡大する方向に所定角度に傾斜させた請求項5又は請求項6に記載のガイド光照射装置。
【請求項8】
前記光源の光軸上に配設された前記照射レンズ、小分光板、及び前記光源により、ガイド光照射ユニットが構成され、前記ガイド光照射光学系は、複数のガイド光照射ユニットから成り、1つのガイド光照射ユニットは前記視準方向と平行な基準光軸を有し、他のガイド光照射ユニットの光軸は前記基準光軸に対して照射する光が拡大する方向に所定角度に傾斜する様設けられた請求項1に記載のガイド光照射装置。
【請求項9】
前記光源の光軸上に配設された前記照射レンズ、小分光板、及び前記光源により、ガイド光照射ユニットが構成され、前記ガイド光照射光学系は、5つのガイド光照射ユニットから成り、1つのガイド光照射ユニットは前記視準方向と平行な基準光軸を有し、該基準光軸を含む鉛直平面内に該基準光軸に関し上下対称に2つのガイド光照射ユニットが設けられ、前記基準光軸を含む水平平面内に該基準光軸に関し左右対称に2つのガイド光照射ユニットが設けられ、前記5つのガイド光照射ユニットから射出された光の集合でガイド光が形成され、該ガイド光に前記鉛直平面に含まれる境界及び前記水平平面に含まれる境界が形成される様、前記小分光板のそれぞれを領域分けし、該領域に発色要素を形成した請求項1に記載のガイド光照射装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、測設作業者を誘導する為のガイド光を照射するガイド光照射装置に関するものである。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
測設作業に於いて、測設作業者を誘導する為の装置としてガイド光を照射するガイド光照射装置が知られている。
【0003】
ガイド光は、視準軸を境界として左右で異なる色とされ、測設点に向けて照射される。測設作業者はガイド光を視認し、色を識別することで移動方向を判断し、左右の色の境界位置に移動することで、測設点に誘導される。
【0004】
従来、ガイド光照射装置は、相対向して配設された光源、及び直角ミラーを有している。2つの光源は異なる色の光を発し、光は直角ミラーの直交する2つの反射面に入射される。反射面で反射された2色の光は、境界を有するガイド光として射出される。尚、ガイド装置としては、特許文献1に示されるものがある。
【0005】
従来のガイド光照射装置では、2つの色の異なる光源、及び直角ミラーが必要であり、部品数が多く且つ光源は相対向して設けられるので、占有スペースが大きくなる。更に、2つの光源、直角ミラーの位置合せ作業が煩雑となっていた。
【0006】
又、測設作業に於いて、ガイド光の照射範囲の拡大が望まれる場合がある。例えば、測設作業地に高低差がある場では、作業者がガイド光を見失わない様、上下方向に、ガイド光の照射範囲を拡大することが作業性の向上に寄与する。
【0007】
従来、ガイド光の照射範囲を上下拡大するものとして、特許文献1、特許文献2に示されるものがある。
【0008】
特許文献1には、2色の光が合成されたガイド光を照射する照射機を複数用い、照射機の照射方向の角度を変えることで照射範囲を広げていることが開示されており、特許文献2ではシリンドリカルレンズによって光束を上下方向に拡散させることが開示されている。
【0009】
従来の複数の照射機を用いるもので、部品数が更に増え構造が複雑となり、更に照射機間の位置調整も必要となる。又、シリンドリカルによって光束を上下方向に拡散させる場合、光量が低下し、遠方での作業に於いて視認性が低下するという問題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
特開2020-165839号公報
特開2015-40831号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
(【0011】以降は省略されています)
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