TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025081619
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-27
出願番号2025027772,2023187498
出願日2025-02-25,2022-10-11
発明の名称面発光装置、表示装置、面発光装置の製造方法、および面発光装置用封止部材シート
出願人大日本印刷株式会社
代理人個人,個人
主分類F21S 2/00 20160101AFI20250520BHJP(照明)
要約【課題】製造時等における反りの発生を防止し、面発光装置の製造時の歩留まりを向上させることが可能な面発光装置を提供する。
【解決手段】発光ダイオード素子を封止するための封止部材と、上記封止部材の上記発光ダイオード基板とは反対側の面に配置された発泡防止層と、上記発光ダイオード基板の上記発光ダイオード素子が配置されている側の面における上記発光ダイオード素子の実装領域以外の領域には、反射層が配置された、面発光装置であって、上記封止部材が、ポリエチレン系樹脂をベース樹脂として有し、コア層と、上記コア層の少なくとも一方の面側に配置されたスキン層と、を有し、上記封止部材の上記発光ダイオード基板側に上記スキン層が配置され、上記スキン層の融点が50℃以上100℃以下であり、上記発泡防止層の厚みが35μm以上であり、上記発泡防止層を構成する材料の弾性率が、500MPa以上である、面発光装置を提供する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
支持基板、および前記支持基板の一方の面側に配置された発光ダイオード素子を有する発光ダイオード基板と、
前記発光ダイオード素子を封止するための封止部材と、
前記封止部材の前記発光ダイオード基板とは反対側の面に配置された発泡防止層と、
前記発光ダイオード基板の前記発光ダイオード素子が配置されている側の面における前記発光ダイオード素子の実装領域以外の領域には、反射層が配置された、面発光装置であって、
前記封止部材が、ポリエチレン系樹脂をベース樹脂として有し、コア層と、前記コア層の少なくとも一方の面側に配置されたスキン層とを有し、
前記封止部材の前記発光ダイオード基板側に前記スキン層が配置され、前記スキン層の融点が50℃以上100℃以下であり、
前記発泡防止層の厚みが35μm以上であり、
前記発泡防止層を構成する材料の弾性率が、500MPa以上である、面発光装置。
続きを表示(約 120 文字)【請求項2】
前記発泡防止層を構成する材料の融点が、140℃以上である、請求項1に記載の面発光装置。
【請求項3】
前記発泡防止層を構成する材料が、ランダムポリプロピレンである、請求項1または請求項2に記載の面発光装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、面発光装置、それを用いた表示装置、上記面発光装置の製造方法、および面発光装置用封止部材シートに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
近年、表示装置の分野においては、より高画質な表示が求められている。発光ダイオード素子を用いた表示装置は、輝度が高くコントラストを高くすることができるといった利点を有することから、注目されており、開発が進められている。なお、以下の説明において「発光ダイオード」を「LED」と称して説明する場合がある。例えば、液晶表示装置に用いられるバックライトとして、LED素子を用いたバックライトの開発が進められている。上記バックライトは、ミニLEDバックライトとも称される。
【0003】
ここで、LEDバックライトは、直下型方式とエッジライト型方式とに大別される。スマートフォン等の携帯端末等の中小型の表示装置においては、通常、エッジライト方式のLEDバックライトが用いられることが多いが、明るさ等の観点から、直下型方式のLEDバックライトを用いることが検討されている。一方、大画面液晶テレビ等の大型の表示装置においては、多くの場合、直下型方式のLEDバックライトが用いられる。
【0004】
直下型方式のLEDバックライトは、基板に複数のLED素子が配置された構成を有している。このような直下型方式のLEDバックライトでは、複数のLED素子を独立して制御することにより、表示画像の明暗に合わせてLEDバックライト各領域の明るさを調整する、いわゆるローカルディミングを実現することができる。これにより、表示装置の大幅なコントラスト向上および低消費電力化を図ることが可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
国際公開2013/018902号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
直下型方式のLEDバックライト等の面発光装置においては、輝度ムラの抑制等の観点から、LED素子の上方に拡散板や透過反射板(以下、拡散部材)を配置している。輝度ムラを抑制するために、LED素子と拡散部材とを離して配置する必要がある。そのため、従来では、LED素子と拡散部材との間を所定の間隔に維持するためにピンやスペーサが配置されている(例えば特許文献1)。図12(a)は、支持基板62上のLED素子63と拡散部材66との間の距離dを確保するために、ピン65を配置した従来のLEDバックライト60である。図12(b1)は、支持基板62と拡散部材66との間にスペーサ67を配置した従来のLEDバックライト61であり、図12(b2)はスペーサ67の概略平面図である。
【0007】
このように、ピンやスペーサを配置した場合には、LED素子から出射された光がピンやスペーサによって遮られたり、反射されたりすることで、輝度ムラが生じてしまう場合がある。そのため、例えば特許文献1では透過反射板の上方に更に拡散板等を配置する必要があり、モジュールの薄膜化が困難であった。このように、従来の面発光装置では、輝度の面内均一化と薄型化とを同時に実現するのが困難であるという問題点がある。
【0008】
このような課題を解決するために、LEDを支持するLED支持基板と拡散部材との間に、光拡散性を有する封止部材を配置することも考えられる。これにより、輝度の面内均一性を向上させつつ、薄型化を図ることが可能となり、上記問題点を解決できる可能性がある。しかしながら、上記LED支持基板と封止部材とを具備する面発光装置においては、製造時等において、反りが発生する場合があるといった課題が生じる可能性がある。
【0009】
本開示は、上記課題に鑑みてなされたものであり、製造時等における反りの発生を防止し、面発光装置の製造時の歩留まりを向上させることが可能な面発光装置を提供することを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記目的を達成するために、本開示では、発光ダイオード素子を封止する封止部材と、上記封止部材上に配置され、線膨張係数が、-15×10
-6
/℃以上10×10
-6
/℃以下の範囲内である、反り防止層と、を有する、面発光装置用封止部材シートを提供する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
照明器具
4か月前
個人
LED光源基盤
3か月前
個人
気泡を用いた遊具。
1か月前
株式会社遠藤照明
照明器具
4か月前
株式会社遠藤照明
照明器具
8日前
日本船燈株式会社
照明装置
4か月前
瀧住電機工業株式会社
ダクトレール
2か月前
国楽(香港)有限公司
照明器具
4か月前
日本光機工業株式会社
光源装置
4か月前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
2か月前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
4か月前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
3か月前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
3か月前
株式会社小糸製作所
描画用灯具
2か月前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
7日前
常盤電業株式会社
表示機
3か月前
株式会社オカムラ
間仕切り装置
2か月前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
1か月前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
1か月前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
1か月前
株式会社小糸製作所
車両用灯具
1か月前
株式会社小糸製作所
車両用前照灯
4か月前
株式会社小糸製作所
車両用前照灯
4か月前
株式会社小糸製作所
車両用前照灯
4か月前
シャープ株式会社
照明装置
2か月前
株式会社大林組
照明
3か月前
シャープ株式会社
照明装置
1か月前
トキコーポレーション株式会社
照明器具
7日前
日本精機株式会社
照明装置及び表示装置
4か月前
シャープ株式会社
照明装置
1か月前
チームラボ株式会社
照明装置
2か月前
スタンレー電気株式会社
車両用灯具
2か月前
市光工業株式会社
車両用灯具
15日前
市光工業株式会社
車両用灯具
3か月前
市光工業株式会社
車両用灯具
1日前
株式会社小糸製作所
乗物用灯具
2か月前
続きを見る